上高地の山野草②

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山友と2人で槍ヶ岳(標高3,180m)に登ってきましたが、その途中で歩いた上高地で自然観察をしてきました。初めて訪れる上高地でしたが、思っていた以上に広い環境があり、自然が豊富に残されていました。今まで来なかったことが悔やまれるようなロケーションです。野鳥観察にも山野草の観察にも、チョウの観察にも恵まれた環境ですから、登山以外にもテントを担いで自然観察のために足を運んできたいと思います。
今回は、槍沢ロッジへ向かう途中に通過しながら観察したわけですが、その結果は前回〝上高地の山野草①〟として紹介してきました。でも、まだ紹介しきれない山野草がありますから、今回はその残りをまとめて紹介したいと思います。
さて、はじめに紹介する写真は河童橋の上から撮影したものですが、梓川の向こうに見える山並みは、西穂高岳(標高2,908m)から間ノ岳(標高2,907m)その奥のジャンダルムへと続き、右奥の奥穂高岳(標高3,190m)へと続く穂高連峰の山並みです。
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黄色くて小さな花を固めて咲かせていたこれはハクサンオミナエシです。図鑑を確認すると、別名コキンレイカとされていました。上高地から徳沢園まで続く林道沿いにたくさん咲いていました。
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こちらは五弁の白い花を咲かせていましたが、花弁の先が細かく切れ込んでいるところが特徴的なセンジュガンピです。この花も林道沿いで、所どころで群生していましたから、とてもよく目立つ山野草の一つでした。
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茎の上部で散房状に黄色い花をたくさんつけているキオンです。夏山に登れば、どこでも観察できる山野草です。分裂しない披針形の葉を互生させるのが特徴です。
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こちらはハナチダケサシの小群落です。話は変わりますが、今回、上高地までは山友の車で行ったわけですが、それまで乗っていた三菱デリカからホンダのオデッセイに買い替えていました。7人乗りのミニバンで、2列目のクレードルシートにはオットマンまでついていて、とてもゴージャスな車でした。
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山友の車はガソリン車でしたが、オデッセイのハイブリッド車はリッター当たりの走行距離が26kmという、ミニバンとしては驚異的な燃費性能を誇るということを知り、俄然この車が欲しくなってしまいました。でも、車両価格が400万円を超えてしまいますから、すぐにという訳にはいきません。さて、これもたくさん花を咲かせていたヨツバヒヨドリです。
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現在、私が乗っている車は、ホンダのスパイクのハイブリッドです。燃費性能は、リッター当たり21.6kmということですから、オデッセイのハイブリッドには敵いませんが、後席がフルフラットになりますから車中泊をするためには最適な車だと思っています。さてこれは、梓川の川沿いに咲いていたマルバダケブキの花になります。
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上高地の大正池は、大正4年に焼岳が噴火して梓川が塞き止められたためにできたということです。そのために、今の上高地が形作られていて、豊かな自然が残されてきたのだと思います。
これもたくさん咲いているのが確認できたミヤマヨメナです。
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川沿いに咲いていたイワアカバナです。よく似たミヤマアカバナもありますが、果柄に腺毛があるのがミヤマアカバナで、ないのがイワアカバナになるようです。
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大正池から少し上流にある田代池に近いところにあった湿原です。背景に穂高連峰を眺めながら、湿原も輝いていました。
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白い花穂を立てているのがサラシナショウマでしょうか。そして薄紫色の花を咲かせいてるのがヤチトリカブトです。これは、上高地というより槍沢ロッジに近いところで撮影したように記憶しています。
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薄紫色の花穂を立てていたのはクガイソウです。葉が茎に沿って輪生するところから、九蓋草の名前が付けられています。ブラシのような細長い花穂がよく目立っていました。
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鑓ヶ岳を目指して歩き始めた第1日目は、鑓沢ロッジで宿泊予定でしたから時間的に余裕がありました。そのため上高地でゆっくり自然観察ができましたが、この花は槍沢ロッジに近いところで撮影したと思います。ヤハズハハコになると思います。
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# by coffeeto1 | 2016-08-14 06:00 | 植物 | Comments(0)

上高地の山野草①

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7月の最終週に、山友と2人で北アルプスの槍ヶ岳(標高3,180m)登山に行ってきました。三泊四日の行程でしたが、初日は沢渡の第二駐車場で車中泊をして、翌日は早朝に上高地へ到着しました。この日は途中の槍沢ロッジまで行って泊まる予定でしたから、スケジュールに余裕があります。それで、自然観察を兼ねて大正池の周辺を散策することにしました。今回から2回に分けて、上高地で観察した山野草を紹介したいと思います。
この写真は、大正池のほとりから撮影した割谷山(標高2,224m)の姿です。時間が早かったので、大正池の湖面には朝靄が残っていますが、眩しい朝日を浴びて、対照的に山の姿がクッキリと浮かんで見えました。
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こちらはメタカラコウです。割合背丈の高い花茎の先に、黄色い花穂を咲かせ始めていました。夏の高山を彩る定番の山野草の一つです。
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キツリフネも咲き始めていました。私の印象としては、夏の中盤から秋口にかけて咲くという印象がありましたが、ここでは早くも咲いていてくれました。
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これはオトギリソウですが、大正池から河童橋に至る間でたくさん観察することができました。普段、撮影に使用しているのは、オリンパスのマイクロフォーサーズ一眼カメラを使用していますが、今回は登山がメインとなりましたから、山行専用のスタイラス SP-100EE を使用しています。35mm換算24-1,200mm相当の撮影ができるコンパクトデジタルカメラです。
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このコンデジの良いところは、1台でマクロ的な近接撮影から超望遠まで守備範囲が広く、風景写真もかなり広角の撮影ができますから重宝しています。でも、山野草の撮影ではマイクロ一眼のように絞り開放で背景をぼかして、対象を浮かび上がらせるような撮り方ができないのが残念です。こちらは固まって咲いていたヤマホタルブクロです。
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田代池に近い湿原に咲いていたノアザミの花です。背景が広く空いていて、割合近いところで撮影できましたから、コンデジでもそこそこ対象を浮かび上がらせるような撮り方が出来ました。
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まだ、湖面に朝靄が残っている大正池の風景です。以前から写真を見て、池の中に残る枯れた立木を入れた大正池の風景を撮りたいと思っていましたから、丁度良いシチュエーションで撮影できたと思います。
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こちらはタマガワホトトギスです。クリーム色をした花が特徴ですね。この写真は、ウェストン碑を見に行く時、その近くで撮影したものであると思います。
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こちらは独特の花姿をしているところから、トリカブトの仲間であることはすぐに分かりました。撮影したのは田代池に近い湿原であったと思います。図鑑で確認したところ、おそらくヤチトリカブトであろうと思います。
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これは、湿原の水辺に咲いていたバイカモの花です。以前、日光の中禅寺湖で見た時は、水の流れの中に咲いていて、それが普通の姿だと思っていました。だから、状況によっては、こんな風に水面の上に花を咲かせることもあるんだと感心しました。
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こちらはクサボタンです。数年前に乗鞍山へ登った時、平湯大滝を見に行ったことがありましたが、その時たくさん咲いていたのがこの花でした。面白い花の形でしたから興味をもって調べたところクサボタンであることがわかり、印象に残っていました。
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こちらはオオイタドリですが、上で紹介したクサボタンが咲いていたところのすぐ近くで撮影したものです。ウェストン碑に向かう途中で撮影しました。
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薄紫色の涼やかな花を咲かせていたソバナです。丁度咲き始める花期に当たっていたようで、上高地では至る所で観察することができました。この写真は、明神館へ向かう途中で撮影したものと思います。
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# by coffeeto1 | 2016-08-12 06:00 | 植物 | Comments(0)

大正池から槍沢ロッジへ

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槍ヶ岳(標高3,180m)に登ってこよう....山友の誘いを受けて、今年のメインの山行にすることとしました。山友とは昨年、一緒に甲斐駒ケ岳(標高2,967m)と仙丈ヶ岳(標高3,033m)を登ってきましたから、お互いに技量は分かっているし、何と言っても定年退職まで勤めた前の職場の採用同期ですから、気心も良く知れています。
問題はいつ登るかにあった訳ですが、例年梅雨明けの平均が7月21日頃ですから、その直後の一番気候が安定している7月24日(日)から26日(火)までの日程としました。あえて土日を外したのは、山小屋の混雑を避けるためだったのですが、現役時代とは違って、第二の職場では休みが取りやすいので、融通が利くところが助かります。
スケジュール的には、23日(土)の昼過ぎに自宅を出発し、山友の家で彼の車に乗り換えて、その日の夕方までに沢渡の第二駐車場に着いて、そこで車中泊をすることになります。翌朝、バスかタクシーで上高地へ入ることになります。1日目は大正池を散策しながら槍沢ロッジまで行って泊まり、2日目は早朝出発で槍ヶ岳山荘まで行き、山頂をアタックして同山荘に泊まり、3日目は上高地まで一気に下ってくる予定です。
この日は、朝もやに煙る大正池に朝日が差してきたところで、ちょうど良い時間帯に到着することが出来ました。
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大正池のほとりでは、オシドリが何羽も姿を見せてくれました。人を警戒する様子もなく、すぐ近くまで寄って来てくれます。まるで、早朝に到着した我々を歓迎するために、出迎えに来てくれたみたいでした。
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朝日が差して美しい姿を見せてくれた割谷山(標高2,224m)の雄姿です。手前の大正池越しに臨む姿は、眩いばかりの何とも言えない眺めでした。とても良いお天気に恵まれましたが、このお天気が槍ヶ岳登頂の時まで続いてくれたらよかったのですが....。
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散策路の木道の上にアオジが飛来してくれました。慌ててカメラをズームアップして撮影しました。今回持参したカメラは、オリンパスのスタイラス SP-100EE というコンデジです。これ一台で換算24mm〜1,200mmまでカバーしてくれますから、登山に携行していくにはモッテコイのカメラです。
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綺麗な池がありました。梓川に架かる田代橋の近くにある田代池です。この辺りには広い湿原もあって、なかなか良い感じです。朝の明るい日差しを受けて、透き通った水がとても綺麗に見えました。
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これは見て分かる通りウソ♂です。ウェストン碑を見ようと田代橋を渡ったところで、モミの木に飛来していました。2mくらいの位置から撮影していますが、警戒して逃げる事もありませんでした。ただ、カメラを単写に設定していたので、思うように撮影できず、ジレッたい思いをしてしまいました。
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これが有名なウェストン碑です。見るのはもちろん初めてです。上高地に来たら、是非見たいと思っていました。立派な像が建てられているのかと思っていましたが、岩の壁面にレリーフだけが嵌め込まれていました。
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お天気が良いので、河童橋は観光客で賑わっていました。外国人の観光客が多いという感じです、繁華街かと思うような人出です。私はこの脇で3ℓのハイドロシステムに水を満タンに入れ、これから歩き始める槍ヶ岳に向けて、気持ちが昂まってきました。
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河童橋から上流に向けては、暫くダラダラとした平坦な道が続きました。途中で梓川越しに前穂高岳(標高3,090m)と明神岳(標高2,931m)が見えるポイントがありました。良い眺めで、気持ちはいやが上にも高揚してきます。
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河童橋から1時間ほどの行程で、この明神館に辿り着きました。ここで初めての休憩をとり、行動食で栄養補給することにしました。歩き始めてからだいぶ時間が経過していますが、ほとんど平地ばかりでしたから、あまり歩いてきた感じがしません。
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梓川の向こうに見えるのが、屏風ノ頭の方向だと思います。この辺りからは、まだ槍ヶ岳の頭は見えてきません。でも、天気と景色に恵まれ、風景と山野草などの撮影に忙しい、楽しいトレッキングとなりました。
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明神館から歩くこと約1時間でこの徳沢園に到着しました。ここにはテント場もあって、たくさんの登山者がいます。ここまでもほとんど平坦な道のりでしたから、さほど疲れも感じません。山友とともにここでの休憩はパスして、先へ進むことにしました。
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先ほどパスした徳沢園のポイントから更に1時間ほど進んだところで、この横尾大橋に到着しました。この橋を渡っていけば涸沢のテント場に到達するはずです。いつかはこの橋を渡って、穂高岳に登ってみたいものです。
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横尾大橋の反対側にこの横尾山荘があります。建物はまだ新しく、水洗トイレも綺麗に整備されていました。
時間的には11時を回り、そろそろ昼飯を取る時間ですが、ベンチは日当たりが良すぎて暑いばかりです。そこは敬遠して、少しでも涼しい木陰に逃げ込んで、草むらの上に座って昼飯タイムとしました。
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横尾大橋から約1時間ほどでこの一ノ俣のポイントに到着しました。今日の宿泊予定である槍沢ロッジまでは、あと少しのところまで来ました。山友は足取りも軽く前を進んでくれますから、写真を撮りながら追い掛けるのが大変でした。ここまでは、ほとんど登りのないコースでしたからあまり疲れも感じず、写真撮影しただけでそのまま通過してきました。
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一ノ俣を過ぎると、次第に登山道が険しくなってきました。足取りは次第に重くなりますが、透き通った槍沢の渓流を見ていると癒されます。
ところで驚いたことに、槍沢ロッジに到着する少し前に、登山道で前の職場で一緒に働いていたSさんご夫妻と偶然すれ違いました。3〜4年ぶりの懐かしい再会でした。槍ヶ岳の登頂を済ませ下山する途中ということでしたが、天気に恵まれ眺めが良かったようで羨ましい....明日の天気は雨マークが出ています。どうなることやら....
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ここが第1日目の宿となる槍沢ロッジです。午後2時前には到着することができました。嬉しかったのは、午後3時から風呂に入れたことです。熱くて水でうめなければ入れない風呂に浸かって、サッパリ汗を流し気分は最高です。湯上りのビールが美味しかったこと....おかげでこの夜はぐっすり寝ることが出来ました。明日の槍ヶ岳アッタックが楽しみです。
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# by coffeeto1 | 2016-08-10 06:00 | 風景 | Comments(0)

緑陰のビンズイ

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本格的な夏休みシーズンを迎える前の7月の3連休を利用して、長野県の蓼科高原へ家族旅行に行ってきました。いつものとおりカミさんと愛犬チョコちゃんとともに出掛ける旅行になりましたが、涼しい気候にチョコちゃんは元気よく動き回ってくれて、とても快適な環境であったようです。まだ梅雨明け前で、2日目には雨に降られてしまいましたが、それも一時的なものでしたから、歩き回るにはそんなに影響は出ませんでした。
2日目は、ペットも同伴できる御泉水自然園で自然観察をしながら歩き回ってくることにしました。女神湖に隣接する蓼科牧場まで車を走らせ、そこからゴンドラリフトに乗り、山頂駅から歩き始めると、そこに御泉水自然園の入口がありました。
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自然園への入場券と一緒になったゴンドラリフトの乗車券を購入して、園内の深い森の中に踏み込んだのは良かったのですうが、入場して間もなく雨が降り出してしまいました。私はザックの中に傘やウインドブレーカーを入れていましたが、カミさんは何も持っていなかったので、駐車場に隣接した売店のある施設で雨宿りすることになってしまいました。
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カミさんとチョコちゃんを雨宿りさせている間に、私は傘を差しながら園内の高山植物などを撮影してきました。間もなく雨が上がってくれたので、当初の予定通り園内の散策をしてくることにしましたが、雨が降っためほとんど人影がなくなった園内で、ゆっくり観察することが出来ました。
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この日は、また雨が降り出す心配もあったので、園内全部を歩き回ることはあきらめ、竜ヶ峰周路を散策して早めにゴンドラリフトで下ることにしましたが、その時、緑陰にビンズイの姿を見つけることが出来ました。
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このところ、高原へ出掛けると必ず観察できるのがビンズイでした。7月の第1週に訪れた乙女高原でも、第2週に足を運んだ池の平湿原でも、間近にビンズイの写真を撮ることが出来ました。
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散策路を歩いていたら、目の前の地面から飛び上がった野鳥が近くの枝に留まってくれたのですが、それがこのビンズイでした。このビンズイは、緑陰に紛れて安心したのでしょうか、留まったその枝から動くことなく、長い間留まったままでいてくれましたから、私も落ち着いて撮影することが出来ました。
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# by coffeeto1 | 2016-08-08 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

御泉水自然園にて

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7月には海の日を絡めた3連休がありました。高山植物が咲く季節ですから、車中泊をしながら長野県の霧ヶ峰高原を歩き回って、タップリと自然観察することを計画していました。ところが、カミさんから 「今度はどこへ連れて行ってくれるの?」 というリクエストが出たことから、ペット連れの家族旅行に変更することになりました。急いでペット同宿可能なところはないかと探してみたところ、運良く数年前に利用した蓼科の温泉付きのペンションに予約が取れました。2泊目はこれまで何回か利用している霧ヶ峰の温泉付きロッジに決まり、何とか格好をつけることが出来ました。
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さて、宿が決まったところで、それではチョコちゃんを連れてどこで遊んでくるかが問題です。私の自然観察のスケジュールも合わせて考えたいところですが、この頃は、自然公園などペットが入れない所が増えていて、気軽に出かけられません。事前にネット検索で確認して、チョコちゃんと一緒に安心して遊べる施設を探してみました。
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見てください。ゴンドラリフトに乗車してご満悦のチョコちゃんです。
本当は、北八ヶ岳ロープウェイを利用して坪庭に登り、高山植物を観察しながら散策することができれば良かったのですが、今はペットの乗車ができなくなりました。残念ですが仕方ありません。それで最終的に蓼科山の中腹にある、御泉水自然園で遊んでくることにしました。
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ピラタスの丘にあるペンションからビーナスラインを経由して、直接自然園の駐車場まで到達できますが、女神湖にほど近い蓼科牧場からゴンドラリフトを利用すれば、高原のパノラマ展望も堪能できます。この方が一粒で二度美味しい感じがします。間もなくゴンドラ山頂駅に着くところですが、この後突然雨に降られてしまいました。一時的とはいえ、駐車場に隣接した食堂やお土産品などを売る施設に避難しました。
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こちらはイブキジャコウソウです。山地から高山帯に自生する高山植物です。このように岩場などに群生することが多いようです。花は小さいですが、密集して咲くのでよく目立ちます。
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イブキジャコウソウは、図鑑で確認すると越冬性の矮性低木とされていますから、高山植物というより樹木の仲間なんですね。低地から高山帯の岩場や乾いた草地に生えるということで、垂直分布が広いようです。近くによるとハッカやミントに似た香りがするという事ですが、この時は雨模様だった事もあり、確認する事はできませんでした。
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こちらは総状の白い花を咲かせていたヤマブキショウマです。雌雄異株という事ですが、雄花は比較的ボリューム感があり、雌花はそれより貧相な感じですから、これは雄花になるでしょうか?
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標高1,800mを超える高原地帯にある御泉水自然園を歩き回ってきましたが、園内のいたるところで、このヤマブキショウマを観察する事が出来ました。今がまさに旬という感じでした。
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こちらは、紫色の唇状の花を咲かせていたウツボグサです。海に生息するウツボには関係なく、花穂の形がその昔武士が戦で使う弓矢の矢を入れておく、ウツボという武具に似た形をしていたところから、この名前が付けられたようです。
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タンポポの花かと思いましたが、葉の形に注目すると全く違う形状をしていました。名前もわからないままとりあえず撮影して、帰ってから図鑑で調べてみたら、ミヤマコウゾリナになることが分かりました。総苞には黒い剛毛の他に白い毛が混じり、茎にも白い毛が多いところが特徴となるようです。
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ミヤマコウゾリナは日本固有種で、亜高山から高山帯で稜線の東側斜面など多雪の環境に生える高山植物であるようです。でも、ここでは普通に草地に生えていましたから、この辺りの冬の環境はかなり厳しいものであると思います。
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駐車場わきの売店で雨宿りした後、天気が回復してくれましたから竜ヶ峰周路を散策してみたところ、ササ薮の中にこのヤマホタルブクロの花を見つけることが出来ました。
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園内の伏水湿性植生の中に、水を汲める場所がありましたが、そのすぐ脇に咲いていたヤマオダマキの花です。赤紫色味のない、クリーム色系統だけの花で、周囲の緑の中でも、彩りが綺麗でした。
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こちらも同じ場所に咲いていたノアザミの花です。まだ花期はこれからだと思いますが、咲き始めたばかりのところを撮影したものです。まっすぐ上を向いて花を咲かせるのがノアザミの特徴ですね。
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# by coffeeto1 | 2016-08-06 06:00 | 植物 | Comments(0)