赤岩の頭から硫黄岳山荘へ@八ヶ岳

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赤岩の頭(標高2,656m)の山頂に立っていた標識です。左の方へ進めば、標識の向こう側に頭が見える峰の松目(標高2,567m)に至ります。ちょっと寄ってみたい気持ちもありますが、コースタイムよりかなり遅いペースで進んでいます。途中で何か面白い撮影対象があれば、そこで引っかかってかなりの時間を要してしまうでしょうから、ここはぐっと思い止まって、すんなり右手に足を進め、硫黄岳山頂を目指すことにします。それでなくても良いお天気で、赤岳を中心とする南八ヶ岳の山々はもちろん、北八ヶ岳の山並みも綺麗に見えます。そんな山並みを入れた風景写真を撮っているだけでも結構時間が掛かりそうです。それに、前回縦走した時には、ガスが掛かって見られなかった、硫黄岳の爆裂火口も、今回はその全景が見られそうです。天候が変わらないうちに早く登らなければなりません。
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北八ヶ岳の山並みが見えました。中央手前に見える山が根石岳(標高2,603m)でしょうか、その向こう側に二つ並んでいるピークが東天狗岳(標高2,645m)と西天狗岳(標高2,646m)になると思います。その向こう側の左側に少し霞んで見えるピークが北横岳(標高2,472m)でしょうか? 天狗岳には、この6月下旬にクロユリの花を見ながら登って来たいと思っています。
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次第に高度を増してきましたが、高山植物が色々と目に入るようになってきました。岩陰に固まって白く小さい花を咲かせていたこの花は、コメバツガザクラになると思います。
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こちらは、南八ヶ岳の山並みです。中央やや左側にそびえているのが八ヶ岳の主峰である赤岳(標高2,899m)です。明日は、左側にギザギザのピークが並んでいる横岳(標高2,829m)を通過して、あの赤岳まで縦走する予定です。お目当てのツクモグサには会えるでしょうか? 期待が膨らんでくる眺めでした。
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八ヶ岳の硫黄岳(標高2,742m)から横岳(標高2,829m)にかけては、キバナシャクナゲの自生地として有名です。そろそろ花が咲き始めているようで、ここにもその片鱗を見ることができました。
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こちらはミネズオウです。ツツジ科の高山植物ですが、春先に可愛い花を見せてくれるハナネコノメを思い出させてくれるような花姿です。あちらこちらにたくさんの花を咲かせていました。
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硫黄岳への登山道は、細かい石が積もっていて、とても歩きにくいザレ場を登ることになります。傾斜も急でなかなか厳しい登りです。上を見上げると、大きな岩が立ち上がっていますが、山頂はあの岩の向こう側ですね。
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硫黄岳山頂を目指して登るにつれて、横岳から赤岳にかけての稜線がよく見えるようになりました。カメラのズームを聞かせて撮影してみましたが、明日歩く稜線が手に取るようによく見えてきます。
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これはヒメイチゲです。どこで撮影したのかあまり記憶が定かではありませんが、厳しい環境の中で、とても小さい花を可憐に咲かせていました。
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硫黄岳(標高2,760m)の山頂に到着しました。ここにはとても広いスペースがあり、テニスコートが何面もとれそうなくらいです。南八ヶ岳の山並みと、その向こうにそびえる南アルプスも入れて、シャッターを押してもらいました。
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これが硫黄岳の爆裂火口壁です。前回登友会の仲間と縦走した時には、ガスにまかれるひどい天気で数メートル先の視界しかありませんでしたから、今回はその雄大な景色を堪能させてもらいました。
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イワヒバリです。とても近いです。そして群れで飛び回っていました。私のコンデジ(オリンパス STYLUS SP-100EE)でも、しっかりとその姿を撮影することができました。
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前回、八ヶ岳を縦走したのは7月でした。その時もたくさんの高山植物を観察できたのですが、このミネズオウは既に花期は終わっていました。残念に思っていましたから、今回はその分までたっぷり堪能させてもらいました。
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硫黄岳を後に、山荘方向へ足を運んでいくと、主峰赤岳と横岳の間に大同心、小同心という岩のピークがよく見えるポイントがありました。
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稜線の陰に見える屋根がこの日の宿泊場所である硫黄岳山荘です。強い風を避けるために、稜線を風除けのようにして建てられていました。先ほどは、硫黄岳の爆裂火口周辺でイワヒバリの撮影に夢中になって、ずいぶん時間を使いましたが、山荘には午後3時前には到着できました。
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硫黄岳山荘の前には、高山植物を観察できる箱庭のような散策ルートが作られています。そこを歩いてみると、色々な高山植物を観察することができました。これは、咲き始めたばかりのハクサンイチゲです。
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チシマアマナもいくつも花を咲かせていました。でも、とても小さい花ですね。
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この黄色い花は、ミヤマキンバイで良いのでしょうか? ちょっと自信がありませんが、山荘のお兄さんからミヤマキンバイの草丈はとても低いということを聞いていましたから、たぶんそうだろうと思います。
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これが今夜のお宿の硫黄岳山荘の入り口です。5月31日(日)に宿泊したわけですが、日曜日ということもあってこの日宿泊した人数は7人だけでした。山荘のお兄さんから、高山植物の開花状況をいろいろと教えてもらいましたが、特に、ツクモグサの情報は大変ありがたい話になりました。明日は、教えてもらった場所で必ずゲットしたいものです。うまく見つかると良いのですが....。
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by coffeeto1 | 2015-06-20 06:00 | 風景
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