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砂浜のコアジサシ@旭

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今年は、梅雨入りが早くなったとニュースで紹介されていましたが、関東地方では6月6日(金)〜7日(土)にかけて豪雨となり、平年の6月一ヶ月分の倍以上の雨量が記録されたようです。7日に登友会の月例登山で入笠山へ登る予定でしたが、中央高速が八王子から相模湖まで通行止めとなり、仕方なく八王子のキャンプ場で昼食会となりました。
その翌日も雨模様でしたが、千葉県下の天気予報では昼前後に曇りマークが出ていたので、それを信じて海岸周辺のコアジサシを観察しようと出掛けてきました。
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東日本大震災による津波で、一時はコアジサシの繁殖地は壊滅したのではないかと心配していましたが、“海岸にコアジサシ達が戻っているよ。”という話を聞いて、様子を見に行ってきました。
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砂浜に伏せっているコアジサシが何羽か目につきました。この様子からすると、どうやら抱卵しているようなのですが、近づいて驚かすようなことが無いように、十分な距離をとって撮影させてもらいました。
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ここにも抱卵中と思われる個体が見つかりました。つがいの相手方が抱卵を交代しようとしているのでしょうか、近くに舞い降りて様子を見ています。この写真の奥の方では、シロチドリが抱卵中であるようです。
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抱卵中の個体に近づいて来たコアジサシが、しばらく様子を見ていましたが、そのまま離れて行きました。抱卵を交代して貰えなかったのか? それとも、たまたま近くに舞い降りただけなのか? よく分かりませんが、あと2〜3週間ほどすれば、可愛いヒナ達が歩き回る様子が観察できるはずです。
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アジサシの仲間の例に漏れず、このコアジサシも脚がとても短いですね。くちばしと頭の大きさに比べて、脚の小ささは見るからにアンバランスであると思える体形です。
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砂浜で羽を休めていたコアジサシが、両翼を広げて今まさに飛び立とうというポーズを取りました。初列風切の裏側は白色ですが、先端付近は暗色で、一番外側の1枚も暗色であることが分かります。
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周囲に降りていたコアジサシとともに舞い上がった瞬間です。特に危険が差し迫ったというような状況ではありませんでしたが、一斉に舞い上がったコアジサシの群れは、上空を旋回した後沖合に向かって飛び去って行きました。
by coffeeto1 | 2014-06-15 06:00 | 野鳥
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