里山の山野草@さいたま

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今年のゴールデンウイークは、休日の並びが良くありません。カレンダーどおりに仕事をしている人は、遠出をするための連休が後半に集中していますから、何処へ出かけるにも混雑が集中するであろうと予想されました。特に、高速道路の大渋滞は困りものです。
そんな連休の谷間、4月29日の昭和の日は、家族サービスを兼ねて近郊の公園へピクニックに行くことにしました。久しぶりに愛犬のチョコちゃんも一緒に連れて行かれますから、とても嬉しそうです。旦那さんに仕事があって何処へも出掛けられない娘も誘って、楽しんで来ましょう。
公園へ行く前に、近くの民家の敷地内に残っている、山野草の観察に立ち寄らせていただきました。お陰様で、今年も立派な花を咲かせていたクマガイソウを撮影することが出来ました。このお宅の敷地内は、里山の原野が程良く残っていて、今ではほとんど見ることが出来なくなった山野草が、たくさん咲いているのです。
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今年もクマガイソウの群落を見ることが出来ました。でも、もう何年も前に初めて来た時に見た、あの感動を覚えるような大群落は見る影もなく、保護されているものの、年々寂しくなっているようで残念に思います。
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大きな葉を広げたクマガイソウですが、その中心には名前の由来となっている、熊谷直実の母衣に見立てた独特の形をした花弁を、咲かせていました。それにしても、こんな形の花って、他にはありませんよね。
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こちらは、モクレン科のオガタマノキです。少し厚みのある花弁を広げていました。花はバナナに似た匂いがするということですが、嗅いでみたのですが、バナナに似た匂いを感じ取ることはできませんでした。
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これは、マムシグサなどと同じサトイモ科に属するユキモチソウです。この場所以外では、見ることが出来ない山野草ですが、昔は普通にあったのでしょうか?
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仏炎苞の中には、名前の由来となっている雪のように白くて、柔らかそうなお餅が見られます。近くで見ていた奥様方から、「わぁ~、可愛い~っ!」という声が聞こえてきました。
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そのサトイモ科に属するこちらはウラシマソウです。仏炎苞の中から延びた長い糸のような髭が特徴ですが、その様子を昔話の浦島太郎が釣り糸を垂れている状況に見立て、ウラシマソウという名前が付けられたようです。
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小さいながらも形の良い黄色い花を総状にたくさん咲かせていたのは、キンランです。名前の通りランの仲間になります。花茎の高さは、3~40cmくらいあったと思います。
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ランの仲間で、花弁の色が黄色い色をしているところからキンランと名付けられたと思いますが、山野草の中でシュンランの後に咲く白い花弁のギンランとこのキンランは、春先を彩るランの仲間の代表格です。
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十字形に広げた花弁の先が細くなって、船に積んでいる錨のような形をしていることから、イカリソウという名前が付けられたようです。ピンク色の可愛い花が、散策路脇のあちらこちらに咲いていました。
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中には、こんな白い色をしたイカリソウも咲いていました。数はとても少ないのですが、ピンク色のイカリソウがたくさん咲いている中では、白花が逆に目立つように思えます。
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花茎に沿って、小さな筒状の白い花をたくさん咲かせていたのはアマドコロです。ユリ科の山野草になりますが、葉の形を見るとユリの仲間であることが頷けます。筒状の花はふつう1~2個ついて、花茎にぶら下がっています。
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散策路脇の草むらの中に、たくさんのアマドコロが自生していました。花茎に、稜が目立つのが特徴です。高さは30cmかそれ以上になっていました。花茎に沿って、たくさんの花を規則的に下垂させているアマドコロは、草むらの中でもよく目立つ存在でした。
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by coffeeto1 | 2014-05-12 06:00 | 植物 | Comments(0)
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