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干潟のセイタカシギ@谷津干潟

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この月曜日は、また雨模様になってしまいました。仕事を終わって外に出たら強い風も吹いていて、横断歩道で傘をキノコにしている人がいたくらいです。今年はなんだか雨の日が続きます。週末だけアウトドアに出て自然観察をしていますから、平日に雨が降ってくれるのは助かりますが、やっぱり振られると気分はブルーです。
連休中の山登りのお誘いをしたのですが、最初に帰ってきたのはお天気の話でした。誰も皆、雨の中で山歩きをしたいとは思いませんから、どうしてもお天気のことが気になってしまいます。
私自身、連休中は野鳥観察のため遠出の予定も立てなければなりませんから、そちらが優先してしまいます。日程の空いているところで山登りの予定を入れますから、お天気のことは気にしていられませんが、はてさてこのゴールデンウィークは、どんな結果になることでしょうか?
4月12日の日曜日に訪れた谷津干潟では、周回コースを一回りしながら観察してきましたが、西側の水路付近でセイタカシギの小群を観察することが出来ましたから、今回はその写真を紹介します。
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背面は黒いですが、頭部は真っ白ですからとてもすっきりした容姿です。そんな中で、風切羽の間に見える白い部分がアクセントになっています。背から尾羽にかけては白色ですから、羽の間からこの部分がよく目立ちます。
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くちばしを見ると、とても細くて華奢な感じがします。シルエットだけを見ると、コアオアシシギのくちばしを連想させるような形状ですね。
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こちらの個体は、頭部に暗褐色の斑が出ています。同じセイタカシギですが、頭部や首の部分に班が出る個体がいて、バリエーションに富んでいます。この個体は背面の褐色味が目立つ上、脚の色がそんなに赤くありませんから、まだ若い個体であると思います。
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こちらに向かって歩いてくるところを、正面から撮影することが出来ました。すんなり伸びた赤い脚がよく目立ちますが、ここが一番の特徴ですね。
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2羽のセイタカシギが並んでくれました。この2個体は、とてもよく似た羽衣をしています。まるで、兄弟のような感じですね。でも、よく見ると右の個体は背面に褐色味があり、左側の個体は黒味が強く出ています。これは♂と♀の違いでしょうか? それとも成長と若鳥の違い? はたまた夏羽と冬羽でしょうか?
by coffeeto1 | 2015-04-22 06:00 | 野鳥
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