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内牧公園にて@春日部

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今年は秋の訪れが、少し早いような気がします。例年であれば、まだ残暑に辟易としている時期だと思いますが、吹く風に爽やかさが感じられるようになりました。
春日部市郊外の内牧公園へ出掛けて来ましたが、この日の主目的は、渡り途中の小鳥類の観察だったのです。しかし、意に反して野鳥観察は空振りでした。でも、自然観察には色々な収穫がありましたから、今回はまとめてその様子を紹介したいと思います。
まず初めに紹介するのは、葉の上で翅を休めていたヒメジャノメです。日向ぼっこを好む、タテハチョウ科の可愛い仲間ですね。
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稲穂が垂れ下がるようになった田んぼを背景に、キクイモがたくさんの花を咲かせていました。黄色い花弁が目に鮮やかに映り、季節は確実に夏から秋へと向かいつつあると実感させられます。
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公園の散策路に、真っ黒い翅をしたハグロトンボが舞い降りました。半逆光の位置関係でしたから、うまく撮影することは出来ませんでしたが、翅が黒いところはよく分かっていただけると思います。
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ツルボの群落です。薄紫色の花穂を立てて、星型の微かに薄紫色を帯びた小さい花を、下から上へと次々に咲かせていきます。一面にツルボが花開くと、なかなか見事な眺めになります。
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ハギの花に小さなチョウが吸蜜に訪れました。シジミチョウの仲間です。翅の裏側の色合いは、普通に見られるヤマトシジミよりずっと淡く、黒褐色の斑がとても小さいことから、ルリシジミであると分かりました。
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セセリチョウの仲間も、とてもたくさん観察できました。これは、葉の上で日向ぼっこをしているイチモンジセセリです。
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金網フェンスに絡みつくように、つる性植物が満開の花を咲かせていました。これも夏の終わりから秋口にかけてよく見られるセンニンソウです。よく似たボタンヅルは葉の形がボタンに似ていますが、センニンソウは葉に切れ込みがありませんね。
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草の茎に留まって日向ぼっこをするように翅を休めていたシオカラトンボです。そろそろアキアカネの大群落が見られる季節になって来ましたが、ここではシオカラトンボが主力でした。
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葉の上で日向ぼっこをしていたのは、昆虫類だけではありません。このアマガエルも丸まって体を温めています。
この葉の付け根の葉柄の部分に、星型の托葉のような、花芽のようなものが見えますが、これは何でしょうか?この植物の名前が分かる方がいたら、是非教えてください。
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いつも飛び回ってばかりで、なかなかその姿を撮影するチャンスが少ないカラスアゲハも、葉の上で翅を広げて日向ぼっこをしてくれました。お陰て、間近にその姿を撮影することができました。
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筒型の可愛い花を咲かせていたのは、ヘクソカズラです。しかし、名前がいけませんね。嫌な臭いがあってこの名前が付けられたのでしょうか? あえてその臭いを確認しようとは思いませんが、花姿からはほど遠い名付けですね。
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5弁の白くて小さい花を咲かせていた蔓植物です。花の咲き終わった後には青くて真ん丸い実ができています。図鑑を繰って調べてみたところ、スズメウリのようであると思いました。丸い果実の大きさがスズメの卵くらいですからこの名前が付けられたの?....名前の由来がよく分かりません。
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これは我が家の周辺でも普通に見られるヤブランの花ですが、公園の中にはとてもたくさんの花が咲いていました。見事に花穂を立てていますから、どうしてもカメラを向けたくなってしまいました。
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ヒガンバナも随所に花を咲かせていました。目立つ花ですから撮影しようと何度かシャッターを押すのですが、背景がうるさくて納得できる写真になりません。でも、ここでは日の当たる散策路脇で、薄暗い森を背景に撮影できましたから、ヒガンバナが浮き出た絵になってくれました。
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濃いピンクの花びらが綺麗でした。ハギの仲間になりますが、この仲間にも種類が多くて識別が難しいです。でも、図鑑を見たらマルバハギは、葉の先端が凹んでいると解説されていましたから、これで間違いないと思います。
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こちらもピンク色の見事な色合いの花でした。公園の一角に群生していましたがシュウカイドウの花になります。これも秋を彩る花になりますが、花の中心部に黄色いポンポン玉みたいなものがあって、調和のとれたパステルカラーが引き立ちます。
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最後に紹介するのはヒカゲチョウです。あまり目立たない色合いですが、よく見るとシックな模様で、私的には気に入っています。
ここでは熟して落ちた、木の実の果汁を吸っていました。
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by coffeeto1 | 2014-09-29 06:00 | 生物 | Comments(0)

休耕田にサギの群れ@海老名

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気がついてみれば今年はあと3ヶ月余りを残すだけになってきました。この間、今年の幕開けを迎えたばかりだというのに....今年、定年退職を迎え第二の職場に移ったわけですが、その仕事にも慣れて来たところで、ふと思い返すと月日の移ろいは本当に早いものだと実感しています。色々な人たちとの出会いもあって、今年は変化の多い年になりそうです。
この休耕田にはチュウサギ、コサギ、アマサギと、たくさんのサギの仲間が集まってとても賑やかですが、私が今年出会ったたくさんの人たちとの思い出と重なるような気もしています。
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これはチュウサギです。ダイサギよりやや小振りの体形をしています。
くちばしが黄色で先端が黒いところは冬羽の特徴ですね。サギの仲間は1年を通して観察できる留鳥が多いのですが、このチュウサギとアマサギは、夏鳥として我が国へ渡ってくる渡り鳥です。
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画面の中央にいるくちばしの黒いサギはコサギですが、左側のくちばしが黄色いサギはアマサギです。もう夏羽から冬羽に換羽する時期ですが、頭部から首の部分にかけて、名前の由来となっている亜麻色の羽が残っています。
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たくさん集まっていたサギの群れから離れて、1羽のチュウサギが勢力的に動き回っていました。餌探しをしているものと思いますが、ここにはどんな獲物がいるのでしょうか?
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チュウサギとコサギが重なってくれました。図鑑によればチュウサギの全長は68cmでコサギは61cmとされています。でも、こうして並んだところを見比べると、その大きさの違いは全長の表記以上の差があるように思えます。
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by coffeeto1 | 2014-09-28 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

渡り途中のムナグロ@海老名

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山歩きを楽しんだり、自然観察で十分な成果を上げるため、日頃から脚を鍛えておかなければと、出来るだけ歩くことを心掛けています。毎日の通勤では職場の3駅前から、行きも帰りも約30分くらい歩いています。エレベーターやエスカレーターを使わずに、必ず階段を利用するように心掛けてもいますが、最近ではそれだけでは少し物足りなくなり、僅かな時間を利用してスクワットなどもやるようになりました。その成果が出てきたのか、以前はしゃがんだ姿勢から膝に手を置いてどっこいしょと立ち上がっていたのが、このごろは何の抵抗もなくスッと立ち上がれるようになり、脚力がついてきたことを実感できるようになりました。嬉しくなって、またフィールドワークへの意欲が湧いてきます。\(^o^)/
先日、シギチが集まっているという休耕田に足を運んだ折、生い茂った草むらの中にムナグロの姿を見つけることができました。向こう側に見えているのは、タシギの背中です。
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この休耕田では、何種類ものシギチが観察できました。最近では、休耕田を探すことすら難しくなっていますが、ここでは久し振りにたくさんのシギチたちが観察できて、楽しませてもらいました。ここにはムナグロが何羽か入っていましたが、たまたま3羽が集まってくれました。
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手前の個体は、胸から腹にかけて夏羽の名残である黒い羽が残っていますが、換羽途中ですから冬羽の淡黄褐色の羽に変わりつつあります。後方の個体は、換羽を始めている様子がなく、茶褐色の細かい縦斑が認められるだけですから、幼鳥になると思われます。
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ムナグロは水田や湖沼などの淡水域に多くみられますが、同じチドリの仲間のダイゼンは、海岸や海辺の干潟に多くみられます。同じ仲間ですが、好む環境は異なるようです。
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図鑑によっては、ムナグロのくちばしと脚は黒色と解説しているものがありますが、実際によく観察すると、脚が黄色味を帯びていたり、肉色に近い色合いであったりと、個体変異があり、さらに夏羽と冬羽で変わることもあるようです。この写真の個体は、雑草に紛れて分かりにくいですが、脚の色は黄橙色ですね。
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休耕田の草むらの中に身を寄せ合ってじっとしています。殆ど動くことがありませんでしたが、ここで長旅の疲れを癒やしているのでしょうか?
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この休耕田にはムナグロの群れが入っていていますが、生い茂った草に隠されがちで、一体何羽いるのか分かりません。これから渡って行く南の越冬地はどんなところなのでしょうか?無事に渡って行って、来年の春にはまた、元気な姿で戻って来て欲しいものです。
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by coffeeto1 | 2014-09-27 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

休耕田のタカブシギ@海老名

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今年の9月は三連休と飛び石連休があり、夏休み最後の遠出を楽しむ絶好のチャンスになりました。この時期はちょうど、鳥たちの渡りシーズンに重なりますから、野鳥観察にはもってこいです。ヒタキ類をはじめ、シギチはもちろん、タカの渡りもこの時期ならではの観察対象です。何処へ行って何を観察するか、前々から予定を巡らせていろいろ検討するのが楽しみだったのですが、最初の三連休の最終日に職場の仲間と出掛ける予定が入ったことから、連休初日は遠出はしないで日帰り圏でシギチ観察を楽しんで来ることにしました。
折しも、海老名の休耕田でシギチがたくさん観察できるという情報を頂きましたから、喜んで出掛けてきたところ、このタカブシギが間近に観察できました。
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雑草が生い茂る休耕田の中は水溜まりもあって、シギチたちが餌取りをしながら羽を休めるには良い環境になっていました。
ここではタカブシギ、ムナグロ、タシギなどのシギチのほか、サギ類もたくさん集まっていました。
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ここに並んでいる2個体はいずれもタカブシギですが、右手前の個体は頭部から背面にかけて比較的淡い色合いで、茶褐色味のある羽衣をしていますが、左奥の個体は黒褐色の色合いをしていて、見かけの羽衣はだいぶ異なるように見えます。冬羽の個体は幼鳥とよく似ているということですが、右側手前の個体色合いが淡いことから今年生まれの幼鳥で、左奥の個体は成鳥になるものと思われます。
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さて、これは背面の羽衣が茶褐色の個体ですが、背面には大きな白斑があります。これは、風切羽の間から腰の部分の白い羽が覗いているものです。背面の各羽に白色の斑がありますが、これがタカ斑模様に見えるところからタカブシギの名前が付いたと聞いています。脚の色は、オレンジ色味のある黄色ですね。
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伸びた雑草の間から、頭をスッと伸ばしてくれましたが、白い眉斑がよく目立ちますが、アイリングが白いところと合わせて成鳥と幼鳥で共通した特徴となります。
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こちらの個体は、羽衣が黒褐色の色合いですから成鳥になると思われます。タカブシギは全長20cmで雌雄同色です。夏羽であれば、背面に黄褐色の斑が認められますが、この個体は全体的に黒褐色で白い斑が認められるだけですから、成鳥冬羽であると思われます。
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by coffeeto1 | 2014-09-26 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

休耕田にいた不明ジシギ@海老名

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9月の三連休の初日に、シギチがたくさん入っているという情報を貰った休耕田へ野鳥観察に出掛けてきましたが、実はこの日もう一ヶ所、別の場所で未見の珍鳥情報を頂いていました。どちらへ行こうか迷ったのですが、珍鳥の方は撮影できる距離がかなり遠いということでしたから、それならいろいろな種類のシギチを撮影した方が良いやと思い、休耕田を目指すことにしたわけです。
結果的にはこれが正解で、くだんの珍鳥は既に抜けてしまったようで、この日は見られなかったようです。
ところで、このジシギを見て下さい。タシギに比べると、明らかにくちばしが短いですね。当日撮影したタシギと思われる個体の写真を次に紹介しますから、見比べて下さい。
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こちらは、タシギと思われる個体です。ちょっと距離が遠かったので、単純に比較できる写真にはなりませんが、体の大きさとくちばしの長さのバランスが明らかに異なることが分かると思います。
また、背面の羽衣も異なりますから、これからじっくり見ていきましょう。
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さて、この写真では目先の黒色の線に注目して下さい。オオジシギはこの線が細く、チュウジシギは太目であると言われています。上の写真のタシギはこの線が太いですが、この写真の個体も同じくらい太いですね。
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今まさにミミズを飲み込もうとしていますが、採餌行動を比較すると、オオジシギは水田や草地内でミミズ類や甲殻類などを取るということです。チュウジシギは他のジシギ類よりも多少乾いた場所でミミズ類をよく取り、昆虫類も食べるということです。
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この日、休耕田でムナグロの群れと一緒に餌取りをしていたタシギですが、ムナグロと比べると、かなり茶色味が濃く見えますね。
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体の色は、オオジシギは淡色に見える傾向ですが、この個体もタシギのように色は濃い方であると思います。また、肩羽に注目すると、タシギは前縁の白い縁取りが太く、後縁には殆どありません。この写真の個体は、羽縁の白い縁取りが前縁にも後縁にもあることが分かります。また、その縁取りは細めであるところから、これは幼鳥に見られる特徴です。総合的に見て、この個体は今年生まれの若いチュウジシギではないかと思われますが、如何なものでしょうか?
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by coffeeto1 | 2014-09-24 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

公園のカワセミ@中井

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海老名の休耕田にシギチがたくさん入っているという情報をいただき、これは久々に野鳥写真の撮影に大きな成果が上がるだろうと出掛けてきました。教えてもらった場所は、そんなに広い休耕田ではありませんでしたが、そこで情報どおりたくさんのシギチを観察することができました。でもそこで写真を撮りながら、周りの人と話していたら、近くの公園にツツドリが入っているという話を聞きました。嬉しい情報ですから、早速、午後から足を運んでみました。公園には、やはりツツドリの情報を聞いて足を運んで来た人が何人かいました。夕方まで時間があるから、じっくり腰を据えて待ち構えようと思っていたのですが、お蔭様で間も無くツツドリの写真をしっかりと撮影することができました。その時の写真は、前回ここで紹介させていただいています。
その当日、教えてもらった公園に到着すると、一番最初に出迎えてくれたのはこのカワセミでした。
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この公園は、周囲に民家が立ち並んでいますが、緑が多く静かな環境です。到着した時、待ち構えていたように姿を見せてくれたカワセミの写真を撮っていたら、話に聞いたとおり間も無くツツドリも確認することが出来ました。本当に、足を運んで来た甲斐がありました。
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さて、このカワセミですが、池のすぐ脇に生えている木の枝がお決まりのポイントのようです。池を渡る木道の上から撮影することができましたから、カワセミと目線が合う位置で捉えることが出来ました。
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このカワセミですが、くちばしの上も下も黒色ですから♂の個体になります。でも、私が一番気になったのは、目先のオレンジ色の羽がよく目立つところでした。初めは、ゴミか何かが着いているのかと思ったくらいです。
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胸からお腹にかけてのオレンジ色の羽に、僅かながら黒褐色の彩りが認められますから、まだ成鳥になり切っていない、今年生まれの若い個体なのかなと思いました。
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今回は、写真の選択にあまり時間の余裕がなかったので、先に公園のツツドリやカワセミの写真を紹介しましたが、次回からは午前中に撮影することができた、休耕田のシギチの写真を中心に紹介していきたいと思います。
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by coffeeto1 | 2014-09-22 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

公園のツツドリ@中井

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今年の初夏の頃でしたが、夏休みの予定を計画していた時、9月13日(土)からの三連休は、どこかへ遠出して野鳥観察をしてこようと考えていました。何処へ行くかを考えるのが楽しみだったのですが、その後、最終日の15日(月)に職場の仲間たちと栗拾いに行くことになったことから、遠出を諦めて近場を中心に野鳥観察することにしました。このところ、山登りばかりが続いていて、野鳥観察からはすっかり遠ざかっています。このブログへの書き込みも、野鳥写真の紹介がめっきり減っていましたから、少し頑張ってこなければなりません。
知り合いから海老名市の休耕田にたくさんのシギチが入っているという情報を頂いて出掛けてきましたが、その現場でこの公園にツツドリが出ているという話を聞きました。折角神奈川県下まで足を運んで来たわけですから、これは行ってみない手はありません。
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公園に到着したのは、午後1時くらいになってしまいました。ツツドリが出るのは朝方と夕方だという話も聞きましたが、到着して間も無く桜の木の枝で羽を休めるツツドリを見つけることが出来ました。
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この桜の葉の裏には、たくさんの毛虫が着いて居ます。ツツドリなどのカッコウの仲間は、毛虫を好んで食べていますから、ここは彼らにとって、条件の良い恵まれた餌場になっているようです。
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背面は一様に暗褐色の羽ですが、胸からお腹にかけては黒褐色の横縞がたくさん並んでいます。カッコウの仲間は種類によってこの縞の数が異なるようですが、野外でその数を確認するのは難しいですね。
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ここでも毛虫を採餌していました。毛虫がたくさんいますから、餌取りに困ることはないようです。ツツドリのくちばしの先にある葉の裏側に、たくさんの毛虫がウジャウジャしているのが見えますか?また、左下の端にも、毛虫が数珠つなぎにぶら下がっているのが見えます。撮影するときには気が付きませんでしたが、後から写真を見てこんなにたくさんいるんだと驚かされました。
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カッコウの仲間(カッコウ、ツツドリ、ホトトギス)には黄色いアイリングが認められますが、それぞれ虹彩の色は異なっているようです。でも、これも野外で確認することは難しいですから、有効な識別ポイントとはなりませんね。(-_-;;;
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by coffeeto1 | 2014-09-20 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

釈迦ヶ岳のルリビタキ

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越谷のY子さんと那須の山歩きに出掛けてきたのは、9月6日のことでした。前回紹介したように、この日は登友会の月例登山で富士山に登ることになっていましたが、日曜日が朝から雨の予報になってしまいましたから、仕方なく私たち二人で釈迦ケ岳へ登ってくることにしました。
当日は途中でガスが出たりしていましたが、総体的に良いお天気に恵まれ、初秋の山歩きを楽しんで来ることが出来ました。まだまだ暑さが残る山登りの途中、前を歩いていたY子さんが鬱蒼とした森の中を飛ぶルリビタキを見つけてくれました。
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この日は、Olympus のミラーレス一眼である E-M5 に ED12-50mm標準ズームと ED75-300mm望遠ズームを携行していましたが、梢から梢へと飛び回るルリビタキが、日の当たる枝先に留ってくれました。慌てて標準ズームから望遠ズームに交換して撮影を始めましたが、すぐに逃げ去ることもなく、しばらく撮影対象になってくれました。
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木の枝の影が被ってしまいましたが、このルリビタキの嘴には、昆虫かクモの仲間が咥られているようです。餌を運んでいるものと思われますが、この時期でもまだ営巣しているのでしょうか?
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そのルリビタキが翼を広げて、今まさにパッと飛び立とうとする瞬間です。狙っていたわけではありませんが、偶然にもその瞬間を撮影することができました。
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カメラを連写モードに設定していましたから、運よく飛び立つ瞬間とともに、その直後の飛翔する姿も画面の中に撮影することができました。
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マイクロフォーサーズカメラで望遠ズームを望遠端一杯の300mmまで伸ばして撮影していますから、35mmフィルムカメラ換算で600mm相当の写真が撮れていることになります。手持ちで撮影したわけですが、5軸手振れ補正がよく効いてくれて、こんなにアップでも見られる写真を撮ることができました。
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ルリビタキは漂鳥として、冬の間は街中の公園でも観察することが出来ます。夏の間は山間部に移動して繁殖しますが、その姿を撮影する機会はあまりありません。やはり、冬場の鳥というイメージが強いのですが、この時は間近に姿を表して撮影対象になってくれました。山登りの途中で、こんなに鮮明なルリビタキの写真が撮れるとは思ってもいませんでしたから、野鳥観察にも大きな成果があがりました。
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by coffeeto1 | 2014-09-18 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

釈迦ヶ岳に登ってきました。

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9月6日(土)~7日(日)の週末は、登友会の月例登山として富士山の8合目にある山小屋に宿泊して、日本の最高峰である富士山頂を目指すことになっていました。しかし、7日(日)は雨の予報になってしまいましたから、直前まで決行するか否かで様子見が続いていました。ところが、前日の5日(金)に帰宅してメールを確認すると、6日に日帰りで登頂するから、午前5時30分に登山口に集合してということでした。
このため、参加を予定していた私と越谷市に居住するY子さんは、スケジュール的に無理があったので、二人で日帰り登山を楽しんでくることにしました。そこで急遽選んだのは、那須の南端にある高原山の釈迦ヶ岳(標高1,795m)でした。
ここは、登山口である八方ヶ原にある大間々台駐車場です。ここに車を停めて、登山開始ですが、標高が1,278mもありますから、登りもそんなに大変ではありません。
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これが駐車場に設置されていた八方ヶ原周辺案内図です。でもこれを見ると、八海山神社と剣ヶ峰はありますが、目的の釈迦ヶ岳は地図の上の方にありますから、確認することが出来ません。
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登山道を進むと、間もなくこの案内標識がある分岐点に到着しました。左へ進めば県民の森へと続くみつもち山へ至りますが、私たちはここから右にコースを取って、見晴らしコース経由で八海山神社を通過して剣ヶ峰方向へ向かいます。
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取り付きの山道を行くのがY子さんです。日ごろからスポーツジムに通って、毎日ウォーキングで体を鍛えているということですから、足取りも軽やかです。
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稜線の上まで出ると、その向こう側に釈迦ヶ岳の勇姿が遠望できました。天気は良さそうですが、遥か彼方にありますから、ここから頑張って足を進めます。
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大間々台の駐車場をスタートしてからここまで1.2kmの道のりを進んできたことになります。途中にある八海山神社まではあと800mとの案内標識がありました。
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登山道の脇に咲いていた黄色い花がありました。これはハナニガナであると思います。
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登山道の途中に設置されていたこの山の標識には、大間々台の駐車場から、これから登頂を目指す釈迦ヶ岳までの道のりが表示されていました。
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八海山神社へ続く岩の稜線の上に出てきました。下の方では天気が良かったのですが、この辺りから雲がかかり、稜線はガスの流れが速くなってきたようです。
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あの岩山の上に見える祠が八海山神社(標高1,539m)です。大間々台の駐車場を出発してから概ね1時間ほどの行程でしたが、既に270mほど登って来たことになります。ここで最初の小休止をとることにしました。
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八海山神社を出発して、次なる目的地は剣ヶ峰(標高1,540m)です。途中には若干のアップダウンがありましたが、その通過点にこの矢板市最高点(標高1,590m)の標識が立っていました。
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最終目的地である釈迦ケ岳への道は真っ直ぐ先ですが、剣ヶ峰はここからちょっと道を外して右側の道を登らなければなりません。行かなければその頂を踏んで来ることができませんから、ここから剣ヶ峰への道を入ってみることにしました。
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折角来たんだからと足を運んだここが剣ヶ峰でした。周囲の展望は全く効きません。何だここはと、ガッカリしてしまいましたが、山頂標識だけはしっかりと撮影してきました。
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剣ヶ峰から釈迦ケ岳への道は、ササが生い茂る道が続きます。あまり面白みがありませんが、途中のここに岩があって変化をつけてくれました。
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ここまでは比較的歩きやすい山道でしたが、山野草がほとんどありません。時期的に花のシーズンを外しているとは思いますが、ないとやはり寂しいですね。
ここにはダケカンバの森が広がっていました。それまでの山の風景が一変したような気がしました。
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釈迦ケ岳山頂まであと数百mというところで、急登が始まりました。これまで比較的歩きやすい道が続いていましたから、余計に応えます。下って来る人とすれ違う時に道を譲ると、その脇にシロヨメナの花が咲いていました。
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これは、釈迦ヶ岳から尾根続きの御岳山(標高1,655m)と鶏頂山(標高1,765m)です。時間があれば足を運んでみたいと思いますが、残念なことに今回は釈迦ヶ岳までの往復で精一杯です。
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遠くに那須の山々が望めました。ガスったり晴れ渡ったりと、この日の天気は極端に変化しましたが、ここでは遠くまでの風景を見渡すことができました。
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ここが今回の目的地である釈迦ヶ岳山頂山頂です。時間は午前11時20分ですから、出発してから3時間ちょっとの道のりでした。日帰りで登る山としては、ちょうど良い行程だと思います。標高は1,794.9mと表記されていますが、1,795mで良いのではないかと思うのですが....到着して間もなく、ガスが流れ寄せ、見る見るうちに真っ白な世界に変わってしまいました。でも、1時間ほどお昼休憩を取って下山を始める時には、また青空が覗いていましたから、山の天気は本当に変わりやすいものです。
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下山を始めてその途中で、この黄色い花を見つけました。一見してアキノキリンソウであろうと思いましたが、茎の先についている花の数が総状ではなく、ちょっとまばらな感じがします。図鑑で確認したところ、アオヤギバナであろうと思えましたが、如何なものでしょうか?
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おっと、これは赤いキノコです。あまり大きくないものでしたが、彩りが綺麗だったので撮影対象としました。
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山頂を出発して1時間半で八海山神社まで戻ってきました。登ってくるときは見晴らしコースを歩いてきましたから、これから下りは右側の林間コースを抜けて大間々台の駐車場まで戻ってみることにします。
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林間コースを下っていくと水の枯れた谷筋に降りてきました。石が苔むしていて、雨が降ったらきっとここに谷川ができるのだろうと思います。
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林間コースには、こんな山道が続いていました。周りの景色を楽しむのであれば登りに通った見晴らしコースの方が良いのですが、晴れて暑いときは、こちらの涼しげな林間コースがおすすめです。
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林間コースも間もなく大間々台の駐車場に到着します。その直前でこんな白いキノコが出ていました。今回は、いろいろなキノコがたくさん観察できましたが、考えてみればこれからがキノコのシーズンなんですね。これまでは山野草にばかり目が向いていましたから、この時期はキノコも少し勉強してみたいですね。
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by coffeeto1 | 2014-09-16 06:00 | 風景 | Comments(0)

登友会8月例登山~その4

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蓼科山荘から蓼科山の頂上までは40分ほどのコースタイムが設定されていますが、岩がゴロゴロしている急な登山道が続く、とてもタフなコースでした。ここまで登って来たところ、この大きな岩に黄色いペンキで案内表示が書かれていました。ヤッター、頂上まであと5分だと喜んだのですが、よく見たら五の字の左側に十の字が消えかかっていました。なんだあと15分なんだ。急に疲れを感じてしまいました。
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下を振り返ると、K子さんとそれに続くメンバーが急登に喘いでいます。上から見下ろして撮影しているので、この写真では勾配のない平らな岩場のように見えてしまいますが、ここはかなりの急勾配で両手足を使わないと登れないような急登でした。
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白くて漏斗型の花弁の先から、長い雌しべをひょろっと出している変わった花姿をしています。これはミヤマホツツジの花になります。岩場の急登の途中に咲いてた花ですが、独特の形をしていますから一目で名前が分かりました。
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ここが蓼科山頂ヒュッテです。急登に喘いで登って来ました。そして、建物が見えた時にはホッとしました。登って来る途中、蓼科山荘の辺りからガスがかかり始めていましたが、この辺りから頂上までは視界が20mくらいになっていました。周辺の景色は望むべくもありません。
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山頂ヒュッテから蓼科山山頂までは、岩だらけのとても歩きにくい道でした。ヒュッテからは山頂も見えないほどガスが濃くなっていましたから、標識を頼りに頂上を目指して上に登って行きます。
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岩ばかりと思っていたら、ヤマハハコのこんな群落もありました。
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周りの視界が効かず、なだらかな岩ばかりの場所ですから、何処が山頂か分かりません。でも、ここに三角点の石標を見つけましたから、ここが山頂で間違いないと思います。写真を撮ってから、三角点をしっかり踏んできました。
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山頂の標識も立っていました。標高2,530mということですが、周囲がガスに包まれていて視界が全く効きませんから、山頂に立ったという達成感があまり湧いてきません。この標識を撮影して、満足するしかありません....(-。-;
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蓼科山山頂への登頂を終えて、山頂ヒュッテに戻ってきました。時間は午前9時半を回ったところです。無事に登頂を済ませ、我々はここで暫く休憩を取ることにしました。お湯を沸かして、暖かいコーヒーをいただきます。
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今回は、山頂の標識でお決まりの記念写真が撮れませんでした。山頂ヒュッテにこんな立派な看板が有りましたから、ここで記念撮影することにしました。ここから双子池のキャンプ場まで戻り、テントを回収して大河原峠へ向かうことになります。
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登って来た岩場の急登をそのまま下り、天祥寺原へ戻ってきました。ここまで戻ってきたら、先程登った蓼科山の頂上付近の雲がなくなっていました。あれだけガスに包まれて視界の効かなかった山頂ですが、今立っていれば周囲の景色が見られただろうと思います。残念な気もしますが、これも山歩きの経験の一つと、思い出の中に残しておくことにします。
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亀甲池から双子池のテント場を目指して歩いていたら、足下にシダ類のような葉を広げた植物が目につきました。何処かで見たような....そうだ、オサバグサだ‼︎ 去年、赤岳から硫黄岳まで縦走した時に、初めて見た高山植物です。このシダのような葉っぱで思い出しました。一度目に付くと、登山道の周辺にとてもたくさんあります。この道を通るのは二往復目ですが、何故今まで気がつかなかったのか、....花が咲いていたらすぐに気がついたのでしょうが、不思議でなりません。
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さて、ようやくテント場まで戻ってきました。もう時間は午後1時になっていました。でも、不思議とお腹が空きません。そこで我々は、とりあえずここでテントを撤収して、双子池ヒュッテまで移動し、ヒュッテ前のテーブルで昼食をとることにしました。
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双子池ヒュッテから車を止めた大河原峠までは、双子山の山頂を経由してコースタイム1時間の道のりです。回収したテントを収納したザックは、ズシリと背中に覆いかぶさってきます。何だか来た時よりも重くなっていようにも思えました。
登りの道を行くと、すぐに汗が流れてきますが、足下にはこんな可愛いハナイカリの花がたくさん咲いていました。
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双子山の山頂を越えて、ダラダラした下りに入ってきました。視界が開けたところで、眼下に大河原峠の三角屋根の建物が見えました。もう一踏ん張りです。前を行くのは、今回一番大きな90リットルのザックを担いで来たかずとりさんです。頭も見えないほど大きなザックで、たくさんの食材なども運んでくれました。でも、本人曰く「行きと重さが変わらない。」とのこと....大変でした。あの三角屋根までもう少し、頑張っていきましょう。
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赤い三角屋根を見ながら岩のゴロゴロした登山道を降りていくと、こんな黒い実がたくさん生っていました。花ではなくて実だけで種類を特定するのは難しいのですが、後から調べてみるとガンコウランではないかと思いました。
今回は、初めてのテント泊で2山の登頂をしてきましたが、サブザックで登ったこともあって急登に喘いでいたことはしばしばでしたが、心配していた体力的には問題ありませんでした。それよりも、テント泊は思ったよりよく寝られましたから、季節を選んでいけばこれはまた新しい楽しみが膨らみます....病み付きにならなければよいのですが o(^▽^)o
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by coffeeto1 | 2014-09-14 06:00 | 風景 | Comments(0)