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池の平湿原の高山植物~その2

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前日の雨模様から打って変わって、この日はとても良いお天気に恵まれました。まさに自然観察日和です。地蔵峠で雨音を聞きながら車中泊をしてきましたが、こんな天気に恵まれると、やって来た甲斐があったと嬉しくなってしまいます。
広い高層湿原の中は、高山植物の宝庫ですから、ここは1日じっくりと観察してきたいものです。おまけに野鳥や高山チョウの仲間も観察できたらと、期待ばかりが膨らんできたのですが、欲張りな私の要求を満足させてくれるに十分な、懐の深さを感じさせてくれる自然環境でした。こんな素晴らしいところへ、車で簡単にやって来られるわけですから、本当に有難いものです。
前回に引き続き、池の平湿原で観察した高山植物を紹介していきます。
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20㎝から30㎝ほどの花穂を立てたネバリノギランです。名前のとおり、この花穂に触ってみると、ベタベタして指に着く粘り気があります。目立たないけれど、高原にはたくさん咲いている花です。
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黄色い花を咲かせていたこちらは二ガナの花です。平地でも普通に見られると思いますが、こんな高層湿原でもその姿を確認することが出来ました。
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これも二ガナの仲間ですが花弁が白色ですから、名前はシロバナニガナになります。上で紹介した黄色い花の二ガナの近くに咲いていました。
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こちらは草丈が10㎝ほどで、草原の中では注意して見ないと、見落としてしまいそうな小さな花です。名前を調べてみると、テングクワガタであるようです。
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アザミの仲間であることはすぐに分かりますが、この仲間の識別は得意ではありません。でも、まっすぐ上を向いて花を咲かせていましたから、これはノアザミで間違いないと思います。
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言わずと知れた高原の花ニッコウキスゲですね。図鑑を見るとゼンテイカという名前もあるようです。ここ池の平湿原には、そんなにたくさんは咲いていませんが、高原の花には間違いありません。
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白くて小さくて清楚な花姿です。ウッカリすると見落としてしまいそうな花ですが、これがツマトリソウになります。名前の由来がわからないのですが、うちのカミさんもこんな風に可愛らしかったら....(−_−#)
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ピンク色の立派な花穂を立てていた、テガタチドリです。花の形を良く見ると、チドリが羽を広げて飛んでいる姿に見えることからこの名前が付いたようです。まさに群れ飛んでいるといった風情ですね。草原のあちらこちらで、このチドリの編隊飛行が確認できました。
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池の平湿原に下る途中で、遥か彼方の雲海の向こうに山並みが浮かんで見えました。撮影した時はどこの山かよく分からなかったのですが、後から地図と照らし合わせてみたら、どうやら八ヶ岳の山並みになるようです。
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三方が峰のコマクサ園で撮影しました。ピンク色のコマクサの花の中に、やはり草丈の低いこの黄色い花が咲いていました。草丈は、10㎝〜15㎝ほどしかありません。これはタカネニガナですね。コマクサとの取り合わせが綺麗でした。
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濃い赤紫黄色のシックな色の花を咲かせていました。そんなに数はありませんが、目につく花の一つでした。名前を調べてみたら、シュロソウであることが分かりました。
by coffeeto1 | 2016-07-29 06:00 | 植物
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