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登友会3月定例登山@四阿山

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山登りが好きな仲間が集まって、登友会というグループを作っています。日程を調整して、毎月1回の定例登山を楽しんでいますが、3月は今シーズン最後の雪山を楽しんでこようと、長野県の菅平高原の上にある四阿山(標高2,354m)に登ってきました。行ってきたのは3月26日の土曜日でしたが、最高のお天気に恵まれ、すっかり日焼けしてしまいました。思わぬ日焼けの影響で、帰ってきた翌日からしばらく、外に出るのもちょっと恥ずかしいと思えるほどになってしまいましたが、山登りを楽しんでいる人には避けられないところですね。日焼けヅラは、山男の勲章であると思うようになりました。この写真に写っている建物は、登山口にある、あずまや高原ホテルです。我々は、この下にある駐車場に車を止めて、ここから登り始めました。この辺りは雪が若干残っている程度でしたが、さて山の上の方はどうなっていることでしょうか?
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登山口に取り付いて直ぐのところですが、この辺りでは道が雪で白くなっている程度です。今回参加したのは男4人、女3人の7人パーティです。午前6時に高坂サービスエリアに集合し、関越道の渋滞にハマることもなく、8時半には冷えた空気の中、足取りも軽く歩き始めることができました。
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少し高度を上げて、菅平高原の裾野に広がる、広い牧場の取っ付きまで登って来ました。振り返ると澄んだ空気の彼方に北アルプスの山々が綺麗に見えていました。
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ここでみんな足を止めて、思い思いに写真を撮り始めました。お天気が良いし、風景が綺麗ですから、写真に撮らない手はありません。
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この日、持っていったカメラは、OLYMPUSのSP-100EEです。コンパクトデジタルカメラですが、換算24mm〜1200mmまでの焦点距離をカバーしてくれて、山登りにはこれ1台でオールマイティに撮影できる、とても有難いカメラです。少しズームアップしたところ、槍ヶ岳や穂高連峰の姿が確認できます。
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牧場の側に設置された柵に沿って足を進めます。整然と体形を崩さずに登っていますが、歩き出した時に比べて、雪が若干深くなってきたようです。それ以上に、凄く良く晴れた晴天のお陰で、雪原からの照り返しも強く、この頃からジリジリと日焼けしていったと思います。
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白樺の並木道のようになった登山道を登って来ました。振り返ると、その彼方に北アルプスの山々が遠望できますが、白樺林と青空のコントラストというか、色の取り合わせに目を奪われて撮影してきました。
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登り始めて早くも1時間が経過しました。ここで初めての小休止です。既に体が温まって、汗も掻き始めていますが、汗をびっしょり掻くと、後が冷えて大変ですから、アウターを一枚脱いで温度調整することも大切です。
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高度が上がるにつれて、周囲に見える山の様子も次第に変わってきました。北アルプスの山並がよりハッキリ見えてきたように思います。それとともに、山道の傾斜が次第にきつくなってきて、足取りはだんだん重くなりつつあります。
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ここでやっと2回目の休憩です。日陰になった山肌にへたり込むように座り込んでしまいました。雪が深くなっているから、アイゼンを着けて行こう。かずとり君から声が掛かり、休憩を利用して全員がアイゼンを装着します。
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2回目の休憩以後は、傾斜が急になりましたから、ストックを握りながらの登山になります。皆んな足元を確かめながら、一歩一歩慎重に足を進めていきます。
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前を行くひろぽんが座り込んでしまいました。どうしたの? どうやら使い慣れないアイゼンが緩んでしまったようです。直ぐ後を歩いていたS夫さんが、親切に付け直してくれました。
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かなり登って来たところで、この辺りはそれまでの雪原と変わり、大きな岩がゴロゴロむき出しになっている山肌へと変わってきました。アイゼンを付けたままですから、とても歩きにくいのですが、ここを通過したらまた雪原が待っていますから、我慢してそのまま歩きます。
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岩がゴロゴロした斜面から反対側を見ると、1番左端に噴煙を上げている浅間山の姿が見えますが、それから右側には黒斑山、水の塔山、篭の登山、湯の丸山などの山並みが続いているのが見えます。
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岩が続いた歩き難い場所を通過すると、また傾斜がキツイ雪原が続きます。左端に写っている四阿山の案内標識を見つけ、これに従って山頂方向を目指します。思っていたほど雪は深くありませんでしたが、日差しが強いですから、サングラスが必需品となりました。
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ここまで登って来て、やっと四阿山(標高2,354m)の山頂を確認することが出来ました。あの、樹林帯の上に見えているのが山頂です。スッキリしていて、気持ちの良い眺めでした。
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かなり登り詰めてきたところで稜線の上に出ました。稜線の先に四阿山が聳えています。後はこの稜線に沿って、左奥に見える山頂を目指すだけですが、山頂が見えると気持ちがはやりますね。^_^
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稜線上の立木には、エビの尻尾が出来始めていました。ここは風の通り道で、強風が吹き抜ける場所になると思います。幸いこの日は良いお天気で、強風に吹き曝されることはありませんでした。あの向こうに見える山頂まではもう一息です。
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山頂に到着するとことが出来ました。お天気が良いですから眼下には、素晴らしい山岳風景が広がります。左奥に見える池は、群馬県の嬬恋村にある田代湖でしょうか?
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山頂に建てられた標識柱を囲んで、お決まりの記念撮影です。今回も、全員が元気に登ってくることが出来ました。時間は既に12時を回っていましたが、そんなに広い場所ではありませんから、お昼ご飯は少し下ったところの、雪原で場所を確保することになりました。
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山頂から見た、北アルプス方向の眺めです。今回、我々が辿って来た登山道は、概ね中央に続いている稜線沿いを登って来たものと思います。遠景に美ヶ原などの山並みが見えますが、そのさらに奥の方に北アルプスの山並みが霞んで見えています。
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山頂の標識につかまって、得意げなコーヒー党の姿です。山頂まで登り詰めたら、やっぱり標識柱に絡んで記念の写真を撮りたいところですね。今回は、かなり余裕を持って登頂することができました。
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さてさて、登頂を済ませた我々は、雪原が広く広がる場所まで下ってきました。ここでちょっと遅めのお昼を取ることになります。かずとり君が運んできたスコップでイスとテーブルを掘り、その上にタープテントを張ればこれはもう立派なシャリ場ですね。
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早速、小型ストーブを出してお昼の食材を温めます。この日の私のメニューは、レトルトの肉じゃがを温め、インスタントの味噌汁とコールスローサラダ、そしてお握りが2個でした。雪原の中ですが、暖かい食事が食べられましたから、元気回復です。みんなと会話を楽しんだり、写真を撮ったりしましたが、シャリ場のランチパーティは盛り上がりました。
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角度を変えてシャリ場の様子をもう1枚....一番手前のA部長は、前夜3時間しか寝ていないということで、この後雪の上に大の字に寝そべって、しばしの昼寝タイムを確保していました。
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食事が終わり、下山しなければならない時間になりました。楽しい雪山登山でした。皆んなそれぞれ思い出を残すことができたようです。小さくなっていく仲間の後姿を撮影した後、私も慌てて下山ルートに足を進めました。
登友会の4月の月例登山は、大菩薩嶺に決まりました。高山植物も咲き始めてくれるでしょうか?....そんな様子もまた、紹介していきたいと思います。
by coffeeto1 | 2016-04-08 06:00 | 風景
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