越夏するスズガモ@旭

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梅雨入りして最初の週末は、雨模様の残念な天候になってしまいました。このところ、週末は良いお天気が続いていましたから、なおさら梅雨入りが恨まれます。
その土曜日は、登友会の月例登山で入笠山へ登る予定でした。現地では雨が降っていなかったというのに、中央高速が大雨で通行止めとなり、大幅な予定変更を余儀無くされてしまいました。
翌日の日曜日も朝から雨の予報でしたが、千葉県下では昼頃に一旦雨が上がるという予報を信じて出掛けてきました。
足を運んだ海岸でお目当ての野鳥観察を終え、車に戻ろうと歩いていた時、漁港の中に浮かんでいる1羽のカモを見つけました。
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この時期に見られること自体が珍しいですから、直ぐに近づいて観察開始です。頭が黒色で背面に細かい模様がある、海ガモの仲間のスズガモ♂でした。たった1羽だけでここで越夏しているようです
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観察していると、盛んに羽繕いを繰り返していました。元気そうに見えましたが、多くの仲間が繁殖地へ渡ってしまったのに、一体どうしたんでしょうか?
何か理由があると思うのですが....
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よく見ると、右の翼が痛んでいるようです。その羽をくちばしを使って、何度も何度も羽繕いしていました。何かの理由で翼を痛め、仲間と一緒に渡って行かれず、ここで越夏せざるを得なくなったようです。
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冬の東京湾には、数千〜数万羽のスズガモがひしめいています。狭い範囲に密集して越冬しているカモですから、遠くから見ると海面が埋め尽くされているようです。そんな大集団から取り残されて、独り越夏しているわけですから、不安もあるだろうし寂しさも一際であるだろうと思います。
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後ろ姿には、心なしか寂しさをにじませているスズガモでした。でも、ここでは餌となる貝類がたくさん獲れるでしょうから、仲間が戻って来るまで頑張ってもらいたいものです。
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by coffeeto1 | 2014-06-17 06:00 | 野鳥
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