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ヒガラ活き活き@奥日光

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奥日光のズミの林は、やっと新芽が芽生え始めたばかりのところです。標高が1,500mほどもありますから、平地と比べると季節が1ヶ月かもう少しくらい遅れて進んでいるような気がします。今まだ里で桜の花が咲き始めた頃の陽気なのでしょうか? 今回は、ゴールデンウィークが終わった次の週末に足を運んでみましたが、今までこの時期に来たことがなかったので、正直心配もしていました。もしかしたら端境期で、野鳥は全くいないのではないか....そんな心配はよそに、たくさんの野鳥たちの歓迎を受けることが出来ました。そんな様子は、これから順を追ってこのブログで紹介していきたいと思いますが、今回はそんな中から、ヒガラを紹介したいと思います。今回見てきた野鳥たちの中でも、このヒガラの個体数は、一番多いのではないかと思えるほどたくさん観察することが出来ました。
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散策路を歩いて行くと、周囲の梢からツピツピツピッと鳴き交わす野鳥の声が聞こえてきます。数羽の群れで動き回っているようですが、その姿を追い掛けると、ファインダーの中にヒガラの姿が入りました。
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頬の部分が白色ですが、頭部と首の周りが黒色です。シジュウカラの仲間になりますが、シジュウカラは黒いネクタイを締めたような黒帯がありますが、このヒガラは言ってみれば蝶ネクタイを締めたような容姿です。でも、シジュウカラよりずっと小さいですね。
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散策路沿いの崖の下から水が流れ出していました。とても綺麗な湧き水のようです。こんな所から湧き出すのかと、興味を持って見ていたら、なんとヒガラも水浴びのタイミングを計るように、この流れを覗き込んでいたのです。
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気持ち良さそうに水浴びを始めてくれました。それにしても近い距離です。1,200㎜相当の超望遠レンズで撮影していましたから、全身が入らないしピントも合わないので、ずっと下がって三脚を立てました。
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ここのズミ林は、ヒガラたちにとって格好の遊び場になっていたようです。群れの姿を追っていると、見ていても飽きることがないほど、活き活きと飛び回っていました。
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by coffeeto1 | 2015-05-31 06:00 | 野鳥 | Comments(2)

ミソサザイが元気です@奥日光

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テレビの天気予報を見ていたら、今年の梅雨は6月には雨量が少なく、7月にたくさん降る傾向があると言っていました。これは、私にとっては少し嬉しいニュースです。というのも、6月のはじめに八ヶ岳に登り、硫黄岳から横岳の稜線付近に自生しているという、ツクモグサの観察を予定しているからです。入梅したら嫌だなと思いながら、でもスケジュールの都合ですぐには登れませんから、心配していたところでした。雨が少なければ、それだけチャンスに恵まれるでしょうから、期待が膨らんできます。特に今回はホテイランも見られる可能性がありますから、これも楽しみにしているところです。こんなことを書いていると、山に登るのが目的か、山野草を見るのが目的か分からなくなってしまいますが、晴れた青空をバックに、八ヶ岳の山並みを撮影するのも良いですね。既に山小屋の予約も入れてありますから、これが当面の最大の目標です。
さて今回は、奥日光で湯川の川筋を歩いていたとき、たまたまミソサザイの元気な姿を撮影する事ができましたから、紹介させていただきます。
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川沿いのこの辺りで、何度もミソサザイの姿が見られました。行ったり来たりという感じですから、この近くで営巣しているのでしょう。この場所で撮影した個体は、巣材にするのでしょう、羽毛を咥えて巣に運ぶところでした。
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しばらく観察していたら、この渓流沿いの崖の下に営巣場所があることが分かりました。邪魔しないように少し離れた場所から見ていたら、この苔の生えた倒木の上を何度も往復してくれましたから、撮影チャンスに恵まれました。
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時折、さえずりの大きな声を響かせてくれました。ミソサザイは体が小さい割にはとても大きな声で囀りますから、渓谷じゅうにその声が響き渡っていきました
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辺りの様子を伺いながら、尾羽をピンと立てる動作を繰り返しています。この動きがミソサザイのトレードマークでもあるように思います。忙しなく動き回りますが、そんな姿を見ていると、ユーモラスさも感じさせてくれます。
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ここは、散策路のすぐそばでした。時折ハイカーが通り掛かりますが、このミソサザイはそんなことはあまり気にしていないようです。巣への往復がとても大変そうでした。
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この場所にいつまでも張り付いて撮影していると、ミソサザイの営巣を邪魔することにもなりかねません。ブログで紹介できるだけの写真を撮らせてもらいましたから、後は早々に立ち去ります。元気なヒナを育て上げてください。
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by coffeeto1 | 2015-05-30 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

渡ってきたノビタキ@奥日光

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私が使用する野鳥撮影用のカメラは、オリンパスのE-M1 が主力です。マイクロフォーサーズ規格の一眼カメラで、35㎜版カメラ換算で倍の焦点距離が得られますから、常用している300㎜F2.8 は換算600㎜相当になります。これに最大2倍のテレコンを付けると、1,200㎜相当というデジスコ並みの超望遠レンズになりますから、ファインダーを覗いて野鳥を入れるのが至難の技になります。つい先日オリンパスからEE-1というドットサイトの照準器が発売されましたから、飛びつくように購入しました。今回は、その使用感について紹介したいと思います。もともと、この照準器はイーグルスアイという名称で、コンデジのSP-100EE という機種に搭載されていたものです。SP-100EEは、換算28〜1,200㎜をカバーしていましたから、山登り専用に使用するため購入していました。イーグルスアイの使い勝手の良さについては、このコンデジを使用していたことから予備知識があったというわけで、単独で商品化されると発表されたときから発売を待ちわびていました。以前には別売りの照準器を持っていましたが、ちょっと触るだけで光軸がズレてしまって使い勝手が悪かったのです。でもEE-1はアクセサリーシューに装着して、その光軸をダイヤル式に微調整するものですから、触ったくらいでズレることはありません。
今回は、このEE-1を使用して撮影したノビタキの写真を紹介します。
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ノビタキは、まだ渡ってきたばかりです。枯草の残る草原で、今年の繁殖場所を探して飛び回っていましたが、目印のない枯草の草原でノビタキをファインダーの中に捕らえるのに、目視できれば確実にファインダーの中に入れることが出来ますから、このEE-1はとても役に立ちました。
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頭部と背面が黒色で、喉元にオレンジ色の羽があり、腹部は白色という分かりやすい羽衣をしているこの個体は、ノビタキの♂になります。営巣のための縄張りを確保しなければなりませんから、この草原でとても精力的に飛び回っていました。
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草原を飛び回るノビタキを見つけ、彼方にいるノビタキにEE-1のドットサイトの赤い点を合わせて、そのままファインダーを覗くと、確実にその姿を捉えることが出来ます。これでとても効率よく、野鳥写真の撮影ができるようになりました。
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しかし、このEE-1の機能に全て満足している訳ではありません。不満な点を挙げると、電源がボタン電池であるというところです。何故本体のバッテリーから電源が供給できないのでしょうか。それと、アクセサリーシューに取り付けるため、帽子を被っていると庇の部分が当たって具合が悪いのです。でも、それ以上に野鳥を捉える機能性は格段に向上しますから、これからは無くてはならないアイテムになりそうです。
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さて、このノビタキは喉元だけではなく、胸からお腹にかけてオレンジ色の羽が広がってきています。間もなく綺麗な夏羽に換羽が終わるものと思います。今度来た時には、眼を見張るような姿になっていることを期待します。
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by coffeeto1 | 2015-05-29 06:00 | 野鳥 | Comments(2)

田植え田んぼのムナグロ@稲敷

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毎朝起きて一番最初にやることは、マグカップ1杯分のコーヒーを淹れることです。昔は美味しいコーヒーが飲みたいと、銘柄を選んでドリップで淹れていた事もありましたが、今は朝の時間が忙しいので、どこでも売っているものを買ってきて、コーヒーメーカーを利用しています。カミさんや息子はコーヒーをあまり飲みませんから、もっぱら自分で飲む分だけを淹れていますが、作るときの目安としては、マグカップ1杯分を作るために、水タンクの2の目盛りのところまで水を入れます。コーヒーの粉は、計量スプーンの大の方で摺り切り1杯が通常の分量になりますが、マグカップになみなみと飲みたいですから、この頃では水の量を2の目盛りより少し多めに入れるようになりました。そうすると、当然コーヒーがやや薄めになってしまい、香りと美味さが損なわれてしまうように思います。最初に口に含んだあの香りと風味が期待外れだとガッカリしてしまいます。それで、コーヒーの粉を計量スプーンに少し山盛りにして淹れたりするのですが、ちょっと多めに飲みたいと思う気持ちがそうさせるわけです。....それなら普通に淹れて、足りなければもう一杯別に淹れた方が美味しいコーヒーを飲めるだろうにと、自分に苦味を感じてもいます。
さて、ここでは田植えが終わったばかりの水田で、朝の日差しを浴びながら、ムナグロの気持ち良さそうな姿を観察する事ができました。
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ムナグロは夏羽では、顔面からお腹にかけて黒色の特徴ある姿に換羽しますが、この個体はまだ黒色の羽が出揃っていませんから、冬羽から夏羽へ換羽途中ということになります。
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この個体は、ほぼ夏羽へと換羽を終わっているものと思います。ムナグロはチドリ科の野鳥で、同じ仲間のムナグロと大変よく似ています。パッと見たときに背面に黄色味があるところが特徴となります。
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ムナグロは雌雄同色ですから、当然のことながら外見で♂と♀を識別することがはできません。また、野鳥観察を始めたころは、冬羽の個体は幼鳥で、夏羽の個体が成鳥かと思っていましたが、これも換羽によって異なるわけで、私にはムナグロの成幼の違いを見分けるポイントがよく分かりません。
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スッキリした夏羽の個体ですね。田植えの終わった田んぼで、見るからに凛々しい姿です。側頸から脇腹へと続く白帯が少し太く見えます。それで思い出したのはアメリカムナグロですが、アメリカムナグロは迷鳥で、観察例はあまりありませんが、この白帯部分がとても広く、夏羽の黒色部分が下尾筒まで続いているということです。フィールドで見ても、私には見分けられないと思いますが....
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それから、書き落としていたのは同じ仲間のダイゼンとの生息域の違いです。ムナグロはこのように田んぼや河川、草地などを好んで生息していますが、ダイゼンは海岸や干潟などを好んで生息域にしていますね。
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by coffeeto1 | 2015-05-28 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

蓮田にいたタシギ@稲敷

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5月23日(土)〜24日(日)の週末は、仕事の関係で出張が入ってしまいました。野鳥観察にも自然観察にもまた、山登りをするにも良い季節ですが、どこへも出掛けられなくなりました。こればかりは致し方ありません。ブログで紹介する写真があるかということを心配していたのですが、幸いなことにゴールデンウィーク中に撮りためたストックがまだ残っていますから、このブログへの投稿も何とか続けられそうです。それよりも、書き込みの記事の材料探しと、次の週末はどこへ出掛けようかと、思案を巡らせている今現在です。
今年のゴールデンウィークは、終盤に霞ヶ浦周辺を回ってきましたが、今回はその中から田んぼで見つけたタシギを紹介したいと思います。
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ここは水を張った田んぼでしょうか、まだ田植え前の状況であると思います。車で通りかかると、畔のすぐ脇に中型のシギチを見つけました。その体型からタシギと分かりましたから、すぐに撮影態勢に入りました。
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こちらは、前に紹介しましたオオハシシギの群れがいた、近くのハス田になりますが、ここには数羽のタシギが入っていました。1羽が少し羽を広げてくれました。初列風切は黒褐色で外縁が白色です。初列風切の間から、橙褐色の尾羽が見えます。
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ここには3羽のタシギが集まっていました。この辺りで越冬していたものと思いますが、冬の間は群れを形成して生活しているようです。右手前に休んでいるのはオオハシシギですが、全長はオオハシシギが29cmであるのに対して、タシギは26cmです。
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タシギが両翼を広げてくれましたが、腋から脇腹にかけて暗褐色の横斑が続いているのがよく分かります。初列風切の裏面は暗色ですね。このタシギ達は、これから繁殖地である大陸へと渡っていくものと思います。
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田んぼでシギチの仲間を探すのは、渡りの時期にはとても面白いことで、以前はシーズン中は毎週のように田園地帯を探し回ったこともありました。山で小鳥を探すときもそうですが、自分で見つけることが出来た時には、何とも言えない充実感を味わうことができます。
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by coffeeto1 | 2015-05-27 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

田んぼのチュウシャクシギ@稲敷

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この5月は都内で夏日を記録する日が、平年の3倍くらい多いということを聞きましたが、言われてみればそれが頷ける状況であると体感できます。今年はゴールデンウィーク以降、暑い日が続いて、我が家ではカミさんが扇風機まで持ち出して使い始めていますが、これだって例年になかった早い利用開始です。すでに5月中から台風接近もあり、温暖化の影響が出ていると思うのですが、こんな調子でこれから梅雨期に入り、真夏の季節を迎えたらどんな状況になってくることでしょうか? 昨年は豪雨による水害や土砂崩れなど自然災害が多発していましたが、この夏は平穏に過ぎてもらいたいものです。
ゴールデンウィークの終盤は、まだそんなに暑さは感じませんでした。お天気に恵まれ、シギチ観察に出かけた稲敷市の田園地帯で、チュウシャクシギを観察してくることができました。
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広がる田んぼのほとんどで、すでに田植えが終わっていました。のどかな田園風景の中、ゆっくり車を走らせながら周囲の田んぼに目をやると、畦道の上を歩くシギの仲間が目につきました。くちばしが長めですから、チュウシャクシギであると分かりました。
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今から10年以上前の話になりますが、田植えが終わった田んぼに100羽を超えるチュウシャクシギが入っているのを観察したことがありました。大きな1枚の田が、ほぼチュウシャクシギだけで埋まっていて驚いたことがありましたが、最近では、そんな群れを見ることがなくなりました。この時も、数羽の群れでこじんまりと動いていました。
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この手前の田んぼは、これから田植えが行われるものと思います。畔に上がっていたチュウシャクシギには、きっと格好の餌場となる干潟が広がっているように見えていたことでしょう。
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喉から胸にかけて、暗褐色の縦斑がビッシリと入っているのが分かります。田植え前の田んぼに降りて、さてこれからというところですが、周囲には仲間の姿がありませんから、落ち着いて餌探しというわけにはいかないようです。
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隣の草地の方向へ移動を始めました。こんな時はとても早く歩いていきます。シャクシギの仲間はいずれも長いくちばしが特徴ですが、ダイシャクシギやホウロクシギは頭の長さの3倍くらいあり、このチュウシャクシギは2倍くらいで、コシャクシギのくちばしは頭部とほぼ同じ長さです。
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by coffeeto1 | 2015-05-26 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

田植えが終わりキョウジョシギ@稲敷

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また車中泊の話になってしまいますが、車内でくつろぐときに、座椅子が欠かせません。今使っているものは、アルミパイプの骨組みでしっかりしていて、折り畳んで丸めれば小さくなるので、車内のコンテナボックスに収納できます。座り心地はどうかというと、ない時に比べると格段の心地良さで、とても楽に座れると実感できます。これだけのものですが、使い始めてみたら車中泊ライフがすごく楽しめるようになり、今では必需品になりました。車の後部座席を畳むと、セミダブルベッドくらいの居住空間ができますが、コンテナボックスを置いて寝袋を広げ、その上に座椅子をセットすることになります。足を伸ばしてゆっくり座ることができますし、コンテナボックスがちょうどテーブル代わりにもなりますから、居住空間としてとても良好です。
今回は、稲敷で撮影したキョウジョシギですが、道路のすぐ脇の田植えが終わったばかりの田んぼに、10羽ほどの群れで降りていました。
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車の中から野鳥写真を撮影する時、後部の居住空間に三脚を立てて撮影することもありますが、この時は移動しながらシギチを探していましたから、助手席に小型三脚を立て望遠レンズをセットしました。
これは、頭部の白黒の羽がハッキリしていて、背面の茶色の羽も鮮やかですから、成鳥♂の個体になりますね。
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こんな感じで、田植えが終わったばかりの田んぼに、10羽ほどのキョウジョシギが降りて、ノンビリと餌を探しているようでした。ここには写っていませんが、ムナグロも1羽混じっていました。
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さて、こちらの個体は、頭部が少しぼやけたような色合いで、上の写真の♂のように白い部分がハッキリした白色でなく、少し汚れたような色合いです。また、背面全体に暗色の羽衣が認められますから、これは第1回夏羽であると思われます。
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翼の間から背面の様子が覗いていますが、背面は白色でしょうか? 田植えが終わったばかりの田んぼには、植えた苗の瑞々しい緑色が並んでいて綺麗ですが、キョウジョシギにとっては餌が取りやすい、田植え前の平らな田んぼが広がっている方が嬉しいでしょうね。
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ここのキョウジョシギの群れがいた田んぼは、車を走らせる道のすぐ脇にありました。近い位置でしたが、車がシェルター代わりになってくれて、近い位置から撮影することが出来ました。それともみんな餌取りに夢中で、車が近づいても気がつかなかったのでしょうか? 顔面の白色部分が汚白色であり、背面の茶色部分が少ないですから、これは成鳥♀の個体になると思います。
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by coffeeto1 | 2015-05-25 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

ハス田のオオハシシギ@稲敷

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今から40年ほど前の大学生の頃、写真研究会に入って、仲間と一緒に写真を撮りに行ったり、フィルム現像や大判への引き伸ばしなど教えて貰って、学園祭の写真展を企画するなど、青春時代の懐かしい思い出ですが、先日、当時の仲間の一人が亡くなりました。告別式には懐かしい仲間が参列して、同窓会のような感じになったのですが、久し振りに再会したメンバーは、皆んな本当に歳とってスッカリ変わっていました。街中ですれ違っても絶対に分からないね。そんな会話を交わしながら、旧交を温めてきましたが、自分自身も歳をとったと実感させられました。でも、気持ちだけはまだ一番若い積りでいますから、これからもどんどんフィールドへ出かけて行って、素晴らしい自然と触れ合ってきたいと思います。もちろん山登りも、まだまだ体力があるうちに出来るだけ行く積りです。7月には友人ら3人で、2泊3日の山小屋泊で南アルプスの甲斐駒ケ岳(標高2,967 m)と仙丈ヶ岳(標高3,033 m)の登頂を予定しています。一度に3,000m級の2座を登ってくるのは、今からとても楽しみにしています。仙丈ヶ岳にはライチョウもいるらしいから、ぜひ写真も撮りたいものです。
ゴールデンウィークの後半は、渡り途中のシギチを観察しようと霞ヶ浦周辺へ出掛けてきました。その中から今回は、オオハシシギを紹介します。
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この休耕田は距離がありましたが、10数羽のオオハシシギが羽を休めていました。この辺りでは、割合大きな群れであったと思います。車をゆっくり走らせながら、周囲を見回していたので見つけられましたが、注意深く観察していなければ見落としてしまうところでした。
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とても距離があったので、車から降りて、少し近づいてみることにしました。慎重に近づかないと、すぐに飛ばれてしまいます。この個体は、休耕田の縁に沿って動き回っていました。胸からお腹にかけてかなり赤っぽくなっていて、夏羽に換羽中であることが分かります。
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固まって休んでいた群れですが、先ほど車の中から撮影した写真と見比べると、羽衣の様子が分かるくらいまで大きく撮影することが出来ました。当初オグロシギとして紹介していましたが、オオハシシギだとご指摘をいただきました。指導していただいた方、ありがとうございました。
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これは、オオハシシギの群れを見つけたときに、車の中から撮影したものですが、マイクロフォーサーズ規格のオリンパスE−M1 + 300mmF2.8 + EC20 という組み合わせで撮影しています。35㎜版換算で1,200㎜相当になりますが、それでもこの程度にしか撮影出来ませんから、距離的にはほぼ限界です。
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少しでも近づかなければ、見られる写真は撮れないですから、おそるおそる車外に出て、飛ばれないように注意しながら接近してみました。でも、この辺りが限界であったと思います。羽衣の様子が分かる程度の写真が撮れましたから、これで満足することにしました。
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田んぼでシギチの写真を撮るときは、車がシェルター代わりになってくれますから、車内からカメラを構えれば比較的近くから撮影できますが、徒歩で近ずくのはよほど条件が良くなければ難しいですね。今回は、休んでいるオオハシシギを驚かして飛ばすことなく撮影できましたが、野鳥の気持ちも考えながら撮影しなければと思いました。
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by coffeeto1 | 2015-05-24 06:00 | 野鳥 | Comments(2)

営巣中のヤマセミ@塩谷

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先週末は、都内近郊の道の駅で車中泊をしてきましたが、まだ網戸を付けて窓を全開にするほどの陽気でもないと思い、窓は閉めたまま車中泊用のシェードをセットしました。しかし、冷えたビールを飲みながら食事を済ませる頃には、車内が暑くなってきたと感じました。そこで、今シーズン初めて送風機を使用してみることにしました。一辺が15㎝くらいで高さが40㎝くらいの柱型の送風機です。サブバッテリーからインバーター経由で電源が取れますから、手軽に涼味が得られるので、大変重宝しています。その使用感ですが、強弱3段階の風量調整ができ、首振り機能があるのはもちろん、タイマーとイオン発生のボタンまで付いています。今回は、風量を弱にして1時間タイマーにセットし、ついでにイオン発生のランプも点灯させました。タイマーのおかげで、そのまま寝ることができますから、安心して熟睡することができました。何だか自宅にいるような快適さです。
ヤマセミの紹介ですが、この場所での観察には2時間ほどしか滞在しませんでした。帰りの渋滞を避けるための措置ですが、ここでは繁殖活動をしているようでしたから、そんな様子を紹介します。
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今回使用した寝袋は、モンベル製の封筒型のファミリーバッグ #1の中で、アルパイン ダウンハガー 800 #3 にくるまって寝ていました。快適な眠りに着いたのは良かったのですが、夜半過ぎに暑くなって目が覚めてしまいました。下着姿で寝ていたものの、もう寝袋を2重に重ねなけれならないような季節ではなくなりました。
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さてこのヤマセミですが、どこかへ飛び去ったかと思っていたのですが、戻ってきた時にはくちばしに捕らえた魚を咥えていました。魚の頭部を先に向けて咥えていますから、これは子育て中の雛に与えるためか、求愛給餌のためであると思います。
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この木の枝は、崖に空けられた巣穴のすぐ近くです。しばらく辺りの様子を窺っていましたが、そのヤマセミが巣穴の方向に顔を向けたと思ったら、すぐに巣穴の中に飛び込んでいきました。あっという間の出来事でしたから、その瞬間を撮影することができませんでした。....残念です。
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ヤマセミが飛び込んだ巣穴をファインダーの中に捉えて、そのまま数分待ちました。飛び込むところは撮影できなかったものの、出てくるところが撮影できるはずです。気持ち的には随分待ったように思いましたが、ヤマセミはお尻から後ずさりするように巣穴から出てきました。これは、巣穴の縁に留って飛び立つ直前の姿です。
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次の獲物を捕らえるために、ヤマセミが飛び立っていきました。きっと、この巣穴の中には、抱卵中の♀の個体がいるのでしょう。もしかしたら、子育て中の雛がいるかもしれませんが、今回は帰りの高速道路の渋滞にはまらないように、早めに切り上げてきましたから、そんな状況は確認できませんでした。
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キャラッ、キャラッと渓流を飛び回るヤマセミの、心地よい鳴き声が響き渡ってきました。緑が深まってきたこの渓谷では、これから暫らくの間、ヤマセミが子育てのために忙しく飛び回ることになるのでしょう。
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by coffeeto1 | 2015-05-23 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

渓谷にいたヤマセミ@塩谷

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以前に、カメラを載せた三脚を担ぐときに使用する、肩当てを自作したということを紹介しましたが、今回はその使用感について紹介してみたいと思います。肩当てにした材料は、100円ショップで買ってきた自転車のサドルカバーです。お店で見たときは黒色だと思ったのですが、明るいところで見たら焦げ茶色でした。ここがちょっと失敗したところだったのですが、まぁ、あまり気にしないことにします。ラダーロックのついたストラップをカバーの中に敷いて、古い毛糸の帽子を中綿として詰めて固定してみました。ところが、担いで歩いているうちに、中から毛糸の帽子が顔を出てきてしまうのです。それで、何かで蓋をしなければ駄目だと思い、少し厚みのあるバインダーノートのビニールの表紙を、サドルの形に切り抜いてカバーの入り口を塞いで見たところ、これが上手くいってとても快適です。ただ、見栄えはやはりサドルカバーですから、良好であるとは言えませんが、肩はちっとも痛くならないので、とても気に入りました。三脚と望遠レンズを付けたカメラ全体で8キロ超の重さがありますが、これでへこたれずにフィールドを歩き回ることが出来そうです。
今回は、あまり歩き回る場所ではありませんでしたが、ヤマセミが撮影できたので紹介します。
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三脚の肩当てに使用したサドルカバーは、口のところがゴムで締まるようになっているだけの簡単なものですが、中綿として詰め込んだ毛糸の帽子と、切り抜いたバインダーノートのビニール表紙をしっかりと包み込んでくれますから、ストラップを入り口のところで交差させて締めるだけで脱落する心配はないと思いました。このヤマセミもしっかりと尾羽を立てていました。
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尾羽を立てているところを、後方から撮影することが出来ました。尾羽には白黒の横斑が出ていますが、下尾筒は白色一色であることが分かりました。
サドルカバーの話になりますが、肩当てとして快適な状況を作り出すために必要なことは、カメラと三脚のバランスが取れる位置が、肩当ての中心部分に来るようにすることが快適に担ぐ最大のポイントになります。
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ヤマセミの♂と♀の識別ポイントは、胸に橙褐色の羽が出るのが♂で、♀には出ないところをみて判定します。この個体は、胸に橙褐色の羽は目立ちませんが、顎斑部分に橙褐色の羽が出ているところから、若い♂の個体になるのでしょうか?
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頭部の羽はとても長くて、飾り羽のような冠羽を形成しています。全長は38cmと日本で見られるカワセミの仲間の中では、最大の大きさです。
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キャラッ、キャラッと大きな声で鳴いてくれました。こんな姿を見ることができるのも、渓流へ足を運んだヤマセミ観察の醍醐味ですね。割合近い距離から撮影できましたから、とても嬉しい状況でした。
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ブルブルッと、全身を震わせるところも観察することが出来ました。なかなか近くから撮影することが難しい鳥ですが、鹿の子模様の特徴的な羽衣がよく分かる姿を捉えることができました。
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by coffeeto1 | 2015-05-22 06:00 | 野鳥 | Comments(0)