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アカゲラの営巣風景@戸隠

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ここ数年、恒例のように足を運んでいる戸隠森林植物園ですが、場所は異なるものの、毎年アカゲラの営巣風景を観察する事が出来ています。それだけ個体数が多いという事だと思いますが、巣穴を彫る立木にも恵まれているという事が言えると思います。今回は、例年より1ヶ月ほど時期を遅らせて来てみたところ、全体的に観察できた野鳥の数が少なかったように思いましたが、それでもいつものように巣穴を確認して撮影することができましたから、これはこれで嬉しいものとなりました。ここでは、巣穴から頭を覗かせるヒナに対して、アカゲラの♂と♀が交互に餌を運んでくる様を間近に観察する事ができましたから、私自身も楽しみながら撮影する事が出来ました。
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アカゲラの大きな特徴は、この背中の逆ハの字型の大きな白斑ですが、この個体は後頭部に赤い羽が出ていますから、♂の個体である事が分かります。♀の後頭部にはこのような赤い羽がありません。♂親がヒナのために、大きなイモムシを捕まえてきたようです。
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アカゲラの名前の由来になっているのは、このお腹から下尾筒へ続く赤い部分があるところだろうと思います。フィールドで見つけた時には、この赤色部分と背中の逆ハの字型の白斑でアカゲラであると識別する事が出来ます。
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巣の中からヒナが頭を出して、親鳥が餌を運んでくるのを待っています。だいぶ大きくなっているようで、頭部に赤い羽が生えていますから、♂のヒナであろうと思われます。もう、巣立ち間際ですね。
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アカゲラが巣に戻ってきました。この個体は頭部全体が黒色ですから、♀の個体であることが分かります。くちばしを見ると、アリの仲間をたくさん咥えてきたことが分かります。同じキツツキの仲間のアリスイだけでなく、アカゲラもアリを餌としていることが分かりますね。
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こちらは、巣に戻ってきた♂の親が、口移しでヒナに餌を与えているところです。後頭部が赤いことから♂であることがよく分かりますが、どんな餌を運んできたのでしょうか。
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こちらは、アカゲラの♀の個体ですが、そのくちばしに咥えているのは翅の模様から、どうやらゴマフトビケラであるようです。こうしてみていると、色々なものを餌として運んできていることが分かりますね。
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今回は、散策路からほど近いところで営巣していたアカゲラを観察する事が出来ましたが、♂と♀が交互に餌を運んでくる様を見せてもらい、子育ての大変さが少しは分かったような気がします。アカゲラに限らず、野鳥達が安心して子育てができる環境を、私達が守っていかなければなりませんね。
by coffeeto1 | 2015-07-04 06:00 | 野鳥
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