枝先のセンダイムシクイ

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4月29日の “昭和の日” から2泊3日の日程で、ゴールデンウィークの前半戦は、車中泊をしながら渓谷沿いの野鳥写真を撮影してきました。もう10年来通っている場所で、辺りの様子がよく分かってきましたから、ポイントを押さえることが出来るようになり、今年も自分なりに大きな収穫があったと、その結果に満足しています。ただ、今年初めて経験したことが2つありました。その1つ目は、2泊した夜間にいずれも雨に降られたことです。1泊目は車外でヘリノックスのMBチェアワンに座りながら寛いで夕食を食べていたのですが、霧雨のような雨が降り始め、早々に夕食を済ませて車内に避難しました。2泊目は、車内でホットウィスキーを飲みながら翌日の行動予定に思案を巡らせていた時に、かなり強い雨が降り始めました。幸いなことに両日とも昼間帯に降られることはなく、野鳥写真の撮影はその目的は達成することが出来ましたが、両夜とも雨に降られたのは初めてです。
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初めて経験した2つ目は、渓谷沿いの散策路を歩いていた時に、ヤマドリの飛翔を見ることが出来たことです。大きな羽音が聞こえてきましたから、音のする方向を見ると、尾羽の長いヤマドリ♂が、渓谷の上流から下流に向かって飛翔してくれました。これまで、歩いている姿を見たことはありましたが、あんな見事な飛翔をこの目で見たのは初めてでした。
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緑が深まってきた渓谷を歩くと、たくさんの野鳥達の声が聞こえてきます。頭上を見上げながら足を進めると、枝先に動く野鳥の姿が目に留まりました。急いで三脚を立て、カメラをその方向へ向けると、ファインダーの中にセンダイムシクイの姿を捉えることが出来ました。
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これはイロハモミジの木になるのでしょうか? 枝先の若葉の間に、赤い花がたくさん咲いていました。センダイムシクイは、この花を啄ばんでいたようです。留まった枝の上で、羽を広げて精一杯体を伸ばして啄んでいます。
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センダイムシクイのさえずりは、「焼酎1杯グィーッ」とか「鶴千代君〜ッ」などと聞きなされていますが、「チヨチヨビー」というのが一番耳に馴染みます。
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枝先に遊ぶセンダイムシクイがこちらを向いてくれました。どんな鳥でもそうだと思いますが、正面顔を見るとちょっと剽軽な表情をしているように見えますね。
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センダイムシクイは背面がオリーブ色で胸からお腹にかけて白色という、とてもシンプルな羽衣をしています。さえずりの声が聞こえれば間違いありませんが、白い眉斑が長く出ていますから、ここが識別ポイントになるでしょうか。頭央線があることが特徴ですが、これはなかなか確認できませんね。

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by coffeeto1 | 2016-05-09 06:00 | 野鳥
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