サクラとニュウナイスズメ@鴻巣

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桜の花が満開となりました。東京近郊の鴻巣市内へ出掛けてきたのは、4月6日(日)のことでした。....桜の開花とともにニュウナイスズメが群れで飛来しているから、見に行かないかとお誘いの電話をいただいたのです。いつもお世話になっている方ですから、こちらから車を出してお迎えに行き、二人で見に行くことにしたのです。....お天気は、夕方から崩れるということですから、晴れている日中に撮影のチャンスを狙ってみることにしたのです。
目的地の駐車場に着くと、既に10名ほどのカメラマンが、その入口の周辺で三脚を並べていました。
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今回は、広い駐車場の周囲にある桜並木が撮影場所ですから、ほとんど移動することもなく、大変楽チンな撮影行となりました。
時々、ヒヨドリが飛来して、ニュウナイスズメの群れを追い払ってしまいますが、暫く待っていると、また数羽の群れで飛来してくれました。でも、撮影にはなかなか苦労させられてしまったのです....
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このように写真で見ると、サクラの枝先に留まったニュウナイスズメは、割合簡単に撮影出来そうに見えますが、ところがドッコイ、ボリュームたっぷりのサクラの花の中にいることが殆どですから、その姿を見ることも難しい状況です。時折、外側の枝先に出てくれた時が、シャッターチャンスになりました。
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例年、繁殖期には奥日光の戦場ヶ原や長野県の戸隠高原辺りでその姿を観察することが出来ますが、これまで越冬中の姿を見ることはありませんでした。図鑑では夏鳥または漂鳥とされていますから、越冬個体を観察してもおかしくなかったのですが、こんな東京近郊で観察できるとは、思ってもいませんでした。
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ニュウナイスズメは、街中で普通に見られるスズメと同じハタオリドリ科の野鳥ですが、ホッペに黒斑が無いことと、♂と♀では、その羽衣が全く異なることなどが、大きく異なるポイントです。また、鳴き声もスズメより澄んだ声に聞こえました。
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こちらがニュウナイスズメの♀の個体になります。♂の個体であれば、頭部から背面にかけて茶色で、頬に黒斑が無いところ以外、普通のスズメとほぼ同じような羽衣をしていますが、♀は頭部から背面にかけて灰褐色であることと、白い過眼線があるところが、大きく異なるポイントになります。
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繁殖期には昆虫類などを採食し、それ以外の時期は草木の種子なども食べるようになるとのことですから、食性は普通のスズメとほぼ同じだと思います。ここでは、サクラの花を啄ばんでは逆さに咥え、その基部にある蜜を舐めとっている姿が何回も観察出来ました。
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by coffeeto1 | 2014-04-14 06:00 | 野鳥
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