ホオジロが囀る

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駐車場から目的地の湿原まで、坂道を約30分ほど登る林道歩きが続きます。前夜の雨は上がって良いお天気になりましたが、日が当たっていると暑いですから、日陰を選んで歩きたくなるくらい気温が上がってきました。歩き始めてから10分もしないうちに、既に額には汗が流れてきました。自然園の中の散策路を歩けば、森林浴ではありませんが、フィトンチッドにたっぷり浸って、疲れも吹き飛ぶことでしょう。それまでの辛抱と、汗を拭き拭き重いカメラを担いで林道に足を進めていたところ、周囲からはホオジロの聞きなれた囀りの声が響き渡ってきました。
声のする方向を丹念に探してみたところ、樹冠でさえずるホオジロの姿を見つけることが出来ました。
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林道に沿って歩みを進めるたび、また別の方向からホオジロの囀りが聞こえてきました。自然が豊かに残されている所ですから、この辺りはホオジロの個体数はかなり多いのではないかと実感させられます。間近な梢に、その姿を確認することが出来ました。
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こちらでも大きな声で囀っていましたが、留まっていた木の天辺で、大きく伸びをしている姿も観察できました。ホオジロたちにとっても、この辺りは寛げる環境なのでしょう。
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囀りを聴かせてくれているのは、♂の個体だけです。さすがに♀は囀りませんから、樹冠にその姿を捉えることは稀でしょう。でも、こうして静かな環境の中、じっくりと撮影できると、それだけでも満足できます。
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少し離れた立木で囀る個体を見つけましたが、双眼鏡でも小さくしか見えません。でも、ジックリ狙えばそれなりに解像した画像が撮れるものです。この時は、距離があったので2倍テレコンバーターを使用していましたが、画像の劣化を抑えるために、F8まで絞り込んで撮影しています。
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今回の撮影には、オリンパス E-M1 + 300mmF2.8 + EC-20 という組み合わせで撮影しています。レンズはフォーサーズ規格の定評ある松レンズで、カメラボディはマイクロフォーサーズ機ですが、像面位相差AFとコントラストAFのデュアルAFシステムを搭載しているため、フォーサーズ規格のレンズでも問題なく使用することが出来ます。
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by coffeeto1 | 2016-07-03 06:00 | 野鳥
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