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石砂山を歩いてきました~その1

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久し振りに山登りを楽しんできました。....とは言っても、標高578mの石砂山です。これで 「いしざれやま」 と読みますから、初めての人には読めない名前ですね。ハイキング気分で手軽に登れる山ですから、登山という感じではないのですが、私はここ5年くらい、毎年春先になると必ずこの山に登っています。何故かというと、この山にはあの天然記念物のギフチョウが生息しているからです。このブログでもロゴ画像に、このギフチョウを使っているくらいですから、私の思い入れもかなり強いものがあると思います。もともとバードウォッチングが面白くてフィールド歩きを始めたのですが、あしだちの探鳥会に参加するようになり、山野草の楽しさも教えてもらいました。余計にフィールドへ出る機会が増えてきましたが、それとともにチョウにも興味を覚えたのです。天然記念物のギフチョウは絶滅寸前で、関東地方では石砂山でしか見ることができないと知って、それじゃ絶滅する前に見に行かなくちゃならないと....それで山へ行くようになったら、今度は山登りも面白くなってしまいました。....というわけで、今年も登ってきましたが、これはギフチョウの食草となるカンアオイです。
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今回、石砂山へ登ってきたのは、4月4日の土曜日のことでした。天気予報では初め土曜日に雨マークが付いていましたが、それが日曜日に変わりましたから、土曜日に行ってみたのです。自宅を出た頃には雨が降る様子はなかったのに、現地は朝から霧雨が降っていて、期待外れもいいところです。でも、来てしまったからには登らないわけにはいきません。
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霧雨の降る中で、チョウの観察は諦めて山野草観察に切り替えて登り始めたのですが、途中の山道にギフチョウがいたのです。信じられない話でした。落蝶した(死んだ)ものだったのですが、雨の中でまさかギフチョウの姿を見られるとは思ってもいませんでした。
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翅の美しさだけは残っていてくれましたから、その場で翅を拡げて撮影させて貰いました。全くの空振りにならなかっただけでも、私には大きな収穫でした。撮影後は、落ち葉などを集めて、近くの木の根元に埋葬してきました。
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カンアオイの根元に何やら小さな壺状のものがありますが、これが花になります。普通の山野草から比べると、とても変わった姿をしていますが、壺状の部分に3個の肉厚な萼片のようなのがあります。雌しべや雄しべはこの丸い穴の中にあるんですね。
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麓の案内板にはカントウカンアオイがあってギフチョウの食草となっているとされていましたが、図鑑で見るとこの葉の様子はイワタカンアオイとかミヤコカンアオイの姿によく似ていると思いました。
by coffeeto1 | 2015-04-15 06:00 | 植物
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