登友会5月定例登山@乾徳山

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登友会の5月定例登山は、山梨県の甲武信ヶ岳(標高2,475m)の前衛にある乾徳山(標高2,031m)に決まりました。今回の参加メンバーは男性4名、女性4名の総勢8名です。天候に恵まれて、楽しい山行になると思っていたのですが、このところずっと続いていた仕事の疲れが出て、体調があまり良くなかった私は、足に痙攣を起こしてしばらく歩けなくなり、参加メンバーには迷惑を掛ける結果になってしまいましたが、なんとか無事に下山してくることが出来ました。荷物を分け合って持ってくれたメンバーに感謝しながら、今回の山行結果を紹介したいと思います。
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車2台に分乗して、途中のコンビニで飲み物や食べ物などを調達し、登山口である乾徳公園の駐車場に到着したのは午前7時過ぎでした。ここで身支度を整え、出発したのは午前7時半前でしたが、駐車場にはほとんど空きスペースがないほど、たくさんの車が停まっていました。
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駐車場から暫く林道歩きが続きます。途中にアヤメの花が咲いていて、これは何かと質問がありました。ショウブの花とアヤメの違いをにわか勉強する余裕もありました。また、水が流れ落ちる水防ダムの穴に、カワガラスが飛び込む姿を観察しながら、約20分ほど林道を登り詰めると、乾徳山への登山口に辿り着きました。
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ここからは山道登りが始まります。途中にフタリシズカがたくさん咲いていました。花穂が2本だけでなく、3本や4本のものがたくさんあって、これはシズカではなくカシマシイ眺めでした....。はじめは賑やかだったメンバー達ですが、登るに連れて次第に口数が少なくなっていきます。
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ここは錦晶水という水場です。登り始めて間もなくのところに銀晶水という水場もありましたが、そちらは既に枯れていて、ここが初めての水場ということになります。ザックを下ろしているA部長の右手前のパイプから水が流れ出しています。ここで美味しい水をご馳走になりました。
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厳しい登山道を上り詰めて、やっと開けた場所に出ました。ここは国師ヶ原と名付けられている場所です。ここまで来て、初めて乾徳山(標高2,031m)の山頂が目の前に見えてきました。まだまだかなり登らなければなりません。
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疲れました~ッ! みんなここでザックを下ろして休憩を取りますが、この辺りではまだ私も余裕がありました。腰を下ろして水分補給と、行動食を食べて栄養補給です。今日のお昼はA部長がウィンナソーセージを焼いてホットケーキをご馳走してくれるということですが....(^^//°
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メンバーが一列になって、黙々と登山道を登って行きます。周辺のシラカバには、若葉が茂ってきていますが、果たしてそんな様子が目に入っているのか....?
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国師ヶ原十字路からもうひと踏ん張り登り詰めると、やや開けた場所へ出てきました。ここからは見通しが利きますが、残念ながら霞がかかったように遠方がよく見えません。周辺の山並みがやっと見える程度ですが、これはモミノキでしょうか、とてもよく目立つ風景でした。
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ここが分岐点の月見岩です。右側かの尾根道は、道満山(標高1,314m)方向から登ってくる道満尾根に続きます。我々は、ここから左へ道をとって、乾徳山の山頂方向へ足を進めます。
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前方に乾徳山の山頂を仰ぎながら、この先にある扇平を目指してひたすら足を進めていきます。
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この頃から、蓄積疲労の影響か次第に脚へのダメージが増していったように思います。この辺りが扇平でしょうか? 場所がよく分かりません。
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高度を増すにつれて、次第に岩場が多くなってきました。ピラミッドのような形をした大きな岩が印象的でしたが、向こう側の景色が霞んで見えません。きっと富士山や丹沢山系の山並みが続いて見えているはずですが、何も見えないのが残念でした。
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いよいよ、乾徳山の山頂が近くなってきましたが、この辺りからは岩峰の様相が強くなり、クサリ場が連続して厳しい登りになりました。ここがカミナリ岩と呼ばれるクサリ場です。先が閊えて渋滞していましたから、なかなか取り付けないでいます。S夫さんは余裕でスマホカメラを構えています。
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カミナリ岩のクサリ場を下から見るとこんな感じです。前を登るみおりんは、クサリに頼らず三点支持で軽快に登って行きます。
事前にかずとり君から、手袋が必要だと連絡がありましたから、今回は新たなトレッキンググローブを新調してきました。
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無事にカミナリ岩を通過することが出来ました。もう既に足がパンパン状態になっていましたが、そこに綺麗なキバナノコマノツメが小群落を作って咲いていました。脚を休める口実に、その写真を撮影させてもらいました。
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これが頂上直下の最後のクサリ場です。ここは平べったい岩がほぼ垂直に近い角度に切り立っています。クサリに掴まりながら、僅かな岩の割れ目を頼りに、まさによじ登るという表現がぴったりの場所でした。ここでかなり体力を使い、登り切った時にはもう足が張って、両太ももがカチカチになってしまいました。
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ここが乾徳山(標高2,031m)の山頂です。登友会お決まりの記念写真を撮影しています。みんな余裕の表情を見せていますが、標識の脇に座り込んでいるオレンジ色のシャツを着ているのがコーヒー党ですが、立っていられなかったのです。この後、少し下ったところで足がつって、暫らく歩けなくなり皆さんに大変迷惑をおかけしました。背負っていた荷物を分散して皆さんに担いでいただき、何とか下山方向へ足を進めることが出来ました。
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ここが国師ヶ原の避難小屋です。この日は、山頂から岩がゴロゴロした歩きにくい下山ルートを下って、この小屋まで辿り着き、ここで昼食をとることになりました、足がつった後でしたから、とても辛い下山でしたが、何とか辿り着くことが出来ました。
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この日の昼食は、A部長が業務用の長さが1メートルくらいある、ウィンナソーセージを2本も持ってきてくれました。今フライパンの上でとぐろを巻いているのがそのウィンナですが、焼くと肉汁たっぷりでしたから、お握りを美味しくいただくことができました。長さ3cmくらいに切り分けてもらいましたが、なかなか食べでがありました。
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こちらが見事に焼き上がったデザートのホットケーキです。これもA部長がパウダーと生卵、牛乳、ハチミツまで持参してくれました。山で焼いたとは思えないほどふっくらと焼き上げてくれました。
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避難小屋での昼食会は、少し時間が遅くなってしまいましたが、とても綺麗な避難小屋で、美味しく栄養補給させてもらいました。そのお蔭であると思いますが、私の脚も痛いなりに何とか下山できるように回復してくれました。
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この避難小屋で昼食をとっている時、小屋の周辺にはシカの群れがやって来て、窓から中を覗きこんでいたのです。全部で5頭はいるのが確認できました。それにしても、シカに覗かれるとは思ってもいませんでした。
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小屋の中を覗き込んでいたシカは、しきりに鼻をヒクヒクさせていて、口もモグモグさせているようでした。シカって草食動物ですが、私達が食べていたウィンナソーセージの臭いに惹かれてきたのでしょうか? 
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さてさて、楽しく過ごしてきた避難小屋での昼食も終わり、我々メンバーは小屋を後にして下山ルートへと足を進めました。私も今回はアクシデントがありましたが、次回は体調を整えて、また万全の態勢で参加したいと思います。
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振り返ると乾徳山が見送ってくれました。最後は厳しい山行でしたが、これもまた思い出として残ります。
我が登友会の6月定例登山は、6月4日~5日にかけて1泊2日の行程で、北アルプスの燕山(標高2,763m)へ登ることになりました。まだ雪が残る山ですが、しっかり楽しんできて、その結果はまた紹介したいと思います。
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by coffeeto1 | 2016-05-31 06:00 | 風景
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