人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ホシガラスの親子@八ヶ岳

ホシガラスの親子@八ヶ岳_f0330321_951774.jpg
唐沢鉱泉から黒百合平に向けて登山道を登っている途中ですが、頭上からけたたましくギャーギャーと鳴く野鳥の声が響いてきました。何の声だろう? 普段聞き慣れない鳴き声ですから、とても気になりました。梢に隠れて見えなかった姿が、少し移動してくれたことで見えてきました。ああ、これはホシガラスの鳴き声だったんだ。そこには巣立って間がないようなホシガラスの幼鳥の姿がありました。
ホシガラスの親子@八ヶ岳_f0330321_945941.jpg
すると、そこにもう一羽のホシガラスがやって来ました。こちらは成鳥のようです。先ほどのホシガラスの幼鳥が、その親鳥に餌をねだっているところだったようです。
ホシガラスの親子@八ヶ岳_f0330321_955100.jpg
ホシガラスの幼鳥は、親鳥に対して一生懸命に餌をねだっていました。ギャーギャーとけたたましく鳴きなら、羽を震わせてお腹が空いたとアピールしていました。
ホシガラスの親子@八ヶ岳_f0330321_95114.jpg
これまで、ホシガラスを観察するのは、高山の見晴らしの良い場所ばかりでした。こうして間近に観察するのは、まして親子が一緒にいるところというのは観察したことが有りませんでしたから、良いチャンスに恵まれたものです。
ホシガラスの親子@八ヶ岳_f0330321_945285.jpg
ホシガラスは名前が示す通り、成鳥には褐色の体に白色の斑が密に入っていて、一目でそれと分かる羽衣をしています。一年を通して観察できる高山の鳥ですね。
ホシガラスの親子@八ヶ岳_f0330321_943822.jpg
ここでは親鳥と巣立ち間がない若鳥が追いかけ回しながら仲良く暮らしていたようです。人を恐れず、すぐ近くから撮影させてくれました。
ホシガラスの親子@八ヶ岳_f0330321_944626.jpg
今回持参した撮影機材は、オリンパスのE-M5 markⅡ と14-150㎜ズームレンズという組み合わせでした。マイクロフォーサーズ規格ですから35㎜換算で28-300㎜の焦点距離があります。防塵防滴ですから、山登りで使用するには最適な組み合わせであると思います。
by coffeeto1 | 2015-07-12 06:00 | 野鳥
<< 高山に咲くオサバグサ@八ヶ岳 見たかったクロユリ@八ヶ岳 >>