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覚満淵の山野草~その2

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これまで続けてきた〝コーヒー党の野鳥と自然〟は、ブログの容量がほぼ一杯になってきたことから今回で一旦終了し、新しいブログとして〝コーヒー党の野鳥と自然 パート2〟へ移行することにしました。これまでと同じように、野鳥を中心に自然とのふれ合いを紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします。
さて、本ブログの最終回は、前回からの続きで、梅雨明けして間がない7月最後の週末に、赤城山の覚満淵で自然観察を兼ねて涼味を満喫してきた結果を紹介します。爽やかな空気に包まれて、それはまさに命の洗濯といった感じでした。都内に比べると、朝夕の涼しさは格別で、エアコンの効いた部屋にいるより涼しいことは間違いありません....というより、半袖では寒いくらいですから、上に1枚重ね着をしていました。こんなに素敵な環境であれば、夏の間仕事がなければ都会に戻るのが嫌になるくらいです。
野鳥の繁殖シーズンはそろそろ終わりですから、山野草観察に主眼を置いて場所の選択をしました。
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これは、湿原の中に設けられた木道です。早朝は朝靄が立ち込めて幻想的な風景になり、カメラマンが何人か写真を撮りに来ていました。でも、朝に弱いコーヒー党は朝靄に煙る風景は撮れず、こんな写真ばかりです f^_^;)
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今回は、山野草の観察をメインに、野鳥写真が撮れたら嬉しいと思ってやって来ましたが、野鳥はそこそこでも、山野草はたくさんの写真が撮れました。こんな湿原が広がっていますから、その中を歩き回っているだけでも気持ちが良いものです。
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これはナデシコの花です。高山植物のエゾカワラナデシコは花弁の基部まで深い切れ込みがありますから、この花とはちょっと雰囲気が違いますね。ビジターセンターの駐車場の近くに咲いていたものですから、もしかしたら自然のものではなく、園芸種であるかもしれません。
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ここを訪れたのは、7月最後の週末でしたが、湿原の中にはこのクガイソウの花がとてもたくさん咲いていました。場所によっては群生しているところもありましたが、固まってゴチャゴチャ咲いているところより、こんな感じの方が見た目に涼やかであると思います。
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これもたくさん咲いていたヨツバヒヨドリの花です。この花には、アサギマダラやヒョウモンチョウの仲間がやって来て、吸蜜している様子がよく見られました。チョウには美味しい蜜が吸える花であるようです。
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湿原の中に設置された木道の脇に、ヒョロッとした姿を見せていたものですが、これはハナチダケサシでしょうか?自信を持って識別できないのが残念ですが....。 
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湿原の中で、ちょっと変わった花を見つけました。茎から出ている葉の付け根の、葉腋と呼ばれているところに花を咲かせています。図鑑で調べてみたら、これはシソ科のヒメシロネになることが分かりました。
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こちらはオトギリソウになると思いますが、咲いていたところが湿原の中ですから、サワオトギリであるかもしれません。残念ながら私には、その明確な違いを見極める知見がありません。
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これは草原の中にひっそりと咲いていた山野草です。花の形からランの仲間であろうとは想像がつきましたが、初見の花ですから名前も分からず撮影してきました。後から調べてみたら、ラン科のヤマサギソウか、オオヤマサギソウの何れかであることが分かりました。
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夏の高原を散策するとよく目に付くワレモコウです。暗赤紫色の花穂をつけた独特の形状が、この季節の草原には欠かせない、山野草の仲間です。赤トンボでも留まってくれたら面白かったのですが....。
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櫛の歯のような形の葉を互生させているのが特徴のノコギリソウです。ここでは高さ7〜80cmほどの高さに花をつけていましたから、草原の中でも目立っていました。
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これは見るからに涼やかで可憐な花姿に、思わず見惚れて撮影してきました。これはヒメイワギボウシです。同じ仲間のユリ科にはコバギボウシなどがありますが、花姿はこちらの方がずっと洗練された感じです。
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暗赤紫色の花をつけていたヤマホタルブクロです。覚満淵から大沼へ流れ下る川のほとりに咲いていました。晩春から初夏にかけてが花期だと思っていましたが、ここではまだ咲いていてくれました。
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こちらは平地でもよく見ることができるネジバナです。ビジターセンターの駐車場で、車中泊をしながら夕食の準備をしていた時、すぐ脇の草むらに咲いているのを見つけました。
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これも同じくビジターセンターの駐車場の脇に咲いていたゲンノショウコです。やはり平地でも普通に見られる山野草ですが、山では同じ仲間のハクサンフウロばかり見てきましたから、このゲンノショウコが新鮮に見えてしまいました。
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by coffeeto1 | 2016-08-24 06:00 | 植物 | Comments(0)

覚満淵の山野草~その1

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赤城山の標高1,300メートルのところに大沼と小沼という湖がありますが、その間に挟まれるように、覚満淵という高層湿原が位置しています。〝小尾瀬〟とも呼ばれる覚満淵は、周囲は30~40分もあれば一周出来るように、木道と散策路が整備されていますから、日帰りで楽しんでくるにはちょうど良い場所であると思います。ゆっくり散策するとたくさんの山野草が観察できて、野鳥やチョウ・トンボの仲間も豊富ですから、自然観察の楽しめる場所になります。
この写真は、鳥居峠から覚満淵を撮影したものですが、奥に見える湖が大沼です。今回から2回にわたって、そこで見てきた山野草を紹介してみたいと思います。
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ここに来るようになったのは、向こうに見える黒檜山(標高1,828m)をはじめ、地蔵山(標高1,674m)や長七郎山(標高1,579m)などへの登山の目的がありました。でも、今では覚満淵での自然観察のために足を運ぶようになりました。
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冬の間は、スノーシューを履いて歩き回ったこともありましたが、コナシの木にアトリやレンジャクなどの野鳥も飛来して来て、まじかに写真を撮ることが出来ました。季節を問わず楽しめるところだと思います。
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日当たりの良い草原を歩いていると汗が流れますが、森の中に続く涼しい散策路を歩いていくと、鬱蒼とした茂みの中で咲いていた、マルバダケブキの花を撮影することが出来ました。
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覚満淵の東側に続くなだらかな斜面には、草原が広がっています。その中を汗を拭きながら歩いていくと、ヤマオダマキの花が出迎えてくれました。歓迎してくれているようですから、すかさず撮影させてもらいました。
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こちらも草原の中に咲いていたノアザミの花です。草原の中に着けられた散策路を歩いていくと、葉の先端が棘のように尖っていて、チクチクと刺さって痛いです。とてもたくさん咲いていて散策路にも飛び出していますから、嬉しいような困ったような....
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こちらはオオバクサフジの花になります。目立つ花ではありませんが、草原の中ではこの花もよく目につきました。覚満淵の高層湿原を彩る山野草のひとつです。
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花茎に沿って、釣鐘型で薄紫色の花を輪生させていたツリガネニンジンです。草原の中に立つシラカバの樹が作る、日陰の中に咲いていましたから、見るからに涼やかな花姿でした。
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ゴチャゴチャと色々な草が生い茂る草原の中に、少し色合いが異なる花が咲いていました。名前が分からないまま撮影してきましたが、後から図鑑で調べてみたら、これがシュロソウになるようです。ちなみに緑色の花を咲かせるのがアオヤギソウで、このように暗視褐色の花を咲かせるのがシュロソウだそうです。
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キオンの花が咲き始めていました。夏山に登ると、必ずと言ってよいほど目にする山野草です。場所によっては、一面黄色になるほどの大群落を目にすることもありますが、ここでは控えめに花を咲かせていました。
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草原の上に、1本だけヒョロッと頭を出していました。これはホザキシモツケで良いのでしょうか? それともハナチダケサシでしょうか? よく分からないまま紹介させてもらいました。
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草むらの低いところに紫色の花を見つけました。春先によく見るウツボグサです。訪れたのが7月最後の週末でしたから、花期はもうとうに過ぎていると思っていたのに、ここではまだ花を咲かせていてくれました。
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こちらはシソ科のクルマバナです。薄いピンク色の花を、茎に沿って輪生させているところから、この名前が付けられたものと思います。
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こちらも同じシソ科に属するミヤマタムラソウです。同じ仲間にナツノタムラソウというのがあって、花色をやや濃いめに咲かせるようですが、このように花色が白いものがミヤマタムラソウになるようです。
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キツネノボタンが咲いていました。でも、花の大きさが普通のキツネノボタンに比べると小さいです。これはヤマキツネノボタンですね。覚満淵から大沼へ流れ下る川に沿った道沿いで撮影しました。
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こちらはウスユキソウです。この仲間にも色々な種類がありますが、私にはよく分かりません。覚満淵から鳥居峠に至り、小沼へ抜けようと山道に入ったところで撮影しました。
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by coffeeto1 | 2016-08-23 06:00 | 植物 | Comments(0)

槍ヶ岳に登頂してきました

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槍ヶ岳(標高3,180m)に登頂すること....それは私には夢の話であると思っていました。アプローチが長く、厳しい山登りになると聞いていましたから、体力的な心配もありました。若い時に本格的な山登りをやっていたわけではなく、中年過ぎてから始めた山登りですから、まさか定年退職してから登頂できるとは思ってもいませんでした。でも、ここ10年ほど毎日のようにウォーキングや階段登りで足腰を強化してきましたから、太ももにも筋肉がついて太くなり、脚力にも少しずつ自信がついていたのも間違いありません。今登らなければ、将来的にはもっと厳しくなるだろうと、山友からの誘いに乗って、無事に登頂を果たしてくることが出来ました。
そういえば、登友会の6月定例登山で燕岳(標高2,763m)に登ってきましたが、その時彼方に見えた槍ヶ岳の勇姿に、次は絶対に登頂してやろうというモチベーションが高まり、ずっと思い続けていた山でもありました。
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山頂の祠の前に置いてあった槍ヶ岳の標識板を持って、登頂の記念写真を撮りました。被っている青色のヘルメットは山頂直下の槍ヶ岳山荘で落石防止のために借りたものですが、一人前の登山者になった気分でここまで登ってくることが出来ました。登頂した時には、残念ながらガスに巻かれて周囲の景色を堪能することが出来ませんでしたが、念願の槍ヶ岳山頂に立って、達成感に浸ることが出来ました。
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前日は、上高地から槍沢ロッジまで登ってきましたが、お風呂付の山小屋に宿泊できてサッパリしました。この日は朝食を済ませてすぐ、午前5時半には出発してきました。最初の経由ポイントはこのババ平の槍沢キャンプ場ですが、槍ヶ岳まではここから5kmの道のりです。
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これがババ平の槍沢キャンプ場ですが、月曜日の朝ということもあって、テントの数は少なかったと思います。この日の天気予報では、午後から雨マークが出ていましたから、早いところ登頂を済ませてこなければなりません。写真撮影をしただけで、そのまま通過しました。
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槍沢を歩いて約2時間ほどが経ちましたが、まだまだ槍ヶ岳の穂先は見えてきません。アプローチがかなり長い山行になりますが、一歩一歩確実に山頂へ近づいている筈です。
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モレーン上のハイマツ帯を通り、水場を過ぎたあたりでしょうか。坊主岩小屋と呼ばれる播隆窟までもう少しというところまで登ってきましたが、この辺りでやっと槍ヶ岳の穂先が見えるようになりました。
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ヒュッテ大槍への分岐です。標識が立っていて、ここから槍ヶ岳までは残り1.25kmであることが分かります。遠くに見える山頂がなかなか近づいてきません。午後から雨マークが出ているとは思えないような良いお天気で、熱いこと熱いこと。一歩一歩を刻む足取りがとても重くなってしまいました。
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かなり登ってきたところで、山頂直下の槍ヶ岳山荘の建物が次第に大きく見えるようになってきました。ここまで来ればもう一息です。振り返ると、眼下に殺生ヒュッテの建物が小さく見えています。
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ここが槍ヶ岳山荘ですが、ここまで来たら急にガスが巻いてきてしまいました。すぐそこに聳える槍ヶ岳の山頂もガスに霞んでしまいました。雨が降る前に、急いで登頂だけは済ませてきたいものです。
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山荘から槍ヶ岳の山頂までは30分ほどの行程ですが、この写真で見えるように、切り立ったとても急な岩場が続いています。途中に何か所かの鉄梯子が据え付けてあるのが見えますが、あれを登らなければ山頂へは立てません。最後の難関ですが、果たして登ることが出来るのか、ちょっと不安がよぎりました。
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最後の岩場へと取り付いて、三点支持を守りながら慎重によじ登っていきます。でも、事前の心配は吹き飛んで、途中で風景写真を撮る余裕もあり、高山植物の写真もたくさん撮れました。次回以降で紹介する予定の、初見のシコタンソウもこの辺りで撮影しました。
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ここが槍ヶ岳(標高3,180m)の山頂です。残念ながらガスに巻かれて周囲の景色が見えませんが、達成感に包まれて山友のEさんと二人で記念写真に納まります。普段は狭い山頂が登山者で一杯になるようで、長時間の滞在はできないようですが、この日は月曜日ということもあって、登山者が少なかったですから、山頂でゆっくり写真撮影するほどのゆとりが持てました。
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達成感に浸って山頂でゆっくり時間を過ごすことが出来ましたが、そろそろ下ることにします。....行きはよいよい帰りは恐い....どこかで聞いたセリフではありませんが、山頂から登ってきた鉄梯子の方向を見下ろすと、思わず足元がすくんでしまいました。
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登頂する前は、早く山頂に立ちたいと意気込んで登った鉄梯子は、いざ降りるとなると脚がすくんで怖いこと怖いこと。梯子の段も岩の出っ張っているところがあって、つま先しか掛らないところがありましたから、全身に力が入って、ゴチガチになりながら下ってきました。
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無事に登頂を済ませて槍ヶ岳山荘まで戻ったところで、当初の予定ではこの小屋で一泊する予定でしたが、まだ昼前であったことと、午後から明日にかけては雨になる天気予報でしたから、山友と相談してこのまま一気に槍沢ロッジまで下ることを選択しました。途中で雪渓の写真を撮りながら下りましたが、その行程の長いこと長いこと。
雨も降ってきましたから、雨具を着用することになってしまいましたが、午後2時半にはロッジに到着して、午後3時からの一番風呂に飛び込むことが出来ました。
翌日は、雨の中を上高地まで下ってきましたが、念願の槍ヶ岳登山は、まだまだこれからも山登りに挑戦できると、自分自身に励みを持たせてくれる山行になりました。
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by coffeeto1 | 2016-08-15 06:00 | 風景 | Comments(0)

上高地の山野草②

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山友と2人で槍ヶ岳(標高3,180m)に登ってきましたが、その途中で歩いた上高地で自然観察をしてきました。初めて訪れる上高地でしたが、思っていた以上に広い環境があり、自然が豊富に残されていました。今まで来なかったことが悔やまれるようなロケーションです。野鳥観察にも山野草の観察にも、チョウの観察にも恵まれた環境ですから、登山以外にもテントを担いで自然観察のために足を運んできたいと思います。
今回は、槍沢ロッジへ向かう途中に通過しながら観察したわけですが、その結果は前回〝上高地の山野草①〟として紹介してきました。でも、まだ紹介しきれない山野草がありますから、今回はその残りをまとめて紹介したいと思います。
さて、はじめに紹介する写真は河童橋の上から撮影したものですが、梓川の向こうに見える山並みは、西穂高岳(標高2,908m)から間ノ岳(標高2,907m)その奥のジャンダルムへと続き、右奥の奥穂高岳(標高3,190m)へと続く穂高連峰の山並みです。
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黄色くて小さな花を固めて咲かせていたこれはハクサンオミナエシです。図鑑を確認すると、別名コキンレイカとされていました。上高地から徳沢園まで続く林道沿いにたくさん咲いていました。
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こちらは五弁の白い花を咲かせていましたが、花弁の先が細かく切れ込んでいるところが特徴的なセンジュガンピです。この花も林道沿いで、所どころで群生していましたから、とてもよく目立つ山野草の一つでした。
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茎の上部で散房状に黄色い花をたくさんつけているキオンです。夏山に登れば、どこでも観察できる山野草です。分裂しない披針形の葉を互生させるのが特徴です。
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こちらはハナチダケサシの小群落です。話は変わりますが、今回、上高地までは山友の車で行ったわけですが、それまで乗っていた三菱デリカからホンダのオデッセイに買い替えていました。7人乗りのミニバンで、2列目のクレードルシートにはオットマンまでついていて、とてもゴージャスな車でした。
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山友の車はガソリン車でしたが、オデッセイのハイブリッド車はリッター当たりの走行距離が26kmという、ミニバンとしては驚異的な燃費性能を誇るということを知り、俄然この車が欲しくなってしまいました。でも、車両価格が400万円を超えてしまいますから、すぐにという訳にはいきません。さて、これもたくさん花を咲かせていたヨツバヒヨドリです。
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現在、私が乗っている車は、ホンダのスパイクのハイブリッドです。燃費性能は、リッター当たり21.6kmということですから、オデッセイのハイブリッドには敵いませんが、後席がフルフラットになりますから車中泊をするためには最適な車だと思っています。さてこれは、梓川の川沿いに咲いていたマルバダケブキの花になります。
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上高地の大正池は、大正4年に焼岳が噴火して梓川が塞き止められたためにできたということです。そのために、今の上高地が形作られていて、豊かな自然が残されてきたのだと思います。
これもたくさん咲いているのが確認できたミヤマヨメナです。
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川沿いに咲いていたイワアカバナです。よく似たミヤマアカバナもありますが、果柄に腺毛があるのがミヤマアカバナで、ないのがイワアカバナになるようです。
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大正池から少し上流にある田代池に近いところにあった湿原です。背景に穂高連峰を眺めながら、湿原も輝いていました。
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白い花穂を立てているのがサラシナショウマでしょうか。そして薄紫色の花を咲かせいてるのがヤチトリカブトです。これは、上高地というより槍沢ロッジに近いところで撮影したように記憶しています。
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薄紫色の花穂を立てていたのはクガイソウです。葉が茎に沿って輪生するところから、九蓋草の名前が付けられています。ブラシのような細長い花穂がよく目立っていました。
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鑓ヶ岳を目指して歩き始めた第1日目は、鑓沢ロッジで宿泊予定でしたから時間的に余裕がありました。そのため上高地でゆっくり自然観察ができましたが、この花は槍沢ロッジに近いところで撮影したと思います。ヤハズハハコになると思います。
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by coffeeto1 | 2016-08-14 06:00 | 植物 | Comments(0)

上高地の山野草①

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7月の最終週に、山友と2人で北アルプスの槍ヶ岳(標高3,180m)登山に行ってきました。三泊四日の行程でしたが、初日は沢渡の第二駐車場で車中泊をして、翌日は早朝に上高地へ到着しました。この日は途中の槍沢ロッジまで行って泊まる予定でしたから、スケジュールに余裕があります。それで、自然観察を兼ねて大正池の周辺を散策することにしました。今回から2回に分けて、上高地で観察した山野草を紹介したいと思います。
この写真は、大正池のほとりから撮影した割谷山(標高2,224m)の姿です。時間が早かったので、大正池の湖面には朝靄が残っていますが、眩しい朝日を浴びて、対照的に山の姿がクッキリと浮かんで見えました。
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こちらはメタカラコウです。割合背丈の高い花茎の先に、黄色い花穂を咲かせ始めていました。夏の高山を彩る定番の山野草の一つです。
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キツリフネも咲き始めていました。私の印象としては、夏の中盤から秋口にかけて咲くという印象がありましたが、ここでは早くも咲いていてくれました。
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これはオトギリソウですが、大正池から河童橋に至る間でたくさん観察することができました。普段、撮影に使用しているのは、オリンパスのマイクロフォーサーズ一眼カメラを使用していますが、今回は登山がメインとなりましたから、山行専用のスタイラス SP-100EE を使用しています。35mm換算24-1,200mm相当の撮影ができるコンパクトデジタルカメラです。
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このコンデジの良いところは、1台でマクロ的な近接撮影から超望遠まで守備範囲が広く、風景写真もかなり広角の撮影ができますから重宝しています。でも、山野草の撮影ではマイクロ一眼のように絞り開放で背景をぼかして、対象を浮かび上がらせるような撮り方ができないのが残念です。こちらは固まって咲いていたヤマホタルブクロです。
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田代池に近い湿原に咲いていたノアザミの花です。背景が広く空いていて、割合近いところで撮影できましたから、コンデジでもそこそこ対象を浮かび上がらせるような撮り方が出来ました。
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まだ、湖面に朝靄が残っている大正池の風景です。以前から写真を見て、池の中に残る枯れた立木を入れた大正池の風景を撮りたいと思っていましたから、丁度良いシチュエーションで撮影できたと思います。
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こちらはタマガワホトトギスです。クリーム色をした花が特徴ですね。この写真は、ウェストン碑を見に行く時、その近くで撮影したものであると思います。
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こちらは独特の花姿をしているところから、トリカブトの仲間であることはすぐに分かりました。撮影したのは田代池に近い湿原であったと思います。図鑑で確認したところ、おそらくヤチトリカブトであろうと思います。
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これは、湿原の水辺に咲いていたバイカモの花です。以前、日光の中禅寺湖で見た時は、水の流れの中に咲いていて、それが普通の姿だと思っていました。だから、状況によっては、こんな風に水面の上に花を咲かせることもあるんだと感心しました。
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こちらはクサボタンです。数年前に乗鞍山へ登った時、平湯大滝を見に行ったことがありましたが、その時たくさん咲いていたのがこの花でした。面白い花の形でしたから興味をもって調べたところクサボタンであることがわかり、印象に残っていました。
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こちらはオオイタドリですが、上で紹介したクサボタンが咲いていたところのすぐ近くで撮影したものです。ウェストン碑に向かう途中で撮影しました。
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薄紫色の涼やかな花を咲かせていたソバナです。丁度咲き始める花期に当たっていたようで、上高地では至る所で観察することができました。この写真は、明神館へ向かう途中で撮影したものと思います。
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by coffeeto1 | 2016-08-12 06:00 | 植物 | Comments(0)

大正池から槍沢ロッジへ

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槍ヶ岳(標高3,180m)に登ってこよう....山友の誘いを受けて、今年のメインの山行にすることとしました。山友とは昨年、一緒に甲斐駒ケ岳(標高2,967m)と仙丈ヶ岳(標高3,033m)を登ってきましたから、お互いに技量は分かっているし、何と言っても定年退職まで勤めた前の職場の採用同期ですから、気心も良く知れています。
問題はいつ登るかにあった訳ですが、例年梅雨明けの平均が7月21日頃ですから、その直後の一番気候が安定している7月24日(日)から26日(火)までの日程としました。あえて土日を外したのは、山小屋の混雑を避けるためだったのですが、現役時代とは違って、第二の職場では休みが取りやすいので、融通が利くところが助かります。
スケジュール的には、23日(土)の昼過ぎに自宅を出発し、山友の家で彼の車に乗り換えて、その日の夕方までに沢渡の第二駐車場に着いて、そこで車中泊をすることになります。翌朝、バスかタクシーで上高地へ入ることになります。1日目は大正池を散策しながら槍沢ロッジまで行って泊まり、2日目は早朝出発で槍ヶ岳山荘まで行き、山頂をアタックして同山荘に泊まり、3日目は上高地まで一気に下ってくる予定です。
この日は、朝もやに煙る大正池に朝日が差してきたところで、ちょうど良い時間帯に到着することが出来ました。
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大正池のほとりでは、オシドリが何羽も姿を見せてくれました。人を警戒する様子もなく、すぐ近くまで寄って来てくれます。まるで、早朝に到着した我々を歓迎するために、出迎えに来てくれたみたいでした。
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朝日が差して美しい姿を見せてくれた割谷山(標高2,224m)の雄姿です。手前の大正池越しに臨む姿は、眩いばかりの何とも言えない眺めでした。とても良いお天気に恵まれましたが、このお天気が槍ヶ岳登頂の時まで続いてくれたらよかったのですが....。
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散策路の木道の上にアオジが飛来してくれました。慌ててカメラをズームアップして撮影しました。今回持参したカメラは、オリンパスのスタイラス SP-100EE というコンデジです。これ一台で換算24mm〜1,200mmまでカバーしてくれますから、登山に携行していくにはモッテコイのカメラです。
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綺麗な池がありました。梓川に架かる田代橋の近くにある田代池です。この辺りには広い湿原もあって、なかなか良い感じです。朝の明るい日差しを受けて、透き通った水がとても綺麗に見えました。
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これは見て分かる通りウソ♂です。ウェストン碑を見ようと田代橋を渡ったところで、モミの木に飛来していました。2mくらいの位置から撮影していますが、警戒して逃げる事もありませんでした。ただ、カメラを単写に設定していたので、思うように撮影できず、ジレッたい思いをしてしまいました。
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これが有名なウェストン碑です。見るのはもちろん初めてです。上高地に来たら、是非見たいと思っていました。立派な像が建てられているのかと思っていましたが、岩の壁面にレリーフだけが嵌め込まれていました。
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お天気が良いので、河童橋は観光客で賑わっていました。外国人の観光客が多いという感じです、繁華街かと思うような人出です。私はこの脇で3ℓのハイドロシステムに水を満タンに入れ、これから歩き始める槍ヶ岳に向けて、気持ちが昂まってきました。
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河童橋から上流に向けては、暫くダラダラとした平坦な道が続きました。途中で梓川越しに前穂高岳(標高3,090m)と明神岳(標高2,931m)が見えるポイントがありました。良い眺めで、気持ちはいやが上にも高揚してきます。
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河童橋から1時間ほどの行程で、この明神館に辿り着きました。ここで初めての休憩をとり、行動食で栄養補給することにしました。歩き始めてからだいぶ時間が経過していますが、ほとんど平地ばかりでしたから、あまり歩いてきた感じがしません。
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梓川の向こうに見えるのが、屏風ノ頭の方向だと思います。この辺りからは、まだ槍ヶ岳の頭は見えてきません。でも、天気と景色に恵まれ、風景と山野草などの撮影に忙しい、楽しいトレッキングとなりました。
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明神館から歩くこと約1時間でこの徳沢園に到着しました。ここにはテント場もあって、たくさんの登山者がいます。ここまでもほとんど平坦な道のりでしたから、さほど疲れも感じません。山友とともにここでの休憩はパスして、先へ進むことにしました。
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先ほどパスした徳沢園のポイントから更に1時間ほど進んだところで、この横尾大橋に到着しました。この橋を渡っていけば涸沢のテント場に到達するはずです。いつかはこの橋を渡って、穂高岳に登ってみたいものです。
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横尾大橋の反対側にこの横尾山荘があります。建物はまだ新しく、水洗トイレも綺麗に整備されていました。
時間的には11時を回り、そろそろ昼飯を取る時間ですが、ベンチは日当たりが良すぎて暑いばかりです。そこは敬遠して、少しでも涼しい木陰に逃げ込んで、草むらの上に座って昼飯タイムとしました。
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横尾大橋から約1時間ほどでこの一ノ俣のポイントに到着しました。今日の宿泊予定である槍沢ロッジまでは、あと少しのところまで来ました。山友は足取りも軽く前を進んでくれますから、写真を撮りながら追い掛けるのが大変でした。ここまでは、ほとんど登りのないコースでしたからあまり疲れも感じず、写真撮影しただけでそのまま通過してきました。
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一ノ俣を過ぎると、次第に登山道が険しくなってきました。足取りは次第に重くなりますが、透き通った槍沢の渓流を見ていると癒されます。
ところで驚いたことに、槍沢ロッジに到着する少し前に、登山道で前の職場で一緒に働いていたSさんご夫妻と偶然すれ違いました。3〜4年ぶりの懐かしい再会でした。槍ヶ岳の登頂を済ませ下山する途中ということでしたが、天気に恵まれ眺めが良かったようで羨ましい....明日の天気は雨マークが出ています。どうなることやら....
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ここが第1日目の宿となる槍沢ロッジです。午後2時前には到着することができました。嬉しかったのは、午後3時から風呂に入れたことです。熱くて水でうめなければ入れない風呂に浸かって、サッパリ汗を流し気分は最高です。湯上りのビールが美味しかったこと....おかげでこの夜はぐっすり寝ることが出来ました。明日の槍ヶ岳アッタックが楽しみです。
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by coffeeto1 | 2016-08-10 06:00 | 風景 | Comments(0)

御泉水自然園にて

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7月には海の日を絡めた3連休がありました。高山植物が咲く季節ですから、車中泊をしながら長野県の霧ヶ峰高原を歩き回って、タップリと自然観察することを計画していました。ところが、カミさんから 「今度はどこへ連れて行ってくれるの?」 というリクエストが出たことから、ペット連れの家族旅行に変更することになりました。急いでペット同宿可能なところはないかと探してみたところ、運良く数年前に利用した蓼科の温泉付きのペンションに予約が取れました。2泊目はこれまで何回か利用している霧ヶ峰の温泉付きロッジに決まり、何とか格好をつけることが出来ました。
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さて、宿が決まったところで、それではチョコちゃんを連れてどこで遊んでくるかが問題です。私の自然観察のスケジュールも合わせて考えたいところですが、この頃は、自然公園などペットが入れない所が増えていて、気軽に出かけられません。事前にネット検索で確認して、チョコちゃんと一緒に安心して遊べる施設を探してみました。
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見てください。ゴンドラリフトに乗車してご満悦のチョコちゃんです。
本当は、北八ヶ岳ロープウェイを利用して坪庭に登り、高山植物を観察しながら散策することができれば良かったのですが、今はペットの乗車ができなくなりました。残念ですが仕方ありません。それで最終的に蓼科山の中腹にある、御泉水自然園で遊んでくることにしました。
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ピラタスの丘にあるペンションからビーナスラインを経由して、直接自然園の駐車場まで到達できますが、女神湖にほど近い蓼科牧場からゴンドラリフトを利用すれば、高原のパノラマ展望も堪能できます。この方が一粒で二度美味しい感じがします。間もなくゴンドラ山頂駅に着くところですが、この後突然雨に降られてしまいました。一時的とはいえ、駐車場に隣接した食堂やお土産品などを売る施設に避難しました。
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こちらはイブキジャコウソウです。山地から高山帯に自生する高山植物です。このように岩場などに群生することが多いようです。花は小さいですが、密集して咲くのでよく目立ちます。
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イブキジャコウソウは、図鑑で確認すると越冬性の矮性低木とされていますから、高山植物というより樹木の仲間なんですね。低地から高山帯の岩場や乾いた草地に生えるということで、垂直分布が広いようです。近くによるとハッカやミントに似た香りがするという事ですが、この時は雨模様だった事もあり、確認する事はできませんでした。
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こちらは総状の白い花を咲かせていたヤマブキショウマです。雌雄異株という事ですが、雄花は比較的ボリューム感があり、雌花はそれより貧相な感じですから、これは雄花になるでしょうか?
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標高1,800mを超える高原地帯にある御泉水自然園を歩き回ってきましたが、園内のいたるところで、このヤマブキショウマを観察する事が出来ました。今がまさに旬という感じでした。
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こちらは、紫色の唇状の花を咲かせていたウツボグサです。海に生息するウツボには関係なく、花穂の形がその昔武士が戦で使う弓矢の矢を入れておく、ウツボという武具に似た形をしていたところから、この名前が付けられたようです。
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タンポポの花かと思いましたが、葉の形に注目すると全く違う形状をしていました。名前もわからないままとりあえず撮影して、帰ってから図鑑で調べてみたら、ミヤマコウゾリナになることが分かりました。総苞には黒い剛毛の他に白い毛が混じり、茎にも白い毛が多いところが特徴となるようです。
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ミヤマコウゾリナは日本固有種で、亜高山から高山帯で稜線の東側斜面など多雪の環境に生える高山植物であるようです。でも、ここでは普通に草地に生えていましたから、この辺りの冬の環境はかなり厳しいものであると思います。
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駐車場わきの売店で雨宿りした後、天気が回復してくれましたから竜ヶ峰周路を散策してみたところ、ササ薮の中にこのヤマホタルブクロの花を見つけることが出来ました。
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園内の伏水湿性植生の中に、水を汲める場所がありましたが、そのすぐ脇に咲いていたヤマオダマキの花です。赤紫色味のない、クリーム色系統だけの花で、周囲の緑の中でも、彩りが綺麗でした。
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こちらも同じ場所に咲いていたノアザミの花です。まだ花期はこれからだと思いますが、咲き始めたばかりのところを撮影したものです。まっすぐ上を向いて花を咲かせるのがノアザミの特徴ですね。
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by coffeeto1 | 2016-08-06 06:00 | 植物 | Comments(0)

登友会6月定例登山@燕岳~その2

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登友会の6月定例登山の紹介をしています。前回は中房温泉の駐車場から歩き始め、この日のお宿である燕山荘に到着したところまで紹介しました。テント泊の先着組は、既に設営を済ませ、山小屋で昼食も済ませましたから、今回は、午後に空身で往復してきた燕岳(標高2,763m)登頂の様子と、夜の宴会サプライズパーティーの結果と、下山までの様子を紹介したいと思います。
この写真は、燕岳へ向かう途中にあったメガネ岩です。大きな穴が二つ空いているところから、この名前がつけられたものと思います。
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最後尾を歩いてきた熟年組?が燕山荘に到着したところ、前のテント場では場所取りのため先行していたテント組の皆さんが、テント設営に忙しい状況でした。それにしても、雪の上でテント泊しなければならない皆さん、寒くて寝られないんじゃないかと、他人事ながら心配してしまいました。
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午後から燕岳へ向けて、アタックザック一つで出掛けてきましたが、最初に目に付いたのは、このイルカの形をした大きな岩です。この後ろにはクジラの形をした岩もありました。
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振り返ると、ニョキニョキ生えた岩の向こうの稜線上に、赤い屋根の燕山荘が見えました。イイ感じですね V(^_^)V これは写真に撮っておかなくては....。
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北アルプスの山並みが見えますが、燕岳(標高2,763m)の山頂に続く山肌の切り立った岩の並びが、面白いコントラストであると思います。
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ここが燕岳(標高2,763m)の山頂です。いつものように、お決まりの集合写真を撮りました。記念写真ですが、撮っておけば後で見返したときに、その時の参加メンバーが誰だったか、思い出すのに役立ちます。
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この山には、山頂の標識柱が立っていません。唯一この山頂を示す、名前と標高が刻まれた石が置かれているだけです。柱の脇に立ってポーズをとることが出来ませんから、寝そべるように石を抱いて記念撮影をしました。
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燕岳(標高2,763m)の山頂から見た、お隣の北燕岳(標高2,723m)の雄姿です。ここまで30分もかからずに登ってこられましたから、ついでにあの山頂へもアタックすることにしました。....そのお陰で、ライチョウの写真を間近に撮ることが出来ました。その紹介はまた次回のお楽しみです。o(^_^)o
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北燕岳の山頂直下に屹立する岩々です。険しい山容ですが、登山道はそんなにキツくなく、ハイキング気分で登頂してくることが出来ました。
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これは北燕岳(標高2,723m)の山頂で撮影した記念写真です。熟女Sさんは、燕岳で待機していましたから、7名の記念写真になりました。でも、この写真のシャッターを押してくれたerikaちゃんが、この後、我々登友会と行動を友にしてくれることになりました。
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燕岳の山頂アタックを終えて、燕山荘へ戻る道すがら、稜線を境に左側はガスに覆われ、右側は視界が効く状況になりました。左上の稜線上に燕山荘の建物が見えます。右奥の稜線の先には大天井岳(標高2,922m)の姿も見えます。
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燕山荘のテント場へ戻ってきました。沢山のテントの花が咲いています。午後4寺から夕食宴会を始めることにして、2時間ほどお昼寝タイムを楽しむことにしました。私以外のメンバーは、夜通し走ってきましたから、いくらも寝ていないはずです。私も山小屋の布団で横になると、直ぐに爆睡してしまいました。
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テント場に張られたタープの下で、お楽しみの夕食宴会が始まりました。左からSさんご夫妻、先程合流したばかりのerikaちゃん、独身のA部長、そして幹事役のかずとりさんという顔ぶれです。
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先程までテントの中で寝ていた左端のSさんの旦那が、具合が悪そうです。寝不足の上、テントを担いで、急いで登ってきたので、高山病を発症したようです。無理しないで....実は、ここでサプライズがありました。
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Sさんのご主人の誕生日パーティーを企画していたメンバーが、お祝いのシャンパンとケーキなどを用意していたのです。みんなでバースデーソングを合唱したけど、ご本人はそれどころじゃなかったみたい....奥さんは感激して涙ぐんでたけど。(*^^*)
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午後7寺過ぎまで明るかったのですが、やがて夜のとばりに包まれようとしています。気温が4度ほどで、寒さに震えてしまいました。早く山小屋に戻って、暖かい布団に入りたいと思います。お休みなさい....(( _ _ ))..zzzZZ
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翌朝は、雨の予報もあって天候が心配されました。テント組の話では夜中に雪が舞ったということですが、まずまずの天候です。この日はひたすら下山するだけですから、朝食後に燕岳(標高2,763m)を背景に、燕山荘の前で記念写真を撮りました。来た時よりメンバーが1名増えましたから、楽しい山行になりました。
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燕山荘から出発前に、周辺の山の写真を撮りましたが、ここで1番印象に残るのは、何と言ってもこの槍ヶ岳の姿です。来月、友達と二人で登頂する予定ですから、待っててくれよと挨拶しながら、今回は下山道へ足を進めました。
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中房温泉へと下る山道です。昨日と違って下るだけのコースは足取りも軽く、余裕を持って下山することが出来ました。下山後に立ち寄った日帰り温泉は、泳げるくらい広い浴槽と、露天風呂もあって、気持ちよく疲れも落とすことが出来ました。お昼はみんなで美味しいお蕎麦も食べられました。また登りたくなる、楽しい山行になりました。
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by coffeeto1 | 2016-06-12 06:00 | 風景 | Comments(0)

登友会6月定例登山@燕山~その1

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登友会の仲間とともに、毎月1回の定例登山を楽しんでいます。先月は、山梨県の乾徳山(標高2,031m)へ登ってきましたが、今月6月は1泊2日の予定で、北アルプスの女王と呼ばれている燕岳(標高2,763m)へ登ってきました。今回の参加メンバーは男5名、女3名の合計8名という構成でしたが、燕岳で知り合った若い女性メンバーが1名加わり、下山する時には9名のメンバーとなる嬉しい山行になりました。
この写真に写っている山小屋が燕山荘で、その右奥に見える山が燕岳になります。右側の雪渓がテント場になっていて、テント泊メンバー5名は雪の上で、山小屋泊の3名はぬくぬくと布団にくるまって、それぞれ楽しい思い出を残してくることが出来ました。
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ここが、登山口である中房温泉の第一駐車場です。午前5時に出発する時には、今通りほぼ満車状態になっていました。私は、前日の夕方に到着して、この駐車場で一泊しましたが、他のメンバーは午前3時過ぎに到着して仮眠するという強行スケジュールになりました。
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登り始めて最初の休憩はこの第1ベンチです。ここには水場があって、最後の給水ポイントになります。登友会メンバーは、ここまでは全く余裕で、笑いの絶えない楽しい山行です。
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第1ベンチから暫く登り詰めたところで、雪渓が残る山並みが見えてきました。アルプスの山麓に踏み入ってきたという印象を強く感じさせる風景でした。
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第2ベンチ、第3ベンチ、そして富士見ベンチとそれぞれのベンチで休憩をとりながら、元気一杯のメンバーは手前からK社長、A部長、Tちゃんです。険しい山道を楽しみながら足を進めます。
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ここが中間地点の合戦小屋です。先行しているかずとり君と、S夫さんは、テントを張る場所を確保するため、休憩もとらずに先に進んで行ったようです。残りのメンバーは、トイレ休憩を取りながら、ここでしばしの栄養補給などに時間を使いました。
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合戦小屋を過ぎて間もなく、稜線の上に槍ヶ岳(標高3,180m)の山頂が見えてきました。憧れの山ですから、ここで山頂だけズームアップしました。
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合戦小屋から少し登ったところに、合戦沢の頭と名付けられた休憩ポイントがありました。後方にある燕岳の山並みを眺めながら、しっかり休憩を取ります。今夜は山で一泊しますから、余裕のある山行を楽しむことが出来ました。
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合戦沢の頭を過ぎると、すぐに雪渓が始まりました。事前に、幹事役のかずとり君から軽アイゼンがあったほうが良いという連絡があり、チェーンアイゼンを携行してきましたが、装着するまでもなく、通過することが出来ました。
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燕岳(標高2,763m)、北燕岳、東沢岳(標高2、497m)などの山並みが続きます。今回の目的は、あの山頂まで上り詰めることなのです。気持ちが昂ぶってくるのが分かります。
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6月4日の土曜日ですが、登山道にはこんなに沢山の雪が残っていました。アイゼンなしでも慎重に足を運べば歩行に心配はありません。しばしの雪上歩行を楽しみます。
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稜線の上に、燕山荘の赤い建物が見えてきました。お昼前にはあそこまで辿り着きたいものですが、いかがなものでしょうか。
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遠景に槍ヶ岳(標高3,180m)とその左側に続く穂高連峰の山並みが見えるようになりました。北アルプスの三大急登の一つと言われる登山道です。フウフウいいながら、厳しい登りが続きました。
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燕山荘の展望台から眺めた燕山方向の風景です。赤い屋根の燕山荘の建物の右奥に見える山が、今回の目的である燕岳の山頂です。山頂の周辺では、山荘のスタッフがスコップで深い雪を、斜面の下に投げ落としていました。
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これが、今夜のお宿である燕山荘の看板です。今回は、私と女性メンバー2名がここに宿泊しましたが、そのほかの5名のメンバーがテント泊になりました。
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燕山荘の前から望む燕岳(標高2,763m)の風景です。北アルプスの女王と呼ばれる山並みですが、ところどころに切り立った岩が聳える山並みと、緑に覆われたハイマツが調和して、綺麗な風景に見て取ることが出来ました。
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こちらは、燕山荘の脇から見えた槍ヶ岳(標高3,180m)方向の風景です。時とともに雲が流れ、変化のある風景が山の魅力を一層引き立ててくれて、登頂意欲を掻きたててくれます。
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北アルプスの山並みをバックに、コーヒー党の記念撮影です。今回は、体力的にも十便に余裕を持って登ってくることが出来ました。この後、目的の燕岳と北燕岳の山頂を極めてきましたが、その結果については、次回以降で紹介したいと思います。
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by coffeeto1 | 2016-06-11 06:00 | 風景 | Comments(0)

登友会5月定例登山@乾徳山

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登友会の5月定例登山は、山梨県の甲武信ヶ岳(標高2,475m)の前衛にある乾徳山(標高2,031m)に決まりました。今回の参加メンバーは男性4名、女性4名の総勢8名です。天候に恵まれて、楽しい山行になると思っていたのですが、このところずっと続いていた仕事の疲れが出て、体調があまり良くなかった私は、足に痙攣を起こしてしばらく歩けなくなり、参加メンバーには迷惑を掛ける結果になってしまいましたが、なんとか無事に下山してくることが出来ました。荷物を分け合って持ってくれたメンバーに感謝しながら、今回の山行結果を紹介したいと思います。
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車2台に分乗して、途中のコンビニで飲み物や食べ物などを調達し、登山口である乾徳公園の駐車場に到着したのは午前7時過ぎでした。ここで身支度を整え、出発したのは午前7時半前でしたが、駐車場にはほとんど空きスペースがないほど、たくさんの車が停まっていました。
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駐車場から暫く林道歩きが続きます。途中にアヤメの花が咲いていて、これは何かと質問がありました。ショウブの花とアヤメの違いをにわか勉強する余裕もありました。また、水が流れ落ちる水防ダムの穴に、カワガラスが飛び込む姿を観察しながら、約20分ほど林道を登り詰めると、乾徳山への登山口に辿り着きました。
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ここからは山道登りが始まります。途中にフタリシズカがたくさん咲いていました。花穂が2本だけでなく、3本や4本のものがたくさんあって、これはシズカではなくカシマシイ眺めでした....。はじめは賑やかだったメンバー達ですが、登るに連れて次第に口数が少なくなっていきます。
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ここは錦晶水という水場です。登り始めて間もなくのところに銀晶水という水場もありましたが、そちらは既に枯れていて、ここが初めての水場ということになります。ザックを下ろしているA部長の右手前のパイプから水が流れ出しています。ここで美味しい水をご馳走になりました。
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厳しい登山道を上り詰めて、やっと開けた場所に出ました。ここは国師ヶ原と名付けられている場所です。ここまで来て、初めて乾徳山(標高2,031m)の山頂が目の前に見えてきました。まだまだかなり登らなければなりません。
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疲れました~ッ! みんなここでザックを下ろして休憩を取りますが、この辺りではまだ私も余裕がありました。腰を下ろして水分補給と、行動食を食べて栄養補給です。今日のお昼はA部長がウィンナソーセージを焼いてホットケーキをご馳走してくれるということですが....(^^//°
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メンバーが一列になって、黙々と登山道を登って行きます。周辺のシラカバには、若葉が茂ってきていますが、果たしてそんな様子が目に入っているのか....?
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国師ヶ原十字路からもうひと踏ん張り登り詰めると、やや開けた場所へ出てきました。ここからは見通しが利きますが、残念ながら霞がかかったように遠方がよく見えません。周辺の山並みがやっと見える程度ですが、これはモミノキでしょうか、とてもよく目立つ風景でした。
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ここが分岐点の月見岩です。右側かの尾根道は、道満山(標高1,314m)方向から登ってくる道満尾根に続きます。我々は、ここから左へ道をとって、乾徳山の山頂方向へ足を進めます。
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前方に乾徳山の山頂を仰ぎながら、この先にある扇平を目指してひたすら足を進めていきます。
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この頃から、蓄積疲労の影響か次第に脚へのダメージが増していったように思います。この辺りが扇平でしょうか? 場所がよく分かりません。
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高度を増すにつれて、次第に岩場が多くなってきました。ピラミッドのような形をした大きな岩が印象的でしたが、向こう側の景色が霞んで見えません。きっと富士山や丹沢山系の山並みが続いて見えているはずですが、何も見えないのが残念でした。
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いよいよ、乾徳山の山頂が近くなってきましたが、この辺りからは岩峰の様相が強くなり、クサリ場が連続して厳しい登りになりました。ここがカミナリ岩と呼ばれるクサリ場です。先が閊えて渋滞していましたから、なかなか取り付けないでいます。S夫さんは余裕でスマホカメラを構えています。
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カミナリ岩のクサリ場を下から見るとこんな感じです。前を登るみおりんは、クサリに頼らず三点支持で軽快に登って行きます。
事前にかずとり君から、手袋が必要だと連絡がありましたから、今回は新たなトレッキンググローブを新調してきました。
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無事にカミナリ岩を通過することが出来ました。もう既に足がパンパン状態になっていましたが、そこに綺麗なキバナノコマノツメが小群落を作って咲いていました。脚を休める口実に、その写真を撮影させてもらいました。
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これが頂上直下の最後のクサリ場です。ここは平べったい岩がほぼ垂直に近い角度に切り立っています。クサリに掴まりながら、僅かな岩の割れ目を頼りに、まさによじ登るという表現がぴったりの場所でした。ここでかなり体力を使い、登り切った時にはもう足が張って、両太ももがカチカチになってしまいました。
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ここが乾徳山(標高2,031m)の山頂です。登友会お決まりの記念写真を撮影しています。みんな余裕の表情を見せていますが、標識の脇に座り込んでいるオレンジ色のシャツを着ているのがコーヒー党ですが、立っていられなかったのです。この後、少し下ったところで足がつって、暫らく歩けなくなり皆さんに大変迷惑をおかけしました。背負っていた荷物を分散して皆さんに担いでいただき、何とか下山方向へ足を進めることが出来ました。
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ここが国師ヶ原の避難小屋です。この日は、山頂から岩がゴロゴロした歩きにくい下山ルートを下って、この小屋まで辿り着き、ここで昼食をとることになりました、足がつった後でしたから、とても辛い下山でしたが、何とか辿り着くことが出来ました。
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この日の昼食は、A部長が業務用の長さが1メートルくらいある、ウィンナソーセージを2本も持ってきてくれました。今フライパンの上でとぐろを巻いているのがそのウィンナですが、焼くと肉汁たっぷりでしたから、お握りを美味しくいただくことができました。長さ3cmくらいに切り分けてもらいましたが、なかなか食べでがありました。
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こちらが見事に焼き上がったデザートのホットケーキです。これもA部長がパウダーと生卵、牛乳、ハチミツまで持参してくれました。山で焼いたとは思えないほどふっくらと焼き上げてくれました。
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避難小屋での昼食会は、少し時間が遅くなってしまいましたが、とても綺麗な避難小屋で、美味しく栄養補給させてもらいました。そのお蔭であると思いますが、私の脚も痛いなりに何とか下山できるように回復してくれました。
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この避難小屋で昼食をとっている時、小屋の周辺にはシカの群れがやって来て、窓から中を覗きこんでいたのです。全部で5頭はいるのが確認できました。それにしても、シカに覗かれるとは思ってもいませんでした。
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小屋の中を覗き込んでいたシカは、しきりに鼻をヒクヒクさせていて、口もモグモグさせているようでした。シカって草食動物ですが、私達が食べていたウィンナソーセージの臭いに惹かれてきたのでしょうか? 
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さてさて、楽しく過ごしてきた避難小屋での昼食も終わり、我々メンバーは小屋を後にして下山ルートへと足を進めました。私も今回はアクシデントがありましたが、次回は体調を整えて、また万全の態勢で参加したいと思います。
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振り返ると乾徳山が見送ってくれました。最後は厳しい山行でしたが、これもまた思い出として残ります。
我が登友会の6月定例登山は、6月4日~5日にかけて1泊2日の行程で、北アルプスの燕山(標高2,763m)へ登ることになりました。まだ雪が残る山ですが、しっかり楽しんできて、その結果はまた紹介したいと思います。
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by coffeeto1 | 2016-05-31 06:00 | 風景 | Comments(0)