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樹上の小鳥

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前日に入手したばかりのオリンパスの ED 300mmF4 IS PRO を持って、近郊の公園へ試し撮りに行ってきました。ただし、今回紹介する写真は、2月14日に従来のサンニッパで撮影した画像ですから、参考に見てください。
さて、オリンパスのサンヨンは、とても期待が大きいレンズですから、色々な撮り方を試してみたいと思います。カメラのボディはもちろんマイクロフォーサーズのE-M1です。これにMC-14 の1.4倍のテレコンバーターを装着して、ジッツォの小型三脚に載せて使うことにしました。先ずは、小型軽量レンズの実証検査です。いつもは 300mmF2.8 を、三脚に乗せて歩き回っていますから、総重量は8Kg程度はあると思います。今回のシステムでは全部で3Kgを少し超える程度ですから、その差は歴然です。こんなに軽いシステムなら、山登りでも担いでいけるんじゃないかと思えるほどで、イワヒバリやホシガラスの良い写真が撮れそうな気がしています。
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次にオートフォーカスの効き具合ですが、フォーカスリングを手前に引いていると、オートフォーカスがオフになり、マニュアルフォーカスとなるのはこれまでのオリンパスのマイクロフォーサーズレンズと一緒です。オートフォーカスの効きはとても早いものだと思います。これには不足はありませんが、今回、藪の中にいる小鳥を狙ったところ、迷うというか他の枝に反応しすぎるところがあって、ちょっと不満を感じました。
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撮影した写真の解像度については、ジャスピンの写真は申し分ないレベルだと思うのです。でも、これは私の技術的なレベルの問題だと思いますが、ターゲットを捉えきれず、ピントの甘い作品をたくさん作ってしまいました。
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5軸シンクロ手振れ補正の効き具合を試してみたいと思いますが、三脚に固定して被写体を覗き込むと、ファインダーの中の画像が、海に浮かんだ船のように揺らぎました。初めは三脚に上手くセットされていないのではないかと思ったくらいの画像の揺れが感じられましたが、これはきっとシンクロ手振れ補正が機能している証拠なのでしょう。
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定評あるサンヨンですが、初日の使用感としては良かったというところで、実際に撮影した写真は、後日まとめて紹介していきたいと思います。
今回紹介する野鳥は、サンニッパに2倍のテレコンを付けて換算1,200mm相当で撮影したものですが、公園の高い木の上に1羽だけで飛来して留まってくれたものですから、アップで撮影というわけにはいきませんでした。
by coffeeto1 | 2016-02-29 06:00 | 野鳥
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