内牧公園にて@春日部

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今年は秋の訪れが、少し早いような気がします。例年であれば、まだ残暑に辟易としている時期だと思いますが、吹く風に爽やかさが感じられるようになりました。
春日部市郊外の内牧公園へ出掛けて来ましたが、この日の主目的は、渡り途中の小鳥類の観察だったのです。しかし、意に反して野鳥観察は空振りでした。でも、自然観察には色々な収穫がありましたから、今回はまとめてその様子を紹介したいと思います。
まず初めに紹介するのは、葉の上で翅を休めていたヒメジャノメです。日向ぼっこを好む、タテハチョウ科の可愛い仲間ですね。
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稲穂が垂れ下がるようになった田んぼを背景に、キクイモがたくさんの花を咲かせていました。黄色い花弁が目に鮮やかに映り、季節は確実に夏から秋へと向かいつつあると実感させられます。
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公園の散策路に、真っ黒い翅をしたハグロトンボが舞い降りました。半逆光の位置関係でしたから、うまく撮影することは出来ませんでしたが、翅が黒いところはよく分かっていただけると思います。
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ツルボの群落です。薄紫色の花穂を立てて、星型の微かに薄紫色を帯びた小さい花を、下から上へと次々に咲かせていきます。一面にツルボが花開くと、なかなか見事な眺めになります。
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ハギの花に小さなチョウが吸蜜に訪れました。シジミチョウの仲間です。翅の裏側の色合いは、普通に見られるヤマトシジミよりずっと淡く、黒褐色の斑がとても小さいことから、ルリシジミであると分かりました。
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セセリチョウの仲間も、とてもたくさん観察できました。これは、葉の上で日向ぼっこをしているイチモンジセセリです。
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金網フェンスに絡みつくように、つる性植物が満開の花を咲かせていました。これも夏の終わりから秋口にかけてよく見られるセンニンソウです。よく似たボタンヅルは葉の形がボタンに似ていますが、センニンソウは葉に切れ込みがありませんね。
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草の茎に留まって日向ぼっこをするように翅を休めていたシオカラトンボです。そろそろアキアカネの大群落が見られる季節になって来ましたが、ここではシオカラトンボが主力でした。
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葉の上で日向ぼっこをしていたのは、昆虫類だけではありません。このアマガエルも丸まって体を温めています。
この葉の付け根の葉柄の部分に、星型の托葉のような、花芽のようなものが見えますが、これは何でしょうか?この植物の名前が分かる方がいたら、是非教えてください。
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いつも飛び回ってばかりで、なかなかその姿を撮影するチャンスが少ないカラスアゲハも、葉の上で翅を広げて日向ぼっこをしてくれました。お陰て、間近にその姿を撮影することができました。
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筒型の可愛い花を咲かせていたのは、ヘクソカズラです。しかし、名前がいけませんね。嫌な臭いがあってこの名前が付けられたのでしょうか? あえてその臭いを確認しようとは思いませんが、花姿からはほど遠い名付けですね。
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5弁の白くて小さい花を咲かせていた蔓植物です。花の咲き終わった後には青くて真ん丸い実ができています。図鑑を繰って調べてみたところ、スズメウリのようであると思いました。丸い果実の大きさがスズメの卵くらいですからこの名前が付けられたの?....名前の由来がよく分かりません。
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これは我が家の周辺でも普通に見られるヤブランの花ですが、公園の中にはとてもたくさんの花が咲いていました。見事に花穂を立てていますから、どうしてもカメラを向けたくなってしまいました。
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ヒガンバナも随所に花を咲かせていました。目立つ花ですから撮影しようと何度かシャッターを押すのですが、背景がうるさくて納得できる写真になりません。でも、ここでは日の当たる散策路脇で、薄暗い森を背景に撮影できましたから、ヒガンバナが浮き出た絵になってくれました。
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濃いピンクの花びらが綺麗でした。ハギの仲間になりますが、この仲間にも種類が多くて識別が難しいです。でも、図鑑を見たらマルバハギは、葉の先端が凹んでいると解説されていましたから、これで間違いないと思います。
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こちらもピンク色の見事な色合いの花でした。公園の一角に群生していましたがシュウカイドウの花になります。これも秋を彩る花になりますが、花の中心部に黄色いポンポン玉みたいなものがあって、調和のとれたパステルカラーが引き立ちます。
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最後に紹介するのはヒカゲチョウです。あまり目立たない色合いですが、よく見るとシックな模様で、私的には気に入っています。
ここでは熟して落ちた、木の実の果汁を吸っていました。
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by coffeeto1 | 2014-09-29 06:00 | 生物
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