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奥日光の高原モズ

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春から夏にかけて、モズの仲間は繁殖活動にいそしむため、里から山へ移動して生活しています。その間、多少の例外を除いて、里でモズを観察する機会はめっきり減ってしまいますが、秋口には立木の天辺から響き渡ってくる、あの “モズの高鳴き” の声を聞くことができます。季節の変わり目であることを実感させてくれる風物詩ですね。でも、今はまだ繁殖期の途中になりますから、ここ奥日光ではまだまだ、たくさんのモズを観察することができます。あの、高鳴きの声こそ聞くことはできませんが、姿は良く目に付きました。ノビタキやホオアカは、草原に限って生息していますが、このモズは、林縁や耕作地に近い所まで、あまり場所に関係ないような感じで観察することが出来ました。この写真は、戦場ヶ原の木道を歩いていた時、枯れた立木の天辺に留っているところを見つけたたモズです。でも、普通のモズとちょっと違うと思いませんか?
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普通のモズは、頭部が茶色の可愛い顔をしていますが、上の写真を見ていただくとよく分かるように、このモズは頭部から背面にかけて、一様な灰色をしています。ちょっと変わった色合いですよね。
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これはオオモズか、それともシマアカモズかと色めき立ってしまいそうですが、実は高原モズと呼ばれる普通のモズであるようです。
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こちらは、上で紹介したモズとは別個体です。少し離れた農耕地に隣接する電線の上に留っていたモズですが、前回紹介したカッコウと、繁殖場所の縄張り争いをしていた個体です。
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こちらの個体も、頭部の色合いが大変薄い茶色で、普通のモズと比べるとちょっと異なる印象を受けます。これも、高原モズの特徴と言えるでしょうか?
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この個体は、いまだにまだ縄張り宣言をしているわけではないでしょうが、かなりよく鳴いていました。
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都会では、猛暑日が続くこの頃ですが、涼しい高原で夏の間を過ごしているモズたちは、繁殖活動のためとはいえ、避暑のために来ているようで何ともうらやましい限りです。
by coffeeto1 | 2015-08-04 06:00 | 野鳥
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