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水辺のツルシギ@渡良瀬

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渡良瀬遊水池で、タカ類の観察をしてきましたが、その合間に葦原の中を流れる水路や、谷中湖の周辺を見て回りました。今回は、そこで観察したツルシギを紹介したいと思います。当初、この個体をアカアシシギと紹介しましたが、詳しい方のご指摘を受けてツルシギであると確認しました。ご連絡を頂きまして、大変ありがとうございました。
この前日は奥日光の戦場ヶ原へ足を運んでいたのですが、現地は思いがけない雪模様となり、とても野鳥観察をするような状況ではありません。仕方なく場所を変更して渡良瀬へ来たわけですが、ここではインディアンサマーとも言えるような良いお天気で、絶好の野鳥観察日和に恵まれました。水路の脇に車を止めて、岸辺を丹念に確認していたところ、対岸に2羽の鳥影を確認しました。
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水路の少し水の深いところで、2羽が並んで餌取りをしていました。脚の様子はよく見えませんが、くちばしの基部は上下とも赤色をしているように見えたところから、冬羽のアカアシシギであると判断しましたが、くちばしが長いことと、体型がスマートであるところからツルシギであると教えていただきました。
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図鑑によれば、大陸の北極圏に近い所で繁殖し、東南アジアからアフリカ大陸辺りで越冬するようです。ツルシギの渡りは早く、春先の随分早い時期に霞ケ浦周辺の水郷地帯で観察することができますが、今の時期にどうしてこんなところにいるのでしょうか?
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そういえば、毎年5月の連休近くになると、夏羽に換羽して真っ黒くなった個体を観察することができます。その姿を見れば誤認することはないと思いますが、冬羽の今の時期はうっかりするとアカアシシギと間違えやすいですね。
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少し距離がありましたから、撮影するには少し辛いところがあります。でも見ていたら、2羽のツルシギが仲良く飛び立ちました。偶然ですが、こんな飛翔シーンを撮影することができました。
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そういえば、以前は渡りシーズンは毎週のように田園地帯に足を運んで、シギチ観察を楽しみにしていたのに、ここ数年は山登りばかりに目が向いていました。それでなくてもシギチの識別は難しいですから、次のシーズンは久し振りに田んぼ周りをやって、錆びついたシギチの識別眼をリフレッシュしてみたいと思います。
by coffeeto1 | 2015-12-16 06:00 | 野鳥
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