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干拓地のタシギ

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春と秋の渡りのシーズンに、シギ・チドリの仲間を探しながら、田園地帯を車で走り回るのが、もう何年も続けている恒例行事のようになりました。以前は鳥友さんと誘い合わせて出掛けていましたが、野鳥写真を撮るようになって、ブログを始めてからは、出来るだけ多くの写真を撮る必要があることから、車中泊をして現地で撮影する時間を多く確保したり、自由に動き回れるように、単独で出掛けることが多くなりました。これで、そこそこの成果を上げることが出来るようになりましたが、それでも撮影技術が未熟ですから思うような成果が出せず、残念に思うことが度々です。
今回は、霞ヶ浦の周辺を回りながら野鳥写真を撮ってきましたが、思い描いていたような成果は出なかったものの、数種類の野鳥を撮ることが出来ました。今回紹介するのはタシギの写真です。
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霞ヶ浦の近くに広がる干拓地には、野鳥達が羽を休めることができる環境がまだまだ残っています。そんな場所を丹念に探してみたところ、少し距離がありましたが、タシギの姿が見つかりました。
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車の助手席に三脚を据えて、オリンパス E-M1 + ED300mmF2.8 + EC20 で撮影しました。フォーサーズ仕様ですから、35mm版換算で1,200mm相当の画角になります。かなりの望遠になりますから、画像の劣化を防ぐため、絞りをF8まで絞り込んで撮影しました。でも、距離が遠かったため、トリミングしていますから、やっぱり画像の劣化は避けられません。
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それにしても、このタシギには動きがありませんでした。見つけてからほぼ10分以上同じスタイルのまま動きません。これでは何枚写真を撮っても同じだなと思いながら、動き出して違う姿勢を取ってくれるまで、タシギとの根比べになりました。
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最終的には、モゾモゾと動き出してくれましたが、間も無く繁みの中へ姿を消してしまいました。期待していたほどの撮影は出来ませんでしたが、それでも少し羽を震わせてくれる仕草などを見せてくれました。
by coffeeto1 | 2016-04-24 06:00 | 野鳥
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