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登友会12月定例登山@笠取山

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登友会の定例登山の紹介になります。先月は11月3日の文化の日に茅ヶ岳に登ってきましたが、12月の定例会は納会も兼ねて12月20日の日曜日に実施することになりました。今回は、忘年会付きですから近場の山に登ってこようということで、秩父の笠取山(標高1,953m)を目指すことになりました。あそこに見える急斜面の上が山頂になります。
今まで常連だったSさん夫妻が、二人とも風邪でダウンしてしまいましたが、今回は相模原のKさんが知り合いにたくさん声をかけてくれたお陰で、最近になく大人数の定例会となりました。
今回は、車の乗り合わせと終了後の忘年会の予約の兼ね合いもあって、相模原の橋本駅に集合することになりました。午前7時の集合に間に合わせるため、竹ノ塚駅から始発電車に乗り、時間ギリギリに到着することが出来ました。
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ここが笠取山への登山口になる作場平の駐車場です。3台の車に分乗して、橋本駅前を出発し、午前9時半過ぎに到着しました。トイレを済ませてスタート前に、記念写真の撮影です。
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スタートして間もなく目についたのは、この大きく育った霜柱です。長さが10cm以上もあって、思わず踏み潰してみたくなるような、立派な氷の造形を形作っていました。
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川の中にも、氷のオブジェがありました。川の流れはとても澄んでいて綺麗ですが、それ以上にこの氷の造形は、面白い形に固まって、見事な造形美を見せてくれました。
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メンバーは男性7人、女性5人の12名です。これまでは平均年齢が高く、中高年登山の様相が強かったのですが、Kさんのお陰で20代から30代の若いメンバーがたくさん集まりました。60代は私を含めて2人、50代はいないメンバー構成になりましたから、一気に若返った感じです。
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とても綺麗な水が流れています。3河川の源流部であることが頷けます。冷え込みが強いせいでしょうか、川の中にも氷のオブジェが出来つつあります。
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そういえば、昨年の納会登山は相模湖駅から高尾山へ登り、高尾山口へ下山するコースを歩いてきましたが、その時も若手が多く集まり総勢12名となりましたが、あの時初参加だったメンバーと再会できたり、10月の定例会で編笠山〜権現岳に登った時、青年小屋の酒宴で同席し、盛り上がってすっかり意気投合したフレッシュメンバーもまた参加してくれるなど、1年ぶりのビックパーティーになりました。
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ここにも、川の中にも形作られている氷のオブジェが出来つつあります。雪と氷に閉ざされる前に見ることが出来ました。
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登山道の途中ですが、ここで最初の小休止をとることになりました。朝食が少なかった人はここで行動食を食べたり、早目のおやつのどら焼きを食べたりと、それぞれにリラックスして休憩しました。でも、登山道ですから、他の登山者が来なくて良かったです。
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小休止をとった場所からすぐの所にこのヤブ沢峠がありました。ここには少し広いスペースがありましたから、ここまで我慢して登って来て、ここで休憩を取ればよかったですね。
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ここが笠取小屋です。期間営業ですから、冬の間の今の時期は閉鎖されています。イスとテーブルが整備されているし、脇に立派なトイレもあって、休憩するにはよい場所でした。
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笠取小屋には、広々としたテント場も整備されていました。そこから南側の山間に、御正体山の姿を望むことが出来ました。
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笠取小屋で休憩した後、笠取山の山頂を目指しますが、少し登ってきたところで振り返ると、遥か彼方に富士山の姿が見えました。嬉しくなってシャッターを押します。
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整備された登山道の先に小さな白い看板が見えますが、あそこが小さな分水嶺と呼ばれる頂です。
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その小さな分水嶺に登り詰めると、そこにこんな石の標識がありました。秩父の山稜に位置する山ですが、多摩川、荒川の3河川の分水嶺になっていて、三方向にそれぞれの川の名前が刻んでありました。
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さて、いよいよ笠取山の山頂が見えてきました。あの急な斜面を登り詰めれば山頂ですが、もちろんなだらかな巻道ルートもあります。でも、正攻法であの大変な急登に挑戦ですね。登る前にみんなで記念撮影してきました。
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これが笠取山の山頂から撮影した富士山の勇姿です。遥か彼方に幻想的な風景を見せてくれました。
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こちらは遠くに霞んで、南アルプスの山並みが見えます。
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笠取山(標高1,953m)の山頂に立ったコーヒー党の勇姿です。最後の急登はちょっと厳しかったですが、今回は割合余裕をもって山頂に立つことが出来ました。
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山頂で、お決まりの記念写真を撮影しました。今回の参加メンバー12名が全員元気に登頂することが出来ました。
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先程の山頂の標識から、さらに奥へ少し進むと、ここにもう一つの山頂の標識がありました。こちらは見晴らしはよくありませんが、こちらの標識の方が本当の山頂のようにも思えます。
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巻道を下山してきたところで、向こうに水干という多摩川の源頭の標識が見えます。先を行くメンバーに声を掛けて、ここで記念写真をパチリ。
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これが水干の標識です。この奥に、多摩川の源頭がありますが、そこに滴った一滴の水が、ここから東京湾まで138km流れ下り、東京湾へ注ぐ多摩川の流れを形造っていきます。
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下山途中に撮影した氷柱です。多摩川の支流となる一之瀬川の川岸で見ることが出来た氷の芸術作品です。
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一之瀬川は、ここを流れ下って丹波川に合流して、奥多摩湖へ注ぎ込み多摩川として流れ下って東京湾へ繋がります。そんな源流部にあった氷の芸術品は、新体操のバトンのような形をしていました。
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下山ルートは一休坂を通るコースを歩きましたが、ここで最後の休憩を取りました。若手のT君は、昨年足首を骨折して足首の骨にボルトを入れているということでした。これまであまり体を動かすことが出来なかったから、とても疲れたようです。皆さん大変ご苦労様でした。下山後、みんなで忘年会をやって、盛り上がったことは言うまでもありません。来年も登友会は元気一杯頑張ります。
by coffeeto1 | 2015-12-24 06:00 | 風景
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