人気ブログランキング | 話題のタグを見る

忙しいキクイタダキ

忙しいキクイタダキ_f0330321_22393187.jpg
以前、このブログの「漁港のコクガン~その2」で、オリンパスの超望遠レンズ ED 300mm F4 IS PRO の発表があったということを書き込みました。その発売は2月下旬ということですから、あと1か月ほど待たなくてはなりませんが、1月6日に発表があってからすぐに購入予約を入れました。首を長くしてその発売を待ち侘びているところですが、ネットを見ていたらそのレビューなどの情報を拾うことができました。
「解像力は、開放からほぼ完全に均一」、「色収差は全体的に非常に少なく、ゼロに近い」、「周辺光量落ちは、F4でごくわずかに見られるが、これは非常に少ない」、「手ブレ補正は、E-M1との組み合わせでは素晴らしい効果(1/15秒で100%、1/8秒で90%の良好な画像)」 などとされていました。更に、その解説として、「オリンパスがこれまでに造った最高のレンズの1つだ」 とまで評価されているのです。これを見てとても嬉しくなってしまいました。早く実写で使用してみたい。その思いはますます強くなるばかりです。
忙しいキクイタダキ_f0330321_22391917.jpg
このキクイタダキの写真は、オリンパス E-M5mkⅡ + 40-150mm F2.8 PRO + MC14 の組み合わせで手持ち撮影したものです。とても動きの激しいキクイタダキでしたから、これを追いかけてファインダーに入れるのにも苦労しました。でも、このレンズも PRO の名前の入った定評の高いレンズです。AFの速さと解像力の高さがその威力を十分に発揮してくれました。
忙しいキクイタダキ_f0330321_22392547.jpg
今度発売になる300㎜ F4 の最短撮影距離は1.4mで、テレコン使用時の最大撮影倍率は、換算0.67倍になるというところも、魅力があります。というのも、チョウや昆虫の写真を撮影することが多くありますから、望遠マクロ的な使い方ができるこのレンズは、その解像力の高さとともに、とても力強い武器になってくれるはずです。
忙しいキクイタダキ_f0330321_22393926.jpg
何と言ってもマイクロフォーサーズ仕様のレンズですから、その焦点距離は35mm版の倍になるので、換算600mm F4 (ロクヨン)相当の超望遠レンズと同等になります。レンズ内の手ぶれ補正と E-M1 の5軸手ぶれ補正の相乗効果で、1/15秒で100%の良好な画像が得られるとなれば、手持ち撮影が可能になり、こんなに強い味方はありません。
忙しいキクイタダキ_f0330321_22394522.jpg
防塵・防滴とともに耐低温性能も備えているようです。長さ227mm、重量1270g(三脚台座なし)という小型・軽量軽量のレンズだから、担いでフィールドを歩き回ってもそんなに負担にならないでしょう。これなら普通のフィールドワークだけでなく、スノーシューを履いて雪原を歩き回る時でも携行できますから、いろいろな状況をカバーしてくれる、使用範囲の広いレンズになるものと思います。
忙しいキクイタダキ_f0330321_22391028.jpg
それにしてもキクイタダキは忙しないですね。一時もジッとしていてくれません。その上、飛来したこの木は葉が込み入っていて、その中に見え隠れする状況でした。秒間10コマの撮影モードで撮っていましたが、使えない写真の山を量産してしまいました。
by coffeeto1 | 2016-01-31 06:00 | 野鳥
<< 林床のトラツグミ シロハラが元気でした >>