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槍ヶ岳で見た高山植物~その3

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7月24日から26日にかけて山友と2人で槍ヶ岳(標高3,180m)に登ってきました。その時、観察した高山植物の紹介を続けてきましたが、3回目の今回で一区切りを付けたいと思います。
前の職場で採用同期生であった山友との二人三脚は、気心も知れていて思い出深い山行となりました。しかし、槍ヶ岳登山は、既に定年退職している私にとっては、一人ではなかなか決断することが出来ない厳しい山行だと思っていました。たまたま誘ってくれた一言が背中を押してくれて、躊躇していた第一歩を踏み出すことが出来ました。彼がいなければ登頂することはなかったでしょう。
昨年の甲斐駒ケ岳(標高2,967m)と仙丈ケ岳(標高3,033m)を一緒に登ってから、本当に良いパートナーになったと思います。お陰で山登りの楽しみが増えてきましたし、これからも続けて色々な山にアタックしていきたいと思っています。
さて、今回最初に紹介するのは、槍ヶ岳に近い稜線の下で撮影したオンタデの花です。この辺りにはたくさんの高山植物が咲いていて、目を楽しませてくれるお花畑になっていました。
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草むらの中の岩陰に、青紫色の可愛い花を見つけました。ミヤマリンドウです。山頂ばかり見て登っていたら、間違いなく見落としていたことでしょう。山登りの時には、足元にも目を配ることが必要です...。(^^;;
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槍ヶ岳のお花畑にはたくさんの高山植物が咲いていました。その全てを一度に紹介できませんから、今回まで3回に分けてアップしてきました。でも、それでも全部紹介しきれないほどです。これはミヤマダイコンソウです。黄色い花がよく目立ちますが、円形の大きな葉を広げているところが特徴的です。すぐ右脇に咲いている花はチングルマですね。
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砂礫地帯では、このイワツメクサがよく目につきました。細い葉を広げて群生していますが、白い花弁も葉と同じように細いところが面白いです。でも、1枚1枚の花弁は基部近くまで深く割れていますから、細い花弁が10枚もあるように見えてしまうのです。
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肉厚の葉の上に黄色い花を咲かせていたイワベンケイです。これも、標高が高くならないと見かけることがない高山植物ですね。その直ぐ奥に固まって咲いているのが、上で紹介したイワツメクサになります。
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こちらはタカネツメクサになります。上で紹介したイワツメクサに比べると、葉が太目です。また、5枚の花弁もイワツメクサのように深く裂けていませんから、その形状は明らかに異なりますね。イワツメクサに比べると、見かけることは少なかったように思います。
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岩陰に咲いていたイワギキョウです。撮影したこの花は、そんなに大きな群落を形成していませんが、槍ヶ岳山荘の近くでは、とても大きな群落を見ることが出来ました。
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槍ヶ岳山荘を出て、これから槍ヶ岳山頂直下の岩場に取り付こうと足を進めていったところ、その直前で見付けたミヤマオダマキの花です。
山の雰囲気を入れて撮影するのに、ちょうど良い場所に咲いていてくれました。
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槍ヶ岳の頂上アタックのために取り付いた岩稜で撮影したシコタンソウです。この花は初見になると思います。写真ではよく分からないと思いますが、花弁の中に薄いオレンジ色の水玉模様がある、見た目に可愛い花でした。
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続いてスミレの仲間を2種紹介します。いずれも黄色い花を咲かせるスミレで、とてもよく似ていますがその違いを見てください。初めはタカネスミレです。葉の表面に光沢があるところが特徴です。
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次に見ていただくこのスミレは、キバナノコマノツメになります。上の写真のタカネスミレに比べると、葉に光沢がないことが分かると思います。数年前に八ヶ岳に登った時、このキバナノコマノツメの大群落を見てビックリしましたが、ここでは見つけたのがラッキーでした。
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続いてクワガタソウの仲間を2種紹介します。初めはヒメクワガタです。花はとても小さく、直径は5~7mmくらいしかありませんから、花畑の中では目立ちません。うっかりすると見落としてしまいそうです。
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こちらは濃いピンク色の花を咲かせていたミヤマクワガタです。雄しべと雌しべが長く伸びていて、独特の花姿をしていますね。この花もそんなに大きいわけではなく、直径は7~9mmくらいです。
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なんだぁ~タンポポかと思われてしまいがちですが、標高2,500mを超える高山に咲いていたミヤマタンポポです。平地で普通に見られるセイヨウタンポポとかカントウタンポポなどとは違います。....でも、どこが違うのかと言われると???
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槍ヶ岳の山頂直下の険しい岩場に咲いていたミヤマタネツケバナです。奇数羽状複葉という小葉をたくさんつけているところが特徴的なアブラナ科の高山植物です。
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こちらも上の写真のミヤマタネツケバナと同じような花を咲かせていますが、花柄が長いところと葉の形が違います。ミヤマタネツケバナと同じアブラナ科の高山植物になりますが、これはクモマナズナになると思います。
by coffeeto1 | 2016-08-18 06:00 | 植物

槍ヶ岳で見た高山植物~その2

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山友と2人で槍ヶ岳に登ってきました。私的には山登りの楽しさもさることながら、高山植物をたくさん観察してカメラに収め、こうしてブログで紹介できますから、二重の楽しみをさせてもらったと感じています。槍ヶ岳登山自体が大変だと聞いていましたから、果たして無事に登頂できるであろうかと、事前に少しは心配もありました。でも、実際に足を運んでみたら高山植物たちの歓迎を受けて、そんな心配も杞憂に終わったように思います。
ただ、今回の山行で私が困ったのは、高山植物を見つけて撮影していると、先を行く山友の歩くペースに追いつくのが大変であったということです。撮影している時は、休憩を取っているようなものですから文句も言えませんが、それでも遅れを取り戻そうとピッチを上げて追いつくには、かなりシンドイものがありました。
ところで、これはタカネヤハズハハコになります。ハァハァと息をつきながら急登にさしかかった時、ふと顔を上げたらこの肉厚の葉が目に留まりました。名前も分かりませんからすかさず撮影して、後から調べることにしました。図鑑を見て名前が分かりましたが、ピンク色の花が咲くのかと思っていたのに、タカネヤハズハハコは蕾の時だけこのように色付くものであるようです。
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何年か前に白馬岳に登ってきましたが、大雪渓の上で見たあの花畑は、今でも忘れることが出来ません。あの広大で見事な花畑には敵いませんが、槍ヶ岳に広がる花畑もなかなか見応えがありました。
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白馬岳の花畑に咲いていたハクサンイチゲの大群落は今でも鮮明に記憶に残っていますが、ここのハクサンイチゲもとても綺麗に見えました。ここではハクサンイチゲの隣にイワツメクサが遠慮気味に花を咲かせていました。
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この群落はヤマブキショウマです。高山植物というより、低山帯から高山帯まで生えている山野草ですが、低山に比べて標高の高いここでは、草丈は30cmほどしかありませんでした。
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こちらはゴゼンタチバナです。初夏の山ではとてもたくさん咲いている風景を見ることもありますが、ここでは花期を過ぎていたせいか、とても数が少ないと思える状況でした。
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森林帯を抜け、岩がゴロゴロした登山道を登って行くと、暫くしてたくさんの高山植物が観察できるようになります。山肌を緑の葉で覆ったチングルマが、白くて可憐な花を一斉に咲かせていました。見応えのある眺めです。
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面白いもので、たくさんの花を咲かせているチングルマがある一方で、あまり離れていない所では、既に花が咲き終えて、こんな果穂を並べているチングルマの姿もありました。
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今回は、山登りがメインになりますから、撮影に使用したカメラはオリンパスの SP-100EE というコンパクトデジタルカメラです。普段はミラーレス一眼の OM-D シリーズを使用していますが、このコンデジは換算24-1,200mmの撮影が出来るうえ、近接撮影もできておまけに軽量ですから、山登りではこれ1台ですべての撮影を賄っています。
そのカメラで撮影した、こちらはバラ科のミヤマキンバイの花になります。
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ミヤマキンバイは、キジムシロの仲間の高山植物になります。黄色い花を咲かせて綺麗ですが、同じような花姿のシナノキンバイやミヤマダイコンソウとの識別は葉の形に注目するとよく分かります。ミヤマキンバイの葉は、小葉が3つ付きますからこれに注目すると識別できます。
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こちらはシナノキンバイです。キンポウゲ科の高山植物で、葉は3出複葉で切れ込みが深いですから、ミヤマキンバイの葉とは明らかに違います。ミヤマダイコンソウの葉は直径が10cmほどもあります。
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標高が高くなると、このアオノツガザクラが見られるようになりました。葉の形がツガ(栂)の木のような形をしていて、花の色が緑色味のあるクリーム色をしているところが特徴ですね。
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こちらはまだ花が咲いていませんが、蕾の状態でも総苞が暗紫色であるところから、クロトウヒレンであると分かります。
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こちらも高山植物の定番であるコケモモです。やはり標高の高い岩稜地や砂礫地に群生していますが、ここではゴゼンタチバナも一緒に咲いていました。
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コケモモは、花が終わると赤い実を結実しますが、これが甘くて美味しいのです。以前、富士山の奥庭荘の水場で野鳥観察した時に、よくコケモモジャムを買ってきたのが思い出されます。
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コケモモの花は、よく似たコメバツガザクラと同じようで識別が難しいですが、コメバツガザクラの葉はもう少し細くて、3枚の葉が対生しますから、そこが識別ポイントになります。
by coffeeto1 | 2016-08-17 06:00 | 植物

槍ヶ岳で見た高山植物~その1

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前回は、山友と2人で北アルプスの槍ヶ岳(標高3,180m)に登頂してきた結果について紹介しました。梅雨明け直後の一番気候が安定している時に登頂してこようと、その期日を7月24日から26日と決めました。いつもの年なら7月21日か22日頃には梅雨明けとなりますから、ベストの日程と意気込んでいました。ところが今年は例年より梅雨明けが遅れ、7月28日にやっと梅雨明けとなりましたから、梅雨のさなかの登頂ということになってしまいました。
しかし、季節はちょうど高山植物が賑やかな、見頃の時期にあたりますから山行途中にとてもたくさんの高山植物を観察することができました。写真もたくさん撮影してきましたがその整理がなかなか進まず、また、どうやって紹介していこうか色々と考えあぐねていましたが、結局、悩まずに撮影した順に紹介していくことにしました。一部順番を入れ替えたものもありますが、概ね撮影順に紹介します。
まず最初はミヤマホツツジです。雌しべが長く伸びて、上にクルッと曲がっていますから、まるでゾウさんの鼻のような形状ですね。
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次に紹介するのがイワオトギリです。ただし、オトギリソウの仲間にもいろいろあって、その識別には自信がありません。ただ、撮影した地点が標高2,000mほどのところでしたから、高山植物のイワオトギリであろうと推測した次第です。(間違っていたらご指摘をお願いいたします。)
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こちらはズダヤクシュです。低山では既に花期は終わっていますから、1ヶ月くらい遅れていることになるでしょうか。この辺りは標高が高く気候が涼しいからなのでしょう、まだ花を咲かせていてくれました。
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こちらは、独特の形をした青紫色の花を咲かせていたタカネトリカブトの花です。普通のヤマトリカブトと比べると花が少し小さめですね。また、花付きもまばらであると思います。
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白い花穂を立てたこれは何でしょうか? いろいろ調べてみたのですが、自信をもって特定できません。この時期、この形状で咲いている花は、やはりサラシナショウマではないかと思いますが....残念ながらよく分かりません。
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セリ科の高山植物は、このように複散形花序と呼ばれる独特の花姿をしています。この仲間の識別は(も)苦手なのですが、こちらはミヤマシシウドになります。葉の形と茎が赤味を帯びているところから識別しました。
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こちらはヤマハハコの仲間ですが、葉の形からヤハズハハコであろうと思います。そんなにたくさんはありませんでしたが、登山道の脇で、小群落を作っているところがよく目につきました。
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とても賑やかな花穂を並び立てていたミソガワソウです。夏山に登れば、そんなに標高が高くない所でもよく見ることができる高山植物ですね。ここでは群落を作って咲いていました。
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こちらは1本の花穂を立てているムカゴトラノオです。同じトラノオの仲間でも、イブキトラノオはよく見られますが、このムカゴトラノオは少し標高が高い所に咲いているように思います。花穂の下半分にムカゴが出来るのが特徴ですね。
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標高が上がるにつれて、とてもたくさん咲いていたヨツバシオガマです。四つ葉と言いながらシダのような葉の形をしています。でも、茎に沿って4枚の葉が対生するところからヨツバシオガマの名前が付けられたのでしょう。
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ピンク色の可愛い花を咲かせていたハクサンフウロです。この仲間もいろいろな種類があるようですが、本州中部で見られるピンク色の花は、殆どがこのハクサンフウロになるようです。
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黄色い花を綺麗に咲かせていたウサギギクです。可愛い名前が付けられていますが、その由来は残念ながら分かりません。以前、乗鞍岳に登った時、初めてこの花を見て強く印象に残りました。それから忘れられない高山植物になりました。
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アキノキリンソウというのは、平地でも普通に観察することができますが、標高が2,000mを超える高地に咲いていたこれは、高山植物のミヤマアキノキリンソウになるでしょう。
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先日、池の平湿原を歩いてきた時、とてもたくさん目に付いたネバリノギランです。この花穂に触るとベタベタとしますから、目で見ても、触っても名前が分かる高山植物です。
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こちらは、クリーム色の花を咲かせていたエゾシオガマです。上で紹介したヨツバシオガマはピンク色でした。同じ仲間の高山植物ですが、花の色が違うのと、葉の形が全く異なりますから間違えることはありません。
by coffeeto1 | 2016-08-16 06:00 | 植物

御泉水自然園にて

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7月には海の日を絡めた3連休がありました。高山植物が咲く季節ですから、車中泊をしながら長野県の霧ヶ峰高原を歩き回って、タップリと自然観察することを計画していました。ところが、カミさんから 「今度はどこへ連れて行ってくれるの?」 というリクエストが出たことから、ペット連れの家族旅行に変更することになりました。急いでペット同宿可能なところはないかと探してみたところ、運良く数年前に利用した蓼科の温泉付きのペンションに予約が取れました。2泊目はこれまで何回か利用している霧ヶ峰の温泉付きロッジに決まり、何とか格好をつけることが出来ました。
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さて、宿が決まったところで、それではチョコちゃんを連れてどこで遊んでくるかが問題です。私の自然観察のスケジュールも合わせて考えたいところですが、この頃は、自然公園などペットが入れない所が増えていて、気軽に出かけられません。事前にネット検索で確認して、チョコちゃんと一緒に安心して遊べる施設を探してみました。
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見てください。ゴンドラリフトに乗車してご満悦のチョコちゃんです。
本当は、北八ヶ岳ロープウェイを利用して坪庭に登り、高山植物を観察しながら散策することができれば良かったのですが、今はペットの乗車ができなくなりました。残念ですが仕方ありません。それで最終的に蓼科山の中腹にある、御泉水自然園で遊んでくることにしました。
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ピラタスの丘にあるペンションからビーナスラインを経由して、直接自然園の駐車場まで到達できますが、女神湖にほど近い蓼科牧場からゴンドラリフトを利用すれば、高原のパノラマ展望も堪能できます。この方が一粒で二度美味しい感じがします。間もなくゴンドラ山頂駅に着くところですが、この後突然雨に降られてしまいました。一時的とはいえ、駐車場に隣接した食堂やお土産品などを売る施設に避難しました。
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こちらはイブキジャコウソウです。山地から高山帯に自生する高山植物です。このように岩場などに群生することが多いようです。花は小さいですが、密集して咲くのでよく目立ちます。
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イブキジャコウソウは、図鑑で確認すると越冬性の矮性低木とされていますから、高山植物というより樹木の仲間なんですね。低地から高山帯の岩場や乾いた草地に生えるということで、垂直分布が広いようです。近くによるとハッカやミントに似た香りがするという事ですが、この時は雨模様だった事もあり、確認する事はできませんでした。
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こちらは総状の白い花を咲かせていたヤマブキショウマです。雌雄異株という事ですが、雄花は比較的ボリューム感があり、雌花はそれより貧相な感じですから、これは雄花になるでしょうか?
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標高1,800mを超える高原地帯にある御泉水自然園を歩き回ってきましたが、園内のいたるところで、このヤマブキショウマを観察する事が出来ました。今がまさに旬という感じでした。
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こちらは、紫色の唇状の花を咲かせていたウツボグサです。海に生息するウツボには関係なく、花穂の形がその昔武士が戦で使う弓矢の矢を入れておく、ウツボという武具に似た形をしていたところから、この名前が付けられたようです。
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タンポポの花かと思いましたが、葉の形に注目すると全く違う形状をしていました。名前もわからないままとりあえず撮影して、帰ってから図鑑で調べてみたら、ミヤマコウゾリナになることが分かりました。総苞には黒い剛毛の他に白い毛が混じり、茎にも白い毛が多いところが特徴となるようです。
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ミヤマコウゾリナは日本固有種で、亜高山から高山帯で稜線の東側斜面など多雪の環境に生える高山植物であるようです。でも、ここでは普通に草地に生えていましたから、この辺りの冬の環境はかなり厳しいものであると思います。
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駐車場わきの売店で雨宿りした後、天気が回復してくれましたから竜ヶ峰周路を散策してみたところ、ササ薮の中にこのヤマホタルブクロの花を見つけることが出来ました。
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園内の伏水湿性植生の中に、水を汲める場所がありましたが、そのすぐ脇に咲いていたヤマオダマキの花です。赤紫色味のない、クリーム色系統だけの花で、周囲の緑の中でも、彩りが綺麗でした。
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こちらも同じ場所に咲いていたノアザミの花です。まだ花期はこれからだと思いますが、咲き始めたばかりのところを撮影したものです。まっすぐ上を向いて花を咲かせるのがノアザミの特徴ですね。
by coffeeto1 | 2016-08-06 06:00 | 植物

池の平湿原の高山植物~その3

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池の平湿原には、グルッと一周回ることのできる木道が整備されています。一回りすると約2時間ほどで歩ける距離ですが、高山植物やチョウの仲間の写真を撮りながら時折野鳥の出現などもあって、カメラを向けていたら半日以上の時間を要してしまいました。おまけに三方が峰のコマクサ園や見晴岳の見晴コマクサ園などにも足を運んでいたら、1日かけないと回りきれない状況になってしまいました。
7月10日(日)に1日かけてタップリ歩き回りいろいろな収穫を上げることもできましたが、たくさん撮影してきた高山植物の紹介は、一応今回で一区切りつけたいと思います。
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駐車場から湿原に下ってすぐの所に、休憩できるベンチが設置された場所がありますが、そこで昨夜の雨露に濡れた黄色い花を見つけました。オトギリソウのようです。瑞々しい姿を撮影させてもらいました。
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白くて総状の花を咲かせていた、この花はカラマツソウです。花弁の形をカラマツの葉になぞらえて名前がつけられたようです。細かい葉の形を覚えると、花が咲いていなくても見つけることができます?
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これはコメバツガザクラでしょうか、湿原の岩の間を埋め尽くすように固まって花を咲かせていました。私的には、これぞ高山植物といった感じがしますから、出会えたことが嬉しい植物です。
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少し厚みのある丸い形の葉が特徴的なクロマメノキです。花は咲き始めたばかりのようで、まだポツポツしか咲いていませんが、よく探すとピンク色の可愛い花が見つかりました。
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湿原の外周を回る東歩道を歩いて行くと、すぐ脇にウスユキソウが花を咲かせていました。エーデルワイスという方が名前が通っているかもしれませんね。この仲間にも、いろいろな種類がありますから、正確な名前が分かりません。
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青紫色の花弁を広げていたアヤメの花です。花弁基部の綾目模様が名前の由来になっています。初夏の高原を彩る花の一つですね。先日足を運んだ乙女高原でも、たくさん咲いているところを観察することができました。
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ピンク色の総状に花を咲かせていたシャジクソウです。茎に沿って、葉を輪生させるところからこの名前がつけられたのでしょうか? 花の形だけ見ると、アカツメクサにも似ているなと思えますが、葉の形が異なります。
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広い池の平湿原の中央を横切る木道です。この写真は、湿原を横切った後、忠治の隠れ岩の前から、駐車場方向を振り返って撮影したものです。良いお天気に恵まれましたから、気持ち良い散策を楽しんでくることが出来ました。
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青紫色の花を咲かせていたウツボグサです。花穂の形が武士が矢を入れて携行する靱(うつぼ)の形に似ているところから付けられたようです。ウツボと言えば海の生物を思い浮かべてしまいますが、昔の人の感覚とは異なっているようですね。
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湿原を抜けて、三方が峰に登る辺りからコマクサ園に至る辺りに、たくさん咲いていたオンタデの花です。目立たない花ですが、これも高山植物の仲間ですね。
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草むらの中に、小さい花を咲かせていたオオヤマフスマです。一つひとつの花は小さくて目立ちませんが、群生していると立派なお花畑を形成してくれます。
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深く切れ込んだ花弁がリボン状に見えますが、このピンク色の花はエゾカワラナデシコです。以前足を運んだ霧ヶ峰高原などでも、よく観察することができた高山植物ですね。
by coffeeto1 | 2016-07-30 06:00 | 植物

池の平湿原の高山植物~その2

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前日の雨模様から打って変わって、この日はとても良いお天気に恵まれました。まさに自然観察日和です。地蔵峠で雨音を聞きながら車中泊をしてきましたが、こんな天気に恵まれると、やって来た甲斐があったと嬉しくなってしまいます。
広い高層湿原の中は、高山植物の宝庫ですから、ここは1日じっくりと観察してきたいものです。おまけに野鳥や高山チョウの仲間も観察できたらと、期待ばかりが膨らんできたのですが、欲張りな私の要求を満足させてくれるに十分な、懐の深さを感じさせてくれる自然環境でした。こんな素晴らしいところへ、車で簡単にやって来られるわけですから、本当に有難いものです。
前回に引き続き、池の平湿原で観察した高山植物を紹介していきます。
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20㎝から30㎝ほどの花穂を立てたネバリノギランです。名前のとおり、この花穂に触ってみると、ベタベタして指に着く粘り気があります。目立たないけれど、高原にはたくさん咲いている花です。
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黄色い花を咲かせていたこちらは二ガナの花です。平地でも普通に見られると思いますが、こんな高層湿原でもその姿を確認することが出来ました。
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これも二ガナの仲間ですが花弁が白色ですから、名前はシロバナニガナになります。上で紹介した黄色い花の二ガナの近くに咲いていました。
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こちらは草丈が10㎝ほどで、草原の中では注意して見ないと、見落としてしまいそうな小さな花です。名前を調べてみると、テングクワガタであるようです。
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アザミの仲間であることはすぐに分かりますが、この仲間の識別は得意ではありません。でも、まっすぐ上を向いて花を咲かせていましたから、これはノアザミで間違いないと思います。
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言わずと知れた高原の花ニッコウキスゲですね。図鑑を見るとゼンテイカという名前もあるようです。ここ池の平湿原には、そんなにたくさんは咲いていませんが、高原の花には間違いありません。
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白くて小さくて清楚な花姿です。ウッカリすると見落としてしまいそうな花ですが、これがツマトリソウになります。名前の由来がわからないのですが、うちのカミさんもこんな風に可愛らしかったら....(−_−#)
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ピンク色の立派な花穂を立てていた、テガタチドリです。花の形を良く見ると、チドリが羽を広げて飛んでいる姿に見えることからこの名前が付いたようです。まさに群れ飛んでいるといった風情ですね。草原のあちらこちらで、このチドリの編隊飛行が確認できました。
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池の平湿原に下る途中で、遥か彼方の雲海の向こうに山並みが浮かんで見えました。撮影した時はどこの山かよく分からなかったのですが、後から地図と照らし合わせてみたら、どうやら八ヶ岳の山並みになるようです。
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三方が峰のコマクサ園で撮影しました。ピンク色のコマクサの花の中に、やはり草丈の低いこの黄色い花が咲いていました。草丈は、10㎝〜15㎝ほどしかありません。これはタカネニガナですね。コマクサとの取り合わせが綺麗でした。
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濃い赤紫黄色のシックな色の花を咲かせていました。そんなに数はありませんが、目につく花の一つでした。名前を調べてみたら、シュロソウであることが分かりました。
by coffeeto1 | 2016-07-29 06:00 | 植物

池の平湿原の高山植物~その1

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7月9日(土)〜10日(日)にかけて、長野県の池の平湿原を散策してきました。ちょうど前回紹介したコマクサの花が咲く時期ですから、これをメインにその他の高山植物を見て来ようと計画したものです。上手くすれば野鳥の写真も撮れるだろうと、いろいろな目的があって、自分でも少し欲張りな計画だから、取らぬ狸の皮算用にならないようにと思いながらの自然観察になりました。ところが、日曜日に晴れマークが出ていたものの、初日の土曜日は雨降りに見舞われてしまいました。仕方がありません。土曜日は午前中、撮り貯めた写真の整理をして、お昼を食べた午後から出発することにしました。この日は、地蔵峠で車中泊をして、よく晴れてくれた日曜日の朝一番から観察を始めてきました。広い湿原の中を歩き回ってきましたが、ひときわ目につく景色はその中にある鏡池の姿ででした。
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草原の中に、あまり目立たないけれど花茎の先に赤い花穂をつけていたワレモコウの花です。私の印象としては、盛夏の時期以降に咲く花と思っていましたが、すでに花を咲かせていました。
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木道のすぐ脇に咲き始めていたバイケイソウです。夏山に登ると、登山道の脇でよく見ることができる山の花です。昨年、甲武信ヶ岳に登って雁坂峠まで歩いてきた時に、とてもたくさん咲いていたのが思い出されました。
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こちらは白い花ですがハクサンシャクナゲになるでしょうか。ハクサンシャクナゲと言えば、普通はもっとピンク色味が強いと思いますが、たまたまこの花は白色味が勝っていたものでしょう。
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広い湿原の中には、ヤマブキショウマの花もたくさん咲いていました。山へ行けばどこでも比較的よく見られる花ですが、これには雄花と雌花があって、雄花の方がボリューム感がありますから、これは雌花になると思います。
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車中泊をした地蔵峠から池の平の駐車場へ向かう林道は、午前7時が開門になります。少し早めにゲートで待っていたら、20分くらい前に開けてくれました。駐車場から湿原に下ったところはこんな風景が広がっていました。
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ピンク色の5枚の花弁を大きく広げていたハクサンフウロです。高原を歩くとよく目にする花ですから、この花を見ると山に来たなという実感が湧いてきます。フウロソウ科の高山植物です。
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こちらはハクサンチドリですね。山に来るとハクサンという名前のつく花がいろいろありますが、これもその一つです。こちらはラン科に属します。
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まだ蕾が膨らみきっていませんが、僅かにピンク色の花弁の色が覗く状態のヤナギランです。花の時期はこれからですが、8月に咲く花という印象が強いのに、もう蕾を膨らませていました。ランという名前が付いていますが、アカバナ科の植物です。
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こちらも少し時期が早い感じがしますが、マルバダケブキですね。と大きな丸い葉を広げ、花茎の先に大きな黄色い花を咲かせます。北沢峠から仙丈ヶ岳に登った時に見たマルバダケブキの花畑は見事でした。
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広い草原の中、所どころにオレンジ色の花を咲かせていたレンゲツツジです。ツツジの仲間は春先に花を咲かせるものが多いのですが、このレンゲツツジは初夏の高原を彩る花です。
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三方が峰のコマクサ園に咲いていた、ハクサンオミナエシです。ピンク色のコマクサの花の中で、黄色い花が良く目立ちました。普通のオミナエシは草丈が高いですが、これは20㎝くらいしかありませんでした。
by coffeeto1 | 2016-07-28 06:00 | 植物

三方ヶ峰のコマクサ

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標高2,000mの高地に位置する池の平湿原を散策してきましたが、その外周にある三方ヶ峰(標高2,040m)には、三方コマクサ園というコマクサの群生地があります。またここから見晴岳(標高2,095m)方向へ進むと見晴コマクサ園という群生地もあります。
池の平湿原へ足を運んできたのは、7月の第2週の週末のことでした。高山植物の中でも、特にコマクサが最盛期であろうと期待していましたから、ドンピシャのタイミングで楽しませてもらいました。
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この日の撮影には M.300mmF4 PRO をメインに M.40-150mmF2.8 PRO と M.14-40mmF2.8PRO という3本のPROレンズを使って撮影する体制で臨んだわけですが、コマクサは柵で保護されたところに群生地がありましたから、E-M1 + M.300mmF4 PRO の組み合わせの使用頻度が高くなりました。
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以前見てきた、草津白根のコマクサの大群落や八ヶ岳の横岳から硫黄岳にかけての群生地に比べたら、ちょっと見劣りするような感じでしたが、盛りを迎えたコマクサが綺麗に咲いていて見事でした。
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ここではタカネニガナの花を背景に、彩の良い写真が撮れましたが、ミヤマオミナエシやオンタデも咲いていて、時間を忘れて撮影に夢中にさせてくれる嬉しい群生地でした。
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花の形が馬の顔の形に見えるところからこの名前がつけられたようです。でも、ピンクや濃紅色の花からは馬の顔の印象が結びつきませんが、高山植物の女王ですね。
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こちらはとても色濃い花を咲かせていたコマクサの群落です。ここには普通のピンク色の花が多く咲いていましたが、一部こんな濃い色の花が混じっていました。
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時折ガスが巻いて周囲が霞むことがありました。でも、間も無く晴れて気持ち良く撮影することが出来ました。たくさん出会うことが出来た高山植物たちは、これからおいおい紹介していきたいと思います。
by coffeeto1 | 2016-07-27 06:00 | 植物

燕岳の高山植物~その2

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6月最初の週末を利用して、登友会のメンバーとともに1泊2日の日程で中房温泉から合戦尾根を登り、燕岳(標高2,763m)への登頂を目指してきました。その山行の様子や、ライチョウなどの野鳥写真を撮影してきた結果については、すでにこのブログで何回かに分けて紹介してきましたが、前回からはその山行の途中で観察した、高山植物や山野草を紹介しています。山行途中で咲いている花を見つけても、メンバーとともに行動していると、落ち着いてカメラを構えて撮影することが出来ません。ついつい慌ててシャッターを切ることになりますから、後から確認すると往々にしてピンボケや手ブレをしている事がありますが、そんな中で何とか上手く撮影できた写真だけを拾い出してみました。
今回、最初に紹介するのはマイヅルソウです。
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マイヅルソウはユリ科の山野草で、初夏の山を歩くと、とてもたくさん咲いている姿を見る事が出来ます。時として大群落を見つけて、驚くこともありますが、今回はまだ咲き始めという状況でした。
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メンバーから聞かれて、マイヅルソウですよと名前を教えてあげるとともに、葉の形がツルが羽を広げた姿に見立てていることなどを説明してやりました。花の形を見たメンバーのKさんからは、線香花火みたいだとの感想が聞かれました。
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この白い花を見つけたS奥さんから名前を聞かれました。私も名前が分からず、イチゴの仲間だと思いますと答えておきましたが、後から調べてみたら、ミヤマニガイチゴである事が分かりました。
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合戦沢の頭から厳しい登りに喘いでいる時、すぐ脇にサクラの花が咲いていました。里の花見はとっくに終わっていますが、これは高山に咲くタカネザクラです。撮影を口実にして、一時の休憩時間を作ることができました。
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タカネザクラはここでお花見ができるほどたくさん咲いていたわけではありませんが、撮影対象としては十分な花をつけていました。
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この日のお宿である燕山荘に重いザックをデポして、アタックザックだけを担いで燕岳の山頂を目指しましたが、その途中の稜線上で、こんな可愛いヒメイチゲの花を見つけました。
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一度見つけると、ヒメイチゲはあちらにもこちらにも、たくさん咲いていました。こんな高山の厳しい環境の中で、よくもまあ、こんな可憐な花を咲かせることが出来るものです。感心しながら撮影させてもらいました。
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ここには三輪のヒメイチゲが、寄り添うように咲いていました。稜線上の強風を避けるように、ハイマツの陰に咲いていましたが、一輪だけでも目を引く高山植物ですが、こんなにあると華やかさを感じてしまいます。
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急登と階段の連続にフウフウ言いながら、やっとのことで今夜のお宿である燕山荘に辿り着いたわけですが、その庭先ともいえるところで、このミヤマキンバイがお出迎えをしてくれました。疲れも癒される思いです。
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燕岳へのアタック途中、岩に張り付くように咲いていたミヤマキンバイを見つけました。遠景に槍ヶ岳の雄姿を入れて撮影できましたから、北アルプスの雰囲気がよく出てくれたと思います。
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やっと咲き始めたばかりのハクサンイチゲです。花期の盛りには、お花畑を形作ってくれる高山植物ですが、まだ今の時期は目立ちません。稜線上の岩陰に、ひっそりと蕾を膨らませているところを見つけました。
by coffeeto1 | 2016-06-17 06:00 | 植物

燕岳の高山植物~その1

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燕岳(標高2,763m)への登頂は、登友会のメンバーとともに、6月3日〜4日の日程で行ってきました。北アルプスの女王と呼ばれる山で、中房温泉からの登りは北アルプス三代急登の1つと言われているほど、なかなか厳しいものがありました。でも、そんな山行の中でも、ライチョウを初めとした野鳥たちと遭遇でき、また、たくさんの高山植物を鑑賞してくることが出来ました。今回から2回に分けて、そんな高山植物たちの姿を紹介してみたいと思います。
まず最初はイワウメです。燕岳から北燕岳へ向かう途中だったと思いますが、岩の上に細かい葉がビッシリ付いていて、その中に薄いクリーム色の花が咲き始めていました。
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これは、スミレの仲間ですが、合戦小屋を過ぎて、燕山荘に至る間で見つけました。オオバキスミレだと思いますが、数は少なく、今回の山行の中でも見かけたのは、ここだけだったような気がします。
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登るに連れて登友会のメンバーから、この花は何? という質問が良くありました。これもその1つで、トモちゃんが見つけて名前を聞いてきました。まだ蕾のままですが、これは私も⁇でした。燕山荘に着いたところ、壁に貼ってあった写真にイワナシと書いてあり、初めて名前を知りました。
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こちらも合戦尾根を登っている途中で見つけた花ですが、オウレンの仲間であることはすぐに分かりましたが、葉が5枚あります。ミツバオウレンではありません。後から調べてみたら、どうやらバイカオウレンであるようです。
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これは見ればすぐに分かるショウジョウバカマです。今回のコースの中では、比較的良く見かけた山野草です。ピンク色の花穂を広げていましたが、ここの株はみな背が高くありません。標高が高いせいもあるのでしょうか?
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ショウジョウバカマは、第1ベンチの辺りから咲いている姿を見せてくれましたが、合戦沢の頭を過ぎて、雪渓が残る辺りまで、その咲いている範囲はとても広くなっていました。
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こちらはコヨウラクツツジです。これもトモちゃんが名前を聞いてきましたが、私は分からず....⁇ 後から調べておきますと答えておきましたが、その結果はコヨウラクツツジであったようです。
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所々の立木に、この白い花が咲いていました。これはオオバカメノキですね。別名ムシカリとも言います。春から初夏にかけて山で見ることが多い花です。アジサイですか? とも聞かれましたが、これはスイカズラの仲間ですね。
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さて、こちらがミツバオウレンです。イワカガミが群生している場所の周辺でたくさんの観察することが出来ました。小さい花ですが、花冠は華麗な様相です。
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これもたくさん咲いていたイワカガミです。メンバーから名前を聞かれましたから、葉がツヤツヤしているところを昔の人が鏡に見立ててこの名前が付けられたという話をすると、なるほどそうやって名前を覚えれば良いんだねという声も....。
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ここにはイワカガミが群生していました。登山道を登るに連れて、とてもたくさん咲いているのが目に付きましたが、ここの群落は特に見事な眺めで、メンバーからも歓声があがりました。
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今回、撮影に使用したカメラは、オリンパスのコンパクトデジタルカメラである、SP100-EEという機種です。これ一台で広角から超望遠までカバーできますから、山歩き専用に使っています。このカメラのマクロ機能がもう少し充実していれば申し分ないのですが、たくさん咲いていたイワカガミの写真も多くなってしまいました。
by coffeeto1 | 2016-06-16 06:00 | 植物