ニュウナイスズメ活き活き

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目の前の割合近いところにニュウナイスズメが出てくれました。初夏の高原で観察できる野鳥の一種ですから、これは撮影しないわけにはいきません。散策路の脇に三脚を立てて撮影していたら、後ろを通るハイキングの人たちから「スズメみたい。」という声が通り過ぎて行きました。ちょっとガッカリしたような声に聞こえましたから、「これはニュウナイスズメですよ。普通のスズメとは違うんです。」と教えてあたいと思いましたが、シャッターチャンスを逃したくなかったので、撮影に集中しました。ハイキングの人たちには、街中で暮らすスズメと同じように見えたのでしょう。確かに冬の間は里に下りて生活していますが、初夏の高原に来たら、ぜひ見ておきたい野鳥ですね。
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5月最後の週末に、どこに出掛けようかと思案を巡らせていました。ちょうどこの時期に足を運ぶと、渡って来た夏鳥たちを観察するのに適した場所が幾つか思い当たります。その中から三ヶ所を最終候補として絞ってみましたが、このところの仕事疲れで早朝出発がシンドイですから、その中で一番の近場に行ってみることにしました。
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幸いお天気にも恵まれて、爽やかな気候です。野鳥写真の撮影にはとても良い環境ですから、カメラを担いで歩く足取りも軽くなります。高い梢に留まっていたこれはニュウナイスズメの♀になるようです。
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この辺りでは、ニュウナイスズメがよく観察できました。♂の個体だけではなくて、♀の個体もよく目に付きます。この♀は、何か巣材となるようなものを咥えています。きっと、この辺りでは巣作りの作業に取り組んでいることだと思います。
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川沿いの散策路を歩くと、岸辺の葦原に動く野鳥の姿を見つけました。双眼鏡で確認したところ、これもニュウナイスズメであるようです。それも2羽です。繁殖期に入ろうという時に、群れで行動していますから、縄張りを作らず共同作業しているのでしょうか?
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この水辺周辺では、♂の個体もよく出てくれました。やはり複数個体がいるように見えましたが、集団で繁殖する鳥なのでしょうか、私にはよく分かりません。
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頭部が鮮やかな茶色をしたこれがニュウナイスズメの♂の個体です。普通のスズメより頭部の色合いが鮮やかですね。頬に黒斑がありませんから、これが識別ポイントですね。
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こちらはニュウナイスズメの♀の個体です。♂とは明らかに異なる羽衣をしていますから、雌雄の識別は楽ですが、野鳥に詳しくない人が♀だけ見たら、スズメの仲間とは思わないかもしれません。
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by coffeeto1 | 2016-06-02 06:00 | 野鳥
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