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コサメビタキが近い@矢板

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カメラを担いで歩き回る時、三脚の肩当が欲しいと思っていました。どんな材料で、どのように作ったものか、他の人達はどんなものを使っているのか、というのも気になるところです。キルティングなどで上手に手作りしていたり、椅子用の座布団を加工しているもの、お風呂の洗い場に敷く厚みのあるマットを加工したものなど、皆さん色々と工夫しているようです。連休最終日は、何処へも出掛けず自宅で写真の整理などをしていましたが、カミさんから買い物へ行くので車を運転するように頼まれました。ついでだから100円ショップに立ち寄って、肩当用の材料を探してみることにしました。なかなか思うようなものが見つかりませんが、そこで目に付いたのは自転車のサドルカバーでした。大きさ的には手頃で、これを上手く使えば立派な肩当になりそうです。消費税込みで108円ですから、これは良いものを見つけました。....ということで、今回は三脚の肩当の話になりますが、紹介する写真は、矢板の山の中で撮影してきたコサメビタキです。
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さて、自宅に帰ってまず考えたのはどうやって三脚に固定するかです。余っていたラダーロック付きの50㎝くらいのストラップをサドルカバーの中に敷いて、クッション用の中綿として、穴の開いてしまった毛糸の帽子を詰めてみたのですが、これがちょうどよい具合です。ストラップで三脚に固定してラダーロックで止めれば、これで簡単に三脚の肩当が完成しました。....コサメビタキとは全く関係ない話で、申し訳ありません。
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三脚の肩当については、実際にフィールドで使用していませんから、いつか機会があったらその使用感などもレポートしてみたいと思います。
さて、山の中でコサメビタキを観察していると、その行動パターンから営巣している場所を見つけてしまいました。かなり高い木の枝ですが、この2本の立ち上がった枝の間に巣を掛けているようです。その中に座り込んでいたコサメビタキを撮影することができました。
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一度その営巣場所を見つけてしまうと、後はその付近に待っていれば、近い所を飛び回ってくれるコサメビタキの写真が撮りやすくなりました。そのお蔭で、とても効率の良い写真撮影をすることができました。
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コサメビタキの背面は、一様な褐色ですから、目立つ模様はありませんが、風切羽は濃褐色ですから羽衣の変化が認められます。一番の特徴は目先が白っぽいところでしょうか。同じ仲間のサメビタキや他のヒタキの♀との識別に苦労しますが、私は目先に白い部分があるかどうかを確認して、コサメビタキと判断することにしています。
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折れた枝先に留っていたコサメビタキが、飛び立つ直前に羽ばたいてくれました。初列風切の裏側は、全体的に白っぽいですが、下雨覆いは背面と同じような褐色の色合いですね。
by coffeeto1 | 2015-05-10 06:00 | 野鳥
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