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炎天下のコチドリ@かすみがうら

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台風11号が関西地方に大きな被害を残しながら、日本列島を縦断して行きました。テレビのニュースを見ていると、大雨による被害だけでなく、強風による被害も多くあった模様です。
都内の我が家周辺でも雨が降ったり止んだりを繰り返していましたが、昨夜に強風が吹いて台風の接近を体感しました。....この書き込みは予約投稿を利用しています....。 でも、今朝は夜明けとともに熱い太陽が降り注ぎ、また厳しい夏の一日が始まりました。気持ちが萎えてしまいそうですが、今週末に2回目の夏休みを取る予定ですから、それまで何とか頑張りましょう。
先週末に、霞ケ浦の周辺へシギチ観察に出掛けて来たのですが、干潟となった田んぼの中でたくさんのコチドリを観察することが出来ました。
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シギチを見つけようと随分と走り回りましたが、今年はシギチの観察に適した田んぼがほとんどありません。やっとのことで広い休耕田を見つけ、脇に車を止めて観察を始めました。田んぼの中は、強い日光の直射を受けてむせかえる様に熱いのですが、チョコチョコと動き回るコチドリが何羽も目に付きました。
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この個体は熱気を振り払う様に羽ばたきをしていました。私は車の中で扇風機を最強にして、涼を取りながら観察していますからまだましですが、野鳥達には試練の時ですね。
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この個体は、背面の羽衣の様子をよく見ると、羽縁に淡色の縁取りがあることが確認できます。サブターミナルバンドの様にも見えてしまいますが、これは今年生まれの若鳥の特徴ですね。
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この田んぼには、10羽前後のコチドリがいましたが、この様な羽衣をした若鳥が多くいました。この周辺で繁殖した個体群が、この田んぼへ集まって来ているのだと思います。
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コチドリの脚は黄色いところが特徴ですが、この田んぼでは泥で汚れてしまい、よく分かりません。かろうじて基部にその色が確認できる程度です。また、額や首の周りも一様に褐色で、成鳥に見られる黒褐色の羽は認められません。見るからに若い鳥であると分かります。
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若い鳥であることから、まだ警戒心が薄いのでしょうか? 田んぼの脇に車を止めて観察していると、若い鳥に限って直ぐ近くまで寄って来てくれました。
by coffeeto1 | 2014-08-13 06:00 | 野鳥
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