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囀るセンダイムシクイ@矢板

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昨年、車を買い替えた時に、純正アクセサリーの車中泊パッケージとドアウインドウメッシュも一緒に購入してありました。車中泊パッケージは、文字通り車中泊する時には欠かせないものですから、これまでにもう何回も利用しています。ドアウインドウメッシュは、いわゆる網戸です。フロントドアとリアウインドウの両方の窓に網戸が付けられるセットですが、昨年使用することがありませんでした。このゴールデンウィークで、標高の低い川沿いで車中泊しよう思ったのですが、車内に虫が入ってきて刺されてしまいました。慌てて網戸を付けようと思ったのですが、これがどうやって付けたら良いのか分かりません....。仕方なく、ホンダの販売店まで行って付け方を教えてもらったわけですが、その時のいきさつについては前回紹介したとおりです。....車の窓へ網戸が付けられるようになりましたから、今シーズンは暑い時期を迎えても、快適な車中泊ができそうです。
今回は、矢板の山の中で観察したセンダイムシクイを紹介します。
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ゴールデンウィークで足を運んだ渓流は、このところ毎年足を運ぶようになった場所ですが、この日はお気に入りのポイントで野鳥を待っていたところ、センダイムシクイのさえずりが聞こえてきました。どこで囀っているんだろう....しばらく辺りを探しましたが、なかなかうまく見つけることができません。....やっと、対岸の高い梢の上を飛び回るセンダイムシクイの姿が見つかりました。
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一度その姿が見つけられたら、あとはこっちのものです。でも、とても距離がありますから、テレコンで焦点距離を稼がなくてはなりません。姿を見失わないように注意しながら、カメラに2倍のテレコン(EC-20)を装着しました。フォーサーズ規格のOlympusの300mmF2.8ですから、35mm版換算で2倍の焦点距離が稼げます。したがって、この時使用したシステムでは、換算1,200㎜相当の画像になったわけですから、これでデジスコ並みの写真が撮影できます。
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チーチョイチョイチー、チーチョイチョイチーと、センダイムシクイが囀っています。お陰で、このようにその姿を撮影することが出来ました。しかし、対岸の樹上ですから、ずいぶん距離があります。
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”焼酎一杯グィー”と、センダイムシクイの囀りはこのように聞きなされますが、”鶴千代君ぃー”という聞きなしもあります。仙台藩のお家騒動の渦中に巻き込まれた鶴千代を慕って鳴いているということですが、これがセンダイムシクイの名前の由来になっているという話も聞いたことがあります。
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センダイムシクイは、日本で繁殖するムシクイ類の中で、一番黄色味が強いと言われています。この時はとても距離がありましたから、そんな様子がよく観察できませんが、囀りの声で識別することが出来ました。
by coffeeto1 | 2015-05-12 06:00 | 野鳥
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