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2014年 09月 26日 ( 1 )

休耕田のタカブシギ@海老名

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今年の9月は三連休と飛び石連休があり、夏休み最後の遠出を楽しむ絶好のチャンスになりました。この時期はちょうど、鳥たちの渡りシーズンに重なりますから、野鳥観察にはもってこいです。ヒタキ類をはじめ、シギチはもちろん、タカの渡りもこの時期ならではの観察対象です。何処へ行って何を観察するか、前々から予定を巡らせていろいろ検討するのが楽しみだったのですが、最初の三連休の最終日に職場の仲間と出掛ける予定が入ったことから、連休初日は遠出はしないで日帰り圏でシギチ観察を楽しんで来ることにしました。
折しも、海老名の休耕田でシギチがたくさん観察できるという情報を頂きましたから、喜んで出掛けてきたところ、このタカブシギが間近に観察できました。
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雑草が生い茂る休耕田の中は水溜まりもあって、シギチたちが餌取りをしながら羽を休めるには良い環境になっていました。
ここではタカブシギ、ムナグロ、タシギなどのシギチのほか、サギ類もたくさん集まっていました。
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ここに並んでいる2個体はいずれもタカブシギですが、右手前の個体は頭部から背面にかけて比較的淡い色合いで、茶褐色味のある羽衣をしていますが、左奥の個体は黒褐色の色合いをしていて、見かけの羽衣はだいぶ異なるように見えます。冬羽の個体は幼鳥とよく似ているということですが、右側手前の個体色合いが淡いことから今年生まれの幼鳥で、左奥の個体は成鳥になるものと思われます。
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さて、これは背面の羽衣が茶褐色の個体ですが、背面には大きな白斑があります。これは、風切羽の間から腰の部分の白い羽が覗いているものです。背面の各羽に白色の斑がありますが、これがタカ斑模様に見えるところからタカブシギの名前が付いたと聞いています。脚の色は、オレンジ色味のある黄色ですね。
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伸びた雑草の間から、頭をスッと伸ばしてくれましたが、白い眉斑がよく目立ちますが、アイリングが白いところと合わせて成鳥と幼鳥で共通した特徴となります。
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こちらの個体は、羽衣が黒褐色の色合いですから成鳥になると思われます。タカブシギは全長20cmで雌雄同色です。夏羽であれば、背面に黄褐色の斑が認められますが、この個体は全体的に黒褐色で白い斑が認められるだけですから、成鳥冬羽であると思われます。
by coffeeto1 | 2014-09-26 06:00 | 野鳥