房総ふれあいの道@市原

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フィールドに出たら、野鳥写真だけでなく、チョウや山野草など出来るだけたくさん撮影してきたいと思っています。だから、望遠レンズを載せた三脚を担ぎながら結構な距離を歩くことになります。マイクロフォーサーズで小型軽量とはいえ、300㎜F2.8(換算600mm相当)をつけて三脚を含めると総重量は8kgを超えますから、長時間担いでいるとそれなりの負担になります。とはいえ、歩いて自分の眼で見たい、それを写真に撮りたいという気持ちが勝ります。今回、お目当てであった野鳥写真の撮影には、そこそこの成果を上げることができましたから、あとの時間は房総ふれあいの道を歩いて、自然観察を楽しんでみることにしました。
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まず目についたのは、このウラギンシジミでした。翅の表は暗褐色地にオレンジ色の斑がありますから、これは♂の個体になることが分かります。留るときには翅を閉じてしまうことが多いので、撮影するのも苦労します。
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こちらは翅を閉じて留っているところですが、ウラギンシジミは♂も♀もこのように翅の裏が白いところが特徴で、名前の由来にもなっています。
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こちらは、水色の綺麗な羽を見せてくれたルリシジミです。翅の縁の暗褐色のバンドの幅が狭いですから、これは♂の個体になります。♀はこの縁取りが幅広いですね。
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ルリシジミの翅の裏側を撮影したものです。ルリシジミと同じシジミチョウの仲間にヤマトシジミがいて、これは大変に数が多いですからどこでも普通に見られますが、ルリシジミの翅の裏側はヤマトシジミに比べると、とても白っぽい色合いをしています。
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房総ふれあいの道は、山の上に向かってかなりの登りが続いていました。担いでいるカメラが余計に重く感じられてしまいますが、汗をかきながら頑張って登っていくと、可愛いイチヤクソウが出迎えてくれました。
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こちらはコバギボウシです。山道を上り詰めて平坦な所に出たところで、まだ蕾のままの花姿を見せてくれました。
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ホタルブクロです。山の上には舗装道路が通っていましたが、その道端に沿って、この白い花がずっと咲き続いていました。これも面白い撮影対象です。

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緑一色の彩りの少ない茂みの中に、ピンク色の塊りが目を引きました。まだ完全に咲き切っていませんが、シモツケソウの花になるようです。
奥日光の戦場ヶ原には、たくさん群生していたのを思い出しました。今度あそこへ行ったら、シモツケソウの群落の中で、花穂に留ったノビタキの写真を撮影したいものです。
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ふれあいの道を歩いていくと、こんな白い花も咲いていました。特徴的な花姿をしていますが、トリアシショウマでしょうか。初夏の野山を彩る山野草ですね。
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見てくださいこのアヤメ園の景色を。何とも見事なものですね。思わず足を止めて撮影させてもらいました。こんな景色を独り占めしてしまうのが、勿体ないような気がいたします。
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アヤメが満開でした。白いものから紫色のものまで色とりどりです。中には色の交じったものもあって、目を奪われる見事さでした。満開のドンピシャのタイミングに来合わせることが出来たようです。
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メタリックな光沢と多彩な彩りのハンミョウです。小さな昆虫ですが、気を付けて見るとなかなか綺麗な姿をしています。そういえば、逗子の二子山へサンコウチョウを見に行った時も、このハンミョウが観察できました。ここも、似たような環境なのでしょうね。
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今度はセセリチョウの仲間です。この仲間も種類が多くて識別が難しいですが、図鑑で確認するとヒメキマダラセセリであるようです。
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ヒメジャノメもいました。これはタテハチョウ科に属します。房総ふれあいの道を歩いていると、とてもたくさんのチョウの仲間を観察することが出来ました。
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最後に紹介するのはテングチョウです。これもタテハチョウの仲間ですが、鼻先が長くて天狗の鼻のように見えるところから、この名前が付けられたものと思います。....この写真ではその様子がよく分からないとは思いますが....春先によく見られるチョウですね。
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by coffeeto1 | 2015-06-27 06:00 | 生物
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