赤城山の中腹にて~その1@桐生

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ゴールデンウィークを利用して、栃木県の尚仁沢湧水地へ行ってきました。ここは日本百名水の一つで、水量が多く、湧き水を汲みにくる人がとてもたくさんいます。麓の道の駅でここから引いた水を汲むことができるのですが、私は水源地にこだわりました。山肌から湧き出した一番新鮮な水でコーヒーを淹れたら、さぞかし美味いだろうと思ったのです。尚仁沢湧水地の入口は、県道沿いにトイレ付きの駐車場がありますから、ここに車を止めて歩き始めますが、水利堰の施設の脇から尾根を越えなければなりません。100mくらい登って下るわけですが、駐車場から1.5Kmくらいの道程ですから、軽いハイキング気分で行って来られます。
季節的には、山野草のシーズンですから、カメラを持って写真を撮りながら登って行ったら、水源まで2時間くらい掛かってしまいました。ラショウモンカズラ、チゴユリ、ユキザサ、ニリンソウ、エンレイソウなどなど、撮影した山野草については、後日また紹介したいと思います。
今回は、赤城山の中腹で撮影してきた山野草を紹介します。尚仁沢ではありませんから、間違わないようにしてください。撮影日は4月25日の土曜日のことになります。
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ここで撮影した山野草も、とてもたくさんありましたから、2回に分けて紹介したいと思います。まず最初は、このエイザンスミレです。花弁の色は淡いピンク色です。
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花弁の後方に伸びる筒状の部分は距と呼ばれますが、やや太めであるところがエイザンスミレの特徴でしょうか。
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エイザンスミレの一番の特徴は、葉が3全裂するところです。スミレの仲間でこのように葉が細裂するのは、このエイザンスミレとヒゴスミレなどごく少ししかありません。
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尚仁沢の水源で、ペットボトルに水を入れてきましたが、今夜はこれで水割りを飲んでいます。他にやることもない、車中泊の夜の楽しみです。
黄色くて小さな花が、真田家の家紋の六文銭のように並んでいるコガネネコノメソウです。
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コガネネコノメソウが群生しています。ユキノシタ科の山野草になりますが、山地の谷筋が生育に適した環境になるようです。
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このコガネネコノメソウの花の特徴は、花弁が四角く咲くところです。この写真ではよく分かりませんが、上の写真で確認してください。
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これは、スミレの仲間であることはすぐに分かりますが、葉の形が三角状長卵形であるところから、ナガバノスミレサイシンであると思います。ところが、図鑑では側弁基部は無毛とされているのに、この花には毛があるのが分かります。これは一体何?もしかしたら間違っているかもしれませんから、ご存知の方は是非ご教授をお願いいたします。
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同じ仲間のスミレサイシンの花弁は薄紫色をしていますが、ナガバノスミレサイシンの花弁はこのように白っぽいところも特徴であるようです。
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ナガバノスミレサイシンは本州の太平洋側に多く自生していて、スミレサイシンは日本海側に多く自生しているようです....。しかし、側弁に有毛のスミレサイシンもあるのでしょうか?
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白くて、とても小さい花を密生させているこれは、セリ科のセントウソウになります。春を彩る山野草の一つです。
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図鑑によると、セントウソウの名前の由来は不明とのことですが、別名オウレンダマシという名前が付いています。これは、葉の形がセリバオウレンに似ているところからきているそうです。
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今夜も次第に酔いが回ってきたようですが、尚仁沢の水で作った水割りは、自宅の水で割るウイスキーより、ずっとマイルドであると思います。心地よい酔いの中でセントウソウの写真を見ながら、今回はこれで締めたいと思います。
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by coffeeto1 | 2015-05-05 06:00 | 植物
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