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高原でビンズイが囀る

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関東地方は、例年より1週間ほど遅れて梅雨明けしましたが、早くも7月は終わろうとしています。明日から8月で本格的な夏休みシーズンに突入しますから、これからのアウトドアライフにも自然と力が入ってこようというものです。楽しみな季節になりました。
先週末は、山友と2人で念願の槍ヶ岳(標高3,180m)に登頂してきました。天気予報では雨マークが出ていて心配していましたが、午前5時半に山小屋を出発したところ、登山途中は暑くなるほど日が差してくれましたから、汗びっしょりになりながら10時半頃には登頂を済ませることができました。山頂に登ったところでガスが巻いてきて、下山途中から雨に降られてしまいましたが、事前に考えていた厳しい山登りの予想より、登ってしまえばこんなものかという思いもあります。でも、無事に登頂を済ませて、成し遂げた達成感に浸ることが出来ました。
そんな思いを引きずりながら、今回は池の平湿原で撮影してきたビンズイの写真を紹介したいと思います。
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池の平湿原へ行ってきたのは7月10日の日曜日ですが、まだ梅雨の真っ最中で、前日の土曜日は雨に降られて何も出来ません。仕方なく、夕方までに近くの地蔵峠まで行って、そこで車中泊をしながら晴れる予想の翌朝を待ちました。
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雨の降る峠は、半袖では寒いくらいの陽気でしたが、車中泊をするにはちょうど良い気温でした。グッスリと快眠できて、気持ち良く青空が広がる高原の朝を迎えることができました。池の平湿原へ続く林道のゲートは午前7時に開きます。待ち切れずに少し早くから行ったところ、既に2台の車が待っていました。その後ろに駐車して待ちましたが、職員の方が早めに来て、6時40分頃には開門してくれました。少しでも早く観察を開始したいから助かりました。
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この日は、広い湿原を歩き回ってチョウや高山植物、そして野鳥の写真を撮ることが目的でしたから、オリンパスの E-M1 + M.300mmF4 + MC14 (35mm判換算840mm相当)と E-M5mkⅡ + M.40-150mmF2..8 の2本をメインに、風景写真撮影用の M.12-40mmF2.8 も携行して撮影に臨みました。
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野鳥撮影用のM.300mmF4 PRO を先日購入したばかりのジッツォの軽量マウンテニア三脚に載せて、広い湿原を歩き回ってきましたが、立木の天辺に飛来したビンズイの姿を捉えるには、解像力十分の性能を発揮してくれました。
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今回訪れた池の平湿原では、ノビタキやホオアカが見られるかと期待しましたが、見かけることはありませんでした。その代わり、ビンズイの個体数が多く、湿原内の何ヶ所かで立木の天辺に留まって大きな声で囀る姿を撮影することが出来ました。
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by coffeeto1 | 2016-07-31 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

池の平湿原の高山植物~その3

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池の平湿原には、グルッと一周回ることのできる木道が整備されています。一回りすると約2時間ほどで歩ける距離ですが、高山植物やチョウの仲間の写真を撮りながら時折野鳥の出現などもあって、カメラを向けていたら半日以上の時間を要してしまいました。おまけに三方が峰のコマクサ園や見晴岳の見晴コマクサ園などにも足を運んでいたら、1日かけないと回りきれない状況になってしまいました。
7月10日(日)に1日かけてタップリ歩き回りいろいろな収穫を上げることもできましたが、たくさん撮影してきた高山植物の紹介は、一応今回で一区切りつけたいと思います。
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駐車場から湿原に下ってすぐの所に、休憩できるベンチが設置された場所がありますが、そこで昨夜の雨露に濡れた黄色い花を見つけました。オトギリソウのようです。瑞々しい姿を撮影させてもらいました。
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白くて総状の花を咲かせていた、この花はカラマツソウです。花弁の形をカラマツの葉になぞらえて名前がつけられたようです。細かい葉の形を覚えると、花が咲いていなくても見つけることができます?
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これはコメバツガザクラでしょうか、湿原の岩の間を埋め尽くすように固まって花を咲かせていました。私的には、これぞ高山植物といった感じがしますから、出会えたことが嬉しい植物です。
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少し厚みのある丸い形の葉が特徴的なクロマメノキです。花は咲き始めたばかりのようで、まだポツポツしか咲いていませんが、よく探すとピンク色の可愛い花が見つかりました。
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湿原の外周を回る東歩道を歩いて行くと、すぐ脇にウスユキソウが花を咲かせていました。エーデルワイスという方が名前が通っているかもしれませんね。この仲間にも、いろいろな種類がありますから、正確な名前が分かりません。
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青紫色の花弁を広げていたアヤメの花です。花弁基部の綾目模様が名前の由来になっています。初夏の高原を彩る花の一つですね。先日足を運んだ乙女高原でも、たくさん咲いているところを観察することができました。
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ピンク色の総状に花を咲かせていたシャジクソウです。茎に沿って、葉を輪生させるところからこの名前がつけられたのでしょうか? 花の形だけ見ると、アカツメクサにも似ているなと思えますが、葉の形が異なります。
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広い池の平湿原の中央を横切る木道です。この写真は、湿原を横切った後、忠治の隠れ岩の前から、駐車場方向を振り返って撮影したものです。良いお天気に恵まれましたから、気持ち良い散策を楽しんでくることが出来ました。
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青紫色の花を咲かせていたウツボグサです。花穂の形が武士が矢を入れて携行する靱(うつぼ)の形に似ているところから付けられたようです。ウツボと言えば海の生物を思い浮かべてしまいますが、昔の人の感覚とは異なっているようですね。
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湿原を抜けて、三方が峰に登る辺りからコマクサ園に至る辺りに、たくさん咲いていたオンタデの花です。目立たない花ですが、これも高山植物の仲間ですね。
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草むらの中に、小さい花を咲かせていたオオヤマフスマです。一つひとつの花は小さくて目立ちませんが、群生していると立派なお花畑を形成してくれます。
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深く切れ込んだ花弁がリボン状に見えますが、このピンク色の花はエゾカワラナデシコです。以前足を運んだ霧ヶ峰高原などでも、よく観察することができた高山植物ですね。
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by coffeeto1 | 2016-07-30 06:00 | 植物 | Comments(0)

池の平湿原の高山植物~その2

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前日の雨模様から打って変わって、この日はとても良いお天気に恵まれました。まさに自然観察日和です。地蔵峠で雨音を聞きながら車中泊をしてきましたが、こんな天気に恵まれると、やって来た甲斐があったと嬉しくなってしまいます。
広い高層湿原の中は、高山植物の宝庫ですから、ここは1日じっくりと観察してきたいものです。おまけに野鳥や高山チョウの仲間も観察できたらと、期待ばかりが膨らんできたのですが、欲張りな私の要求を満足させてくれるに十分な、懐の深さを感じさせてくれる自然環境でした。こんな素晴らしいところへ、車で簡単にやって来られるわけですから、本当に有難いものです。
前回に引き続き、池の平湿原で観察した高山植物を紹介していきます。
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20㎝から30㎝ほどの花穂を立てたネバリノギランです。名前のとおり、この花穂に触ってみると、ベタベタして指に着く粘り気があります。目立たないけれど、高原にはたくさん咲いている花です。
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黄色い花を咲かせていたこちらは二ガナの花です。平地でも普通に見られると思いますが、こんな高層湿原でもその姿を確認することが出来ました。
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これも二ガナの仲間ですが花弁が白色ですから、名前はシロバナニガナになります。上で紹介した黄色い花の二ガナの近くに咲いていました。
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こちらは草丈が10㎝ほどで、草原の中では注意して見ないと、見落としてしまいそうな小さな花です。名前を調べてみると、テングクワガタであるようです。
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アザミの仲間であることはすぐに分かりますが、この仲間の識別は得意ではありません。でも、まっすぐ上を向いて花を咲かせていましたから、これはノアザミで間違いないと思います。
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言わずと知れた高原の花ニッコウキスゲですね。図鑑を見るとゼンテイカという名前もあるようです。ここ池の平湿原には、そんなにたくさんは咲いていませんが、高原の花には間違いありません。
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白くて小さくて清楚な花姿です。ウッカリすると見落としてしまいそうな花ですが、これがツマトリソウになります。名前の由来がわからないのですが、うちのカミさんもこんな風に可愛らしかったら....(−_−#)
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ピンク色の立派な花穂を立てていた、テガタチドリです。花の形を良く見ると、チドリが羽を広げて飛んでいる姿に見えることからこの名前が付いたようです。まさに群れ飛んでいるといった風情ですね。草原のあちらこちらで、このチドリの編隊飛行が確認できました。
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池の平湿原に下る途中で、遥か彼方の雲海の向こうに山並みが浮かんで見えました。撮影した時はどこの山かよく分からなかったのですが、後から地図と照らし合わせてみたら、どうやら八ヶ岳の山並みになるようです。
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三方が峰のコマクサ園で撮影しました。ピンク色のコマクサの花の中に、やはり草丈の低いこの黄色い花が咲いていました。草丈は、10㎝〜15㎝ほどしかありません。これはタカネニガナですね。コマクサとの取り合わせが綺麗でした。
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濃い赤紫黄色のシックな色の花を咲かせていました。そんなに数はありませんが、目につく花の一つでした。名前を調べてみたら、シュロソウであることが分かりました。
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by coffeeto1 | 2016-07-29 06:00 | 植物 | Comments(0)

池の平湿原の高山植物~その1

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7月9日(土)〜10日(日)にかけて、長野県の池の平湿原を散策してきました。ちょうど前回紹介したコマクサの花が咲く時期ですから、これをメインにその他の高山植物を見て来ようと計画したものです。上手くすれば野鳥の写真も撮れるだろうと、いろいろな目的があって、自分でも少し欲張りな計画だから、取らぬ狸の皮算用にならないようにと思いながらの自然観察になりました。ところが、日曜日に晴れマークが出ていたものの、初日の土曜日は雨降りに見舞われてしまいました。仕方がありません。土曜日は午前中、撮り貯めた写真の整理をして、お昼を食べた午後から出発することにしました。この日は、地蔵峠で車中泊をして、よく晴れてくれた日曜日の朝一番から観察を始めてきました。広い湿原の中を歩き回ってきましたが、ひときわ目につく景色はその中にある鏡池の姿ででした。
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草原の中に、あまり目立たないけれど花茎の先に赤い花穂をつけていたワレモコウの花です。私の印象としては、盛夏の時期以降に咲く花と思っていましたが、すでに花を咲かせていました。
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木道のすぐ脇に咲き始めていたバイケイソウです。夏山に登ると、登山道の脇でよく見ることができる山の花です。昨年、甲武信ヶ岳に登って雁坂峠まで歩いてきた時に、とてもたくさん咲いていたのが思い出されました。
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こちらは白い花ですがハクサンシャクナゲになるでしょうか。ハクサンシャクナゲと言えば、普通はもっとピンク色味が強いと思いますが、たまたまこの花は白色味が勝っていたものでしょう。
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広い湿原の中には、ヤマブキショウマの花もたくさん咲いていました。山へ行けばどこでも比較的よく見られる花ですが、これには雄花と雌花があって、雄花の方がボリューム感がありますから、これは雌花になると思います。
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車中泊をした地蔵峠から池の平の駐車場へ向かう林道は、午前7時が開門になります。少し早めにゲートで待っていたら、20分くらい前に開けてくれました。駐車場から湿原に下ったところはこんな風景が広がっていました。
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ピンク色の5枚の花弁を大きく広げていたハクサンフウロです。高原を歩くとよく目にする花ですから、この花を見ると山に来たなという実感が湧いてきます。フウロソウ科の高山植物です。
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こちらはハクサンチドリですね。山に来るとハクサンという名前のつく花がいろいろありますが、これもその一つです。こちらはラン科に属します。
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まだ蕾が膨らみきっていませんが、僅かにピンク色の花弁の色が覗く状態のヤナギランです。花の時期はこれからですが、8月に咲く花という印象が強いのに、もう蕾を膨らませていました。ランという名前が付いていますが、アカバナ科の植物です。
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こちらも少し時期が早い感じがしますが、マルバダケブキですね。と大きな丸い葉を広げ、花茎の先に大きな黄色い花を咲かせます。北沢峠から仙丈ヶ岳に登った時に見たマルバダケブキの花畑は見事でした。
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広い草原の中、所どころにオレンジ色の花を咲かせていたレンゲツツジです。ツツジの仲間は春先に花を咲かせるものが多いのですが、このレンゲツツジは初夏の高原を彩る花です。
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三方が峰のコマクサ園に咲いていた、ハクサンオミナエシです。ピンク色のコマクサの花の中で、黄色い花が良く目立ちました。普通のオミナエシは草丈が高いですが、これは20㎝くらいしかありませんでした。
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by coffeeto1 | 2016-07-28 06:00 | 植物 | Comments(0)

三方ヶ峰のコマクサ

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標高2,000mの高地に位置する池の平湿原を散策してきましたが、その外周にある三方ヶ峰(標高2,040m)には、三方コマクサ園というコマクサの群生地があります。またここから見晴岳(標高2,095m)方向へ進むと見晴コマクサ園という群生地もあります。
池の平湿原へ足を運んできたのは、7月の第2週の週末のことでした。高山植物の中でも、特にコマクサが最盛期であろうと期待していましたから、ドンピシャのタイミングで楽しませてもらいました。
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この日の撮影には M.300mmF4 PRO をメインに M.40-150mmF2.8 PRO と M.14-40mmF2.8PRO という3本のPROレンズを使って撮影する体制で臨んだわけですが、コマクサは柵で保護されたところに群生地がありましたから、E-M1 + M.300mmF4 PRO の組み合わせの使用頻度が高くなりました。
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以前見てきた、草津白根のコマクサの大群落や八ヶ岳の横岳から硫黄岳にかけての群生地に比べたら、ちょっと見劣りするような感じでしたが、盛りを迎えたコマクサが綺麗に咲いていて見事でした。
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ここではタカネニガナの花を背景に、彩の良い写真が撮れましたが、ミヤマオミナエシやオンタデも咲いていて、時間を忘れて撮影に夢中にさせてくれる嬉しい群生地でした。
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花の形が馬の顔の形に見えるところからこの名前がつけられたようです。でも、ピンクや濃紅色の花からは馬の顔の印象が結びつきませんが、高山植物の女王ですね。
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こちらはとても色濃い花を咲かせていたコマクサの群落です。ここには普通のピンク色の花が多く咲いていましたが、一部こんな濃い色の花が混じっていました。
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時折ガスが巻いて周囲が霞むことがありました。でも、間も無く晴れて気持ち良く撮影することが出来ました。たくさん出会うことが出来た高山植物たちは、これからおいおい紹介していきたいと思います。
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by coffeeto1 | 2016-07-27 06:00 | 植物 | Comments(0)

高層湿原のミヤマモンキチョウ

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このブログへの書き込みは、予約投稿の機能を利用して、事前にアップロードしていますが、便利な機能ですから随分利用させて貰っています。今はまだ出発前の自宅で書き込んでいますが、この書き込みがアップロードされるこの日は、山友と2人で槍ヶ岳への登頂を済ませて、上高地へ向かって下山途中であると思います。しかし、天気予報を確認すると、この山行途中の2日目以降に雨マークが出ているのが気になります。果たしてどんな結果になることか、気になるところです。
さて、今回は、池の平湿原を歩いてきた時に撮影した、ミヤマモンキチョウを紹介したいと思います。
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これまで高原を歩いていて、ミヤマモンキチョウを見かけることは何度かあったと思いますが、実際に撮影する機会はありませんでした。でも、今回は狙っていたわけではありませんが、たくさん撮影できて、満足できる結果になりました。
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池の平湿原は、標高2,000メートルの高層湿原です。ここではハイキングだけでなく、高山植物だけでも十分に楽しめますが、野鳥やチョウの仲間もたくさん観察できます。自然観察をするにはお手軽な場所であると思います。
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ここでは、交尾しているミヤマモンキチョウの写真を撮影することが出来ました。翅を広げているのは、前翅の後縁に黒い彩りがくっきり出ている♂の個体になります。
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翅の縁にピンク色の縁取りが出ているこちらの個体は、ミヤマモンキチョウの♀の個体になります。背面の繊毛も同じくピンク色ですから、着飾った貴婦人と言った雰囲気でしょうか。
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池の平湿原では、たくさんのチョウを観察することが出来ましたが、広い湿原の中では特にミヤマモンキチョウの個体数が多かったように感じています。今回、交尾しているところを撮影できたのは、忠治の隠岩広場から東歩道を通り、駐車場方向へ向かう途中の放開口周辺でした。この辺りに集中して出現していたように思います。
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by coffeeto1 | 2016-07-26 06:00 | 昆虫 | Comments(0)

出迎えてくれたゴジュウカラ

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マイクロフォーサーズ規格のオリンパス E-M1 + M.300mmF4 PRO で本格的に野鳥写真を撮影したいと思い、山梨県下の高原へ足を運んできました。ボディの方はかなり使い込んできましたから使い勝手は良く分かっているつもりですが、レンズの方は発売されてすぐに購入したものの、これまで主力であったサンニッパの画像が良かったものですから、なかなか乗り替えらられずにいました。でも、このサンヨンの評価がとても高いのと、重さがサンニッパの半分程度ですから、年齢的なものを考えて、今後はこちらを主力機種として使っていくことになると思います。そんな思いで少しづつ使い慣らしていく必要があるだろうと考えたわけです。これを機に、三脚も新たに軽量のものを購入して、山歩きをしながらでも担いで歩ける程度のシステムにすることが出来ました。あとは、実際に持ち出して撮影してみるだけですね。
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この日訪れた高原は、初めて訪れる場所ですからどんな状況があるか事前の知識はありませんでした。でも、標高が1,600メートルを超える場所ですから、行けば何か収穫があるだろうと、そんな安易な考えで出掛けてみました。
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そんな事前の知識のない場所でしたが、現地に到着して、直ぐにキビタキの声に誘われて駐車場の直ぐ脇の林の中を確認したところ、このゴジュウカラが出迎えてくれました。
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この日使用した M.300mmF4 PRO は、本格的な使用が初めての状況でしたから使い方もよく分からないまま撮影に臨んだわけですが、薄暗い環境の中でも、ソコソコの画像を撮影することが出来ました。
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このゴジュウカラは、よく見ると背面に褐色の羽が認められたり、風切羽にも褐色味がありますから、おそらく今年生まれの若鳥であろうと思われました。
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それにしても良く動き回ってくれます。でも、新しいレンズのAFがよく追従してくれましたから、何とかこれだけの映像を撮影することが出来ましたが、使いこなすまでしばらく時間が必要であると実感しました。
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by coffeeto1 | 2016-07-25 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

高原のホオジロ

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先日、林家木久扇さんの話を聞く機会がありました。時勢を風刺したというか、業界の裏話的な話など、正統な落語の話ではありませんが、話に引き込まれ、涙が出るほど笑わせてもらいました。さすが落語家です。特に、林家木久扇さんが弟子入りした師匠の真似などは、言葉を発するたびに笑いがこみ上げてきました。テレビの笑点の話題も、大変面白く、興味深いものでした。大喜利の司会者が春風亭昇太に交代したけど、随分前から決まっていて、それを口外しないように口止めされていた話や、笑点の放送は15分くらいだけど、実際の収録は1時間位の時間をかけるから、放送される大喜利の4倍くらいのネタを出さなくてはいけないそうで、司会者より出演者の方が大変なんだという話など、面白おかしく紹介してくれました。
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その他に、アイドルグループPASSPO☆のステージや、落語家の桂幸丸さんが司会をする大喜利もあって、久し振りに楽しい演出を拝見させてもらいました。
さて、先日足を運んだ高原で、オリンパスのマイクロフォーサーズ規格の E-M1 + M.300mmF4 PRO を担いで歩き回っていた時、梢で囀っていたホオジロを撮影することが出来ました。
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ここでは、あまり多くの野鳥を見つけることはできなかったのですが、高い樹上に留まって元気に囀るホオジロを見つけることが出来ました。
M.300mmF4 PRO に1.4倍のテレコンを付けて撮影しました。35mm換算で840mm相当の画像になります。
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三脚を据えて、野鳥の出現を待っていたところ、飛翔した小鳥が少し離れた枝に留まりました。すかさずカメラを向けてみると、枝に留まって囀るホオジロの姿を確認することが出来ました。
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この日は、ノビタキなど高原で繁殖する野鳥を撮影したいと思っていましたが、残念ながら叶いませんでした。遠くにカッコウやホトトギスの鳴く声を聞きながら、樹上のホオジロが撮影対象になってくれました。
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by coffeeto1 | 2016-07-24 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

乙女高原にいたチョウと昆虫

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今年の梅雨明けは、7月18日の月曜日に九州から東海地方まで一気に梅雨明けしたと発表されましたが、関東地方以北は未だに梅雨明けの発表がなく、はっきりしない天気が続いています。この書き込みがアップされる7月23日から26日までの予定で、友人と2人で槍ヶ岳に登ってくる予定でいますが、25日に雨マークが出ているのが気に掛かります。例年であれば7月20日から22日くらいの間には梅雨明け宣言が出されますから、それを見込んでこの日程を組んだというのに、ちょっとガッカリの空模様です。夏休みの都合もあって、ズラすことが出来ませんから、今回は雨の中の登山にならざるをえないようです....。はてさて、どんな結果になることでしょうか?
今回紹介するチョウと昆虫の写真は、7月3日に山梨県の乙女高原で撮影してきたものです。
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はじめに紹介しているのは、渡りをするチョウということで知られているアサギマダラです。これらはみな南の島で繁殖し、琉球列島を北上して本州の高原にやって来るのかと思っていましたが、九州から本州の温暖な地域で幼虫越冬しているようですから、国内産もかなりの数がいると思います。
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アヤメの花がたくさん咲いていましたが、その花に群がるように吸蜜に集まっているセセリチョウの仲間がいました。とりあえず写真に撮って、後から図鑑で調べて種類を特定してみることにしました。
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今回、アヤメの花に群がっていたチョウは、キマダラセセリかと思ったのですが、図鑑で羽根の模様などを見比べながら調べたところ、ヒメキマダラセセリであるようです。
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葉の上に留まっていた昆虫です。これも撮影する時には名前もわかりませんが、図鑑で確認すると、ジョウカイボン科のクロジョウカイであることが分かりました。
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こちらは、キンバイソウで吸蜜するモンシロチョウです。特に珍しいわけではありませんが、キンバイソウの写真を撮っていた時に、たまたま飛んできたものですから、そのまま撮影してみました。
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この写真を見ると、明るいところのように見えますが、実際はとても薄暗い場所でした。撮影の時にかなり露出補正して、画像ソフトでも補正しています。
この幹から樹液が出ているのでしょう、3頭のヤマキマダラヒカゲが吸汁に集まっていました。後から写真を見ていたら、同じ場所にカナブンも来ているのが分かりました。
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by coffeeto1 | 2016-07-23 06:00 | 昆虫 | Comments(0)

乙女高原の山野草

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7月最初の日曜日は、自然観察のため山梨県の乙女高原へ遊びに行ってきました。土曜日に用事があったので、この日は日帰りのスケジュールになってしまいました。朝4時半頃自宅を出発して、現地に到着したのは午前7時過ぎになってしまいましたが、お天気にも恵まれ、1日たっぷりと楽しんでくることが出来ました。この場所は、標高1,600メートルから1,700メートルの高原に位置していますから、都内の蒸し暑さから比べると、エアコンの効いた部屋に入っているような気持ちの良い環境です。グリーンロッジの周辺にはトイレも整備されていましたから、こんな場所であれば、車中泊でゆっくりと過ごして来れば良かったのですが、思うようにはならないものです。
さて、この時期の高原にはアヤメの花がたくさん咲いていて、体で感じる涼しさだけでなく、見た目にも爽やかさを感じさせてくれました。この写真は、オリンパスのミラーレス一眼 E-M5mkII + M.40-150mmF2.8 PRO で撮影したものですが、さすがに評価の高いPROレンズだけあって、名前の由来になっている花弁基部の網目模様が、くっきりと写っています。
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こちらも草原に咲いていたアヤメの花ですが、撮影に使用したした機材はオリンパス E-M1 + M.300mmF4 PRO の組み合わせです。このレンズもPROレンズとして大変評価の高いものですから、その解像力は十分に納得できるレベルにあると実感しています。
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今回足を運んだ乙女高原は、中央高速道の勝沼インターから雁坂みちを登り、牧丘トンネル南交差点を左折して、あとはひたすら道なりに走ると行き当たります。標高1,600mを超える高原ですから、梅雨明け前後の高山植物が満開となる頃に訪れたら、素晴らしい花畑を鑑賞することが出来ると思います。この時はまだ時期が少し早く、このヨツバヒヨドリもやっと蕾を膨らませて、開花に備えているような状態でした。
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アザミの花もこれからでしょうか? 花弁を開き始めているアザミの花です。上向きに花を咲かせるところから、ノアザミではないかと思うのですが、アザミの花にもいろいろな種類がありますから、見分けるのが難しいですね。私には識別の苦手な花の一つになります。
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ツヤツヤした5弁の黄色い花びらが特徴的なキンポウゲの花です。これは割合たくさん目につきました。二つ上のヨツバヒヨドリからこのキンポウゲまで撮影に使用した機材は、E-M5mkII + M.40-150mmF2.8 PRO になります。
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こちらは、オオヤマフスマになります。とてもたくさんの花が咲いていましたが、普通に撮影したら、単なる山野草で終わってしまうところです。それで趣向を変えて、M.300mmF4 PRO を使用して、背景に浮かび上がる映像を狙ってみたのがこの写真になります。
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こちらは、ミゾホオズキになります。乙女高原から湿地帯まで下ってきました。野生の鹿と遭遇するなど自然が色濃く残るところでした。また高原まで戻ろうと、谷筋の鬱蒼とした山道を登っていた時、木漏れ日が当たる登山道の脇に黄色く可愛い花が咲いているのを見つけました。ここで一息入れながら、M.40-150mmF2.8 PRO で撮影しました。
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ここを訪れた7月初旬は、まだ花の最盛期ではありません。時期的に少し早かったようです。それでも歩きながら探していると、幾つかの花が見つかりました。これはヤマブキショウマですが、よく目に付く花の一つでした。
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頭部に小さくて黄色い花をたくさん咲かせています。深く切れ込んだ葉の形からサワギクであることが分かりました。乙女高原から湿地帯に下ったところで、谷川を渡る橋の脇に咲いているのを見つけました。距離が近いところに咲いていましたからM.40-150mmF2.8 PRO で撮影してみました。
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こちらは乙女高原の深い草むらの中に咲いていたミヤマハタザオです。目立たない花である上、周囲に草が密生していてうるさい状況でしたから、わざと距離をとって M.300mmF4 PRO で撮影してみました。
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広い草原の中に、やや大きめでボリューム感のある、黄色い花を見つけました。キンバイソウです。散策路から離れて、少し距離がありましたから、ここでは躊躇なくM.300mmF4 PRO を使って撮影しました。
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ヤマオダマキですが、いまがちょうど花の盛りのように、草原ではたくさん観察することが出来ました。これも周囲の草むらがうるさい状況でしたから、M.300mmF4 PRO で撮影してみました。
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このヤマオダマキの撮影に使用したオリンパスの M.300mmF4 PRO は、解像力の高さでは定評があり、これから野鳥写真の撮影に活用するつもりですが、最短撮影距離が1.4mということで、最大撮影倍率は0.24倍になります。35mm版換算では0.48倍になりますから、花や昆虫の撮影にはマクロ的な撮影も可能で、大変重宝するレンズであると思います。
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by coffeeto1 | 2016-07-22 06:00 | 植物 | Comments(0)