人気ブログランキング | 話題のタグを見る

田植え田んぼのムナグロ@稲敷

田植え田んぼのムナグロ@稲敷_f0330321_21525311.jpg
毎朝起きて一番最初にやることは、マグカップ1杯分のコーヒーを淹れることです。昔は美味しいコーヒーが飲みたいと、銘柄を選んでドリップで淹れていた事もありましたが、今は朝の時間が忙しいので、どこでも売っているものを買ってきて、コーヒーメーカーを利用しています。カミさんや息子はコーヒーをあまり飲みませんから、もっぱら自分で飲む分だけを淹れていますが、作るときの目安としては、マグカップ1杯分を作るために、水タンクの2の目盛りのところまで水を入れます。コーヒーの粉は、計量スプーンの大の方で摺り切り1杯が通常の分量になりますが、マグカップになみなみと飲みたいですから、この頃では水の量を2の目盛りより少し多めに入れるようになりました。そうすると、当然コーヒーがやや薄めになってしまい、香りと美味さが損なわれてしまうように思います。最初に口に含んだあの香りと風味が期待外れだとガッカリしてしまいます。それで、コーヒーの粉を計量スプーンに少し山盛りにして淹れたりするのですが、ちょっと多めに飲みたいと思う気持ちがそうさせるわけです。....それなら普通に淹れて、足りなければもう一杯別に淹れた方が美味しいコーヒーを飲めるだろうにと、自分に苦味を感じてもいます。
さて、ここでは田植えが終わったばかりの水田で、朝の日差しを浴びながら、ムナグロの気持ち良さそうな姿を観察する事ができました。
田植え田んぼのムナグロ@稲敷_f0330321_21531598.jpg
ムナグロは夏羽では、顔面からお腹にかけて黒色の特徴ある姿に換羽しますが、この個体はまだ黒色の羽が出揃っていませんから、冬羽から夏羽へ換羽途中ということになります。
田植え田んぼのムナグロ@稲敷_f0330321_21532249.jpg
この個体は、ほぼ夏羽へと換羽を終わっているものと思います。ムナグロはチドリ科の野鳥で、同じ仲間のムナグロと大変よく似ています。パッと見たときに背面に黄色味があるところが特徴となります。
田植え田んぼのムナグロ@稲敷_f0330321_21533627.jpg
ムナグロは雌雄同色ですから、当然のことながら外見で♂と♀を識別することがはできません。また、野鳥観察を始めたころは、冬羽の個体は幼鳥で、夏羽の個体が成鳥かと思っていましたが、これも換羽によって異なるわけで、私にはムナグロの成幼の違いを見分けるポイントがよく分かりません。
田植え田んぼのムナグロ@稲敷_f0330321_21532929.jpg
スッキリした夏羽の個体ですね。田植えの終わった田んぼで、見るからに凛々しい姿です。側頸から脇腹へと続く白帯が少し太く見えます。それで思い出したのはアメリカムナグロですが、アメリカムナグロは迷鳥で、観察例はあまりありませんが、この白帯部分がとても広く、夏羽の黒色部分が下尾筒まで続いているということです。フィールドで見ても、私には見分けられないと思いますが....
田植え田んぼのムナグロ@稲敷_f0330321_2153667.jpg
それから、書き落としていたのは同じ仲間のダイゼンとの生息域の違いです。ムナグロはこのように田んぼや河川、草地などを好んで生息していますが、ダイゼンは海岸や干潟などを好んで生息域にしていますね。
by coffeeto1 | 2015-05-28 06:00 | 野鳥
<< 渡ってきたノビタキ@奥日光 蓮田にいたタシギ@稲敷 >>