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2度目の夏休み~その3@蔵王

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コーヒー党一家が2度目の夏休みとして山形県の蔵王へ行ってきたのは、8月14日(木)から16日(土)のことでした。ちょうど旧盆に重なりますから、各地で高速道路の渋滞が予想されましたが、ロープウェーで蔵王の山に登り、涼しい空気を満喫してこようという魅力に誘われ、思い切って出掛けてきました。もちろん、職場の夏休みがこの時期しか取れないというのもありましたが....
蔵王ロープウェー山頂線の地蔵山頂駅を降りて、そのまま進むと大きな地蔵様が安置された広場があるのですが、そこにこの案内図が設置されていました。これから登る三宝荒神山(標高1,703m)の登山道の周辺が、蔵王自然植物園として整備されています。
1周約400mで標高差は4〜50mくらいしかありませんから、登山というよりお散歩コースと言った方が当たっていると思いますが、コーヒー母さんとチョコちゃん連れですから、ちょうど良い道のりです。
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これがこれから登ろうという三宝荒神山の全景です。反対側のワサ小屋跡から地蔵山に続く尾根道から撮影しました。中腹の左寄りに大きな地蔵様が安置されている広場が見えます。
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登山道の途中に、こんな白い小さな花がたくさん咲いていました。セリ科の花であろうことは分かるのですが、現場では名前もわかりませんからとりあえず撮影して後で調べてみることにしました。写真を見ながら調べてみると、カノツメソウではないかと思うのですが、間違っていたらご指摘をお願いします。
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たくさん見られたのはこの黄色い花ですが、ミヤマアキノキリンソウになると思います。夏から初秋にかけて山野を彩る、キク科の定番ですね。
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うちのチョコちゃんは、花を愛でるわけではないのですが、登山道の途中でいろいろなところに関心があるようです。鼻を突っ込んでは、興味津々あたりの様子を鑑賞(?)していました。
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三宝荒神山に登る登山道の途中から蔵王の山並みが見えました。雲がかかって、スッキリした風景とはいきませんが、広々とした山並みが気持ち良かったですね。
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山野草の写真を撮りながら、登っていくと上からコーヒー母さんの呼ぶ声が聞こえてきました。応答しながら追いかけていくと、この三宝荒神山(標高1,703m)の標識がありました。向こう側に見える山が熊野岳(標高1,841m)です。
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頂上脇のベンチで一休み。チョコちゃんもここで冷たいお水を貰って、ホッと一息ついたようです。山頂付近を吹く風がとても涼しくて、気持ち良かったですよ~~ッ!
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三宝荒神山の山頂で、岩の上にカメラを置いてセルフタイマーをセットしました。ここで記念写真を撮影したわけですが、カメラが斜めになってしまいました。チョコちゃんは珍しくカメラに顔を向けてすまし顔です。
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山頂から下り始めるとすぐにヤマハハコの見事な群落がありました。あまり見栄えのする花ではありませんが、このようにまとまって咲いていると、それなりに見ごたえがありました。
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こちらはオトギリソウの群落です。花の最盛期は少し過ぎているようですが、これもまとまって咲いていましたから、とても目立っていました。満開のころは、さぞ見事な姿だったことでしょうね。
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雲が切れて、蔵王の山並みを少しだけですが望むことができるようになりました。あの山がきっと瀧山(標高1,362m)になるものと思います。スッキリした全景が見られたら良かったのですが、この日は午後から雨の予報でしたから、これだけ見られただけでもラッキーだったと思います。
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今度はソバナの大群落です。あたり一面全部がソバナの花で埋め尽くされていました。山に登るとよく目にする山野草ですが、これだけたくさんのソバナが群生しているところを見るのは初めてでした。
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こちらも初めてみるような気がします。名前は全く分かりませんでしたが、自宅に戻ってから調べてみると、シロバナトウウチソウになるように思います。ワレモコウの仲間であるようですが、関東地方ではあまり見ることがありません。
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下山途中にロープウェーの山頂駅とその向こう側に地蔵山が一望できるポイントがありました。位置関係がよく分かると思いますが、山頂駅を出るとすぐ開運の鐘があり、その左側に赤い頭巾をかぶった大きな地蔵様が見えます。
この後、地蔵様の前を通って、地蔵山の山懐を左側に斜めに上る道を登り、尾根伝いに山頂を極めた後、山頂から直線の下山道を通って山頂駅に戻りました。
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これも山ではよく見るアザミの仲間です。種類はいろいろありますが、識別ポイントを知らず、名前が分かりません。いつかは、この仲間も見分けられるようになってみたいものです。
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黄色い星形の花をたくさん咲かせていたこの花はキンコウカになるようです。亜高山帯の湿った草地に生える多年草ということですが、これもあまり見ることがありませんから、私には目新しく思えました。
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これはシロバナハナニガナです。オトギリソウと仲良く並んで咲いていました。ここまで、三宝荒神山の蔵王自然植物園で撮影した山野草を紹介してきましたが、次回は地蔵山に登った時の写真を紹介していきたいと思います。
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by coffeeto1 | 2014-08-30 06:00 | 風景 | Comments(0)

2度目の夏休み~その2@蔵王

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昨夜泊まったペンションでは、部屋にエアコンが無く扇風機が置いてあっただけですが、都内の熱帯夜から比べるととても涼しくて、冷えたビールの酔いも手伝って、久々にエアコンなしでも快適な眠りに就くことができました。
2度目の夏休みのこの日は、今回のメインのスケジュールが控えています。ここがロープウェーの蔵王山麓駅です。標高が855mですが、ここからロープウェーを乗り継いで蔵王の山へ登り、山歩きを楽しんでこようというものです。あいにく午後から雨模様という天気予報でしたから、ペンションにお願いして早目の朝食をいただき、直ぐに出掛けてきました。雨に降られる前に山歩きを楽しんでこようと思います。
ここから蔵王ロープウェーの樹氷高原駅へ向かいますが、チョコちゃんは子供料金を払って、ケージに入れれば乗車OKということです。暫く窮屈ですが我慢して貰いましょう。
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チョコちゃんが携帯のケージに入りたがらず、駄々をこねていたため始発に乗り損ねてしまいました。でも、間も無く次発のロープーウェーが降りてきました。さあ、これに乗って出発です。
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ロープウェーが出発して間も無く蔵王山麓駅を見下ろすと、こんな風景が広がっていました。冬場はこの周辺がスキーヤーで賑わうことでしょうね。
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蔵王温泉には4本のロープーウェーがありますが、今回私たちは蔵王山麓駅から山麓線に乗り、樹氷高原駅で山頂線に乗り継いで、地蔵山頂駅を目指します。
これはすれ違った山麓線のロープウェー越しに見た蔵王温泉の町並みです。
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下に見えるのがロープウェーを乗り継いだ中継点にある樹氷高原駅です。左側に見える三角形の建物の近くからユートピア夏山リフトに乗って、いろは沼や観松平を散策するコースは、後からのお楽しみです。
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ロープウェーを乗り継いで地蔵山頂駅へ向かう途中ですが、チョコちゃんは窮屈なケージから頭を出してきました。ここはどこ....? 見慣れない風景に、キョトンとした顔をしています。
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ロープウェーに乗って空中散歩を楽しんでいることが分かったようです。ケージから頭を出したチョコちゃんも喜んでいます。こんな景色滅多に見られないから良かったね〜^_^
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こちらが山頂線のゴンドラですが、2本腕の珍しい形状です。これは、フニテルと呼ぶのだそうですが、 フランス語の造語で、2本のロープ幅がゴンドラの幅より広いロープウェイの愛称になるそうです。
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蔵王の山並みの越しに見える温泉街の向こう側に並ぶ山ですが、地図で確認すると瀧山(標高1,362m)になるのでしょうか?
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ここが蔵王ロープウェー山頂線の終点である地蔵山頂駅です。標高が1,661mですから、蔵王山麓駅から既に800mほども登ってきたことになります。歩いてくれば何時間もかかる道のりですが、30分もかからず登って来られましたから、ロープウェーは有難いものです。
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地蔵山頂駅を降りると、直ぐにこの開運の鐘がありました。何時ものことながら、コーヒー母さんは興味津々、この開運の鐘を鳴らしていました。チョコちゃんはわけが分からず、チョット迷惑そうな....
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山頂駅周辺には、山の木々が並んでいます。冬の間は、これらが樹氷の森を形作っているのだろうと、興味深く撮影しました。
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山頂駅から歩き始めると、間も無くこの大きな地蔵様が鎮座していました。コーヒー母さんは、何処の神社仏閣でもそうですが、両手を合わせてご挨拶するのがお決まりのパターンです。
ここから三宝荒神山と地蔵山を登ることになるのですが、その状況はまた次回以降に紹介させていただきます。
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これはクジャクチョウです。鮮やかな翅色を見せてくれましたから、すかさず撮影対象となりました。
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同じようにアサギマダラもたくさん観察することができました。驚くほどたくさんのチョウの群れが観察できたのは、いろは沼の周辺でした。その様子も追い追い紹介したいと思います。
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by coffeeto1 | 2014-08-28 06:00 | 風景 | Comments(0)

2度目の夏休み~その1@蔵王

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今年2回目の夏休みは、コーヒー母さんの涼しいところで過ごしたいという希望で、まだ行ったことのない蔵王へ行ってロープウェーで山の爽やかさを満喫してこようということになりました。休みをとったのは8月14日(木)からです。ちょうど旧盆と重なっていますから高速道路の大渋滞が予想されたので、これを避けるためには少しでも早く家を出なければと、この日は午前5時前には自宅を出発しました。
東北自動車道は早朝とはいえ、さすがにこの時期は走行する車の台数が多く、これでは渋滞にはまってしまうかと心配もしました。でも、安達太良サービスエリアで休憩をとるまで全く渋滞知らずで、快適に走行することができました。
予定より早く午前中には山形市に着きましたから、昼まで山形城址の霞城公園を散策し、午後から蔵王へ向かって予約したペンションに入るまで、この鴫の谷地沼の周辺を散策してみることにしました。
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1回目の夏休みは、避暑地として有名な那須高原へ行ってきましたが、この辺りの方がずっと涼しい気候で、散策も気持ち良く足が進みます。何となく初秋の雰囲気だなと思いながら歩いていたら、このキンミズヒキの花が目につきました。
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日陰を歩いていると、とても気持ち良い爽やかさを感じさせてくれます。でも、日向に出るとやはり暑いですね(^^;;
緑一色の風景の中で、池の緑が更に色濃く見えました。
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アザミの花で吸蜜していたミドリヒョウモンです。翅が痛んでいますが、識別することができる程度に撮影することができました。
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蔵王の山並みを背景とした鴫の谷地沼の風景です。周囲の緑が池の表に映って、とても良い雰囲気の写真になってくれました。
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これはウツギの仲間でしょうか?名前が分かりませんが、池の周囲を巡る散策路の脇に咲いていた花の一つです。
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林間から望む鴫の谷内沼の風景です。鏡のような水面に周囲の緑の山並みが写り込んで、思わずカメラを向けたくなるような風景でした。
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今回は、ほんの1時間ほどの散策でしたが、人通りが殆どありませんからチョコちゃんのリードを外して、自由に歩かせてあげました。喜んだチョコちゃん、こちらを気にしながらもあちらこちらを走り回っていました。
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池の周りを散策していると、こんな看板が立った滝がありました。滝というより渓流という感じですが、看板の方がすごく立派です。これが観光地の所以であると感じます。
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とはいっても、池に清流を注ぎ込む流れです。たまたま散歩に来ていた大きな黒い犬がここで水浴びをしたり、冷たい水をおいしそうに飲んだりしていましたが、我がチョコちゃんはそんな流れがちょっと苦手のようでした。
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これは道端に咲いていたゲンノショウコの花です。ペンションに入るまでのほんの時間潰しの散歩の積もりでしたが、山野草が目に入ると撮影せずにはいられないのは、今に始まったことではありません。
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by coffeeto1 | 2014-08-27 06:00 | 風景 | Comments(0)

コチドリの幼鳥@栃木

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8月9日(土)のことですが、この日は午後から雨が降り、翌日の日曜日は一日雨が降るという予報でした。このため日曜日の自然観察は諦めて、この日は車の中からシギチ観察をしようと田園地帯をグルグル回ってみることにしたのです。でも、なかなかお目当ての休耕田に行き当たることができませんでした。過去の記憶から、栃木市にあるこの場所へ行ってみたところ、以前の通り広い休耕田を見つけることができました。お蔭で、たくさんのシギチを観察することができたのですが、ここにいたシギチの9割はコチドリでした。あまり贅沢を言っていられませんから、コチドリ中心で写真撮影を行いましたが、幼鳥の写真をたくさん撮影することができたので、今回はそれを紹介したいと思います。
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コチドリの成鳥は、脚が黄橙色で黄色いアイリングがよく目立ち、額と喉の部分に黒いバンドが出るのが特徴です。また、しかし、この個体は脚は黄橙色ですが、額と喉の部分に黒いバンドがありませんから、幼鳥であることが分かります。
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背面の各羽に注目すると、羽縁の内側に淡色の縁取りがみられ、コオバシギの背面の羽にみられるサブターミナルバンドのような様相を呈していることが分かります。このように、淡色の羽縁が認められるものが幼鳥の特徴になります。
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正面から撮影することができましたが、この状態であれば、額と喉の部分に黒いバンドがないことが明瞭に確認できます。
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水の中にいた別の個体ですが、これも幼鳥になります。背面の各羽には、とてもよく目立つ淡色の羽縁があることが分かります。また、成鳥のトレードマークである黄色いアイリングも認められません。
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脚をあげて頭を掻きはじめました。羽を少し膨らませていますから、羽縁の淡色の縁取りがより目立つ状態に映っています。コチドリの頭掻きは、羽の間から脚を延ばす間接頭掻きになります。
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スッキリした様子で写っています。コチドリは雌雄同色ですから♂か♀かの識別はできませんが、凛々しい顔立ちから若武者のような印象が浮かんできます。
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by coffeeto1 | 2014-08-25 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

休耕田のイソシギ@栃木

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お早うござます。....と、大きな声で挨拶の声を掛けると、それだけで清々しい気持ちになるものですが、このところの暑さといったらたまりませんね。清々しい気持ちになるどころか、朝からウンザリするような太陽の直射を受けて、気持ちは蔕たりがちです。....でも、この記事を書いている今日は金曜日ですから、明日からの週末にアウトドアライフに出掛けられるのが楽しみです。
これは、8月9日(土)に足を運んだ栃木市内の休耕田で観察したイソシギです。背面が褐色で脚が黄色ですから、昨日紹介したキアシシギに大変よく似ていますが、側胸の部分にある白い羽が鋭く切れ込んでいるような形状ですから、遠くからでもイソシギであることが分かります。
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イソシギは渡り鳥というわけではなく、1年を通して観察できるシギの仲間です。キアシシギより一回り小さく、飛翔すると白い翼帯が出るところも、キアシシギとの識別ポイントになります。
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背面の各羽に注目すると、黒褐色の羽軸があることがよく分かります。キアシシギの背面は一様にベタッとした感じですから、ここも両者が大きく異なるポイントですね。
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イソシギという名前から、海浜性の野鳥であるというイメージが湧いてきますが、ここのような休耕田のほか、湖沼や河川でも普通に観察することができます。東京周辺では留鳥として、1年を通して観察することができるシギの仲間です。
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by coffeeto1 | 2014-08-24 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

休耕田のキアシシギ@栃木

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東京地方では、連日35度前後の猛暑の日が続いていますが、広島市では豪雨のため大変な被害が出ているようです。この猛暑といい、豪雨といい、今年に限っての異常気象ということではなく、ここ数年同じ様な現象が続いていると思いますが、地球規模で何か異変が起こっているのではないでしょうか?
この日は、渡り途中のシギやチドリの仲間を探してみようと、田園地帯で車を走らせて探し回って見たのですが、シギチが羽を休める休耕田がほとんど見つかりません。これも今年に限っての異常現象ではなく、ここ数年同じ様な傾向にあると思います。それでも、この休耕田には、数種類のシギチが羽を休めていてくれましたから、この日一番の収穫として、たくさんの写真を撮ることができました。
この休耕田の中で一番体が大きかったのは、このキアシシギであったと思います。
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ここで見られたキアシシギは、この1羽だけでした。この個体は成鳥ですから、既に繁殖地で子育てを終えて、これから南の越冬地を目指して渡って行く途中であると思います。子育てを終えた成鳥は、今年生まれた若鳥たちを残して、早めに渡りの途につくということです。本当に早いものは7月下旬頃には姿を見せることもありますが、8月半ばですから今が成鳥の渡り真っ盛りと言えます。
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それにしても、このキアシシギはたった1羽だけで少し寂しそうです。この近くに一緒に渡って来た群れがいるのかもしれません。それとも、群れとはぐれてしまったのでしょうか?
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キアシシギは名前のとおり脚の色が黄色ですが、それ以外の羽衣は背面が一様に褐色で、翼を広げても翼帯が出ることもありません。特にこれといった特徴が無いわけですが、以前キアシシギについて解説していた人が、特徴がないところが特徴だと話していたことがありましたが、正にその通りであると思います。
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これから、遥か彼方の南の越冬地に向けて旅立って行くことでしょうが、この地でしっかり栄養補給して渡りの途について下さい。そして、来シーズンもまたここで元気な姿を見せて下さい。
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by coffeeto1 | 2014-08-23 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

コチドリの争い@栃木

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広い休耕田には数種類のシギやチドリの仲間が羽を休め、餌探しに忙しそうです。
この日は、休耕田を探して随分走り回りましたがほとんど収穫はありません。かろうじて、この休耕田に行き着くことが出来て、何とか目的のシギチ写真を撮影することが出来ました。
この休耕田に一番多かったのはコチドリでした。その9割方は成幼織り交ぜたコチドリの群れでした。それだけに、あちらこちらでコチドリ同士が鉢合わせする場面が多く見られました。
この2個体はいずれも成鳥です。餌探しをしながら、たまたまここで鉢合わせをしました。お互いに相手を見据えていますが、さて、どうなることでしょう?
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2羽の間で小競り合いが起こるかと思いましたが、2羽とも何事も無かった様に通り過ぎて行きました。お互いに成鳥同士ですから、大変大人びた対応をしていました。
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さて、こちらは幼鳥同士の鉢合わせです。先程の成鳥同士の鉢合わせと同じ様に、餌探しをしながらここで出くわしました。両者とも、自分の餌取りを邪魔するなとばかり、相手を見据えて対峙しています。
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向こう側で顔の見えている個体の表情が変わりました。目付きが険しくなって、険悪な雰囲気が漂い始めました。これはもう、一触即発の状況です。
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すると、向こう側で顔を見せていた個体が、相手を威嚇する様にパッと飛び上がりました。こちら側にいた個体は、咄嗟のことで対応が遅れてしまった様です。
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飛び上がった個体は、相手の頭上を越えて反対側に舞い降りました。あっという間の出来事でしたが、その後は両者ともまた餌探しを続けていました。
成鳥の場合は、お互いに場所を譲り合う様に相手をやり過ごしていましたが、幼鳥同士の場合は自己主張が強いのでしょうか?自分の餌探しの方向を優先させて、相手方と争う様な行動をとっていました。
人間と同じて、経験が少ない同士では、往々にしてこの様な争いが起きる様です。
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by coffeeto1 | 2014-08-22 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

道端のヒバリ@板倉

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この週末は、日曜日(8月10日)に雨が降るという予報でした。前日の土曜日は午後から雨模様ということでしたから、日曜日の野鳥観察は諦めて、この土曜日は雨に降られる前に出来るだけ休耕田を回って、シギやチドリの仲間を探してみる積もりでした。どの道、車の中から撮影することになりますから、雨に降られても写真撮影にはさほど影響はありません。
それよりも問題は、シギチが見つかるかどうかというところだったのですが、....教えてもらった田園地帯では、運よくお目当てのケリに遭遇することができました。ありがとうございました。....その結果については、前回紹介させてもらいましたが、写真撮影に取り掛かかっていたところ、直ぐ脇にヒバリも舞い降りてくれました。これはとてもラッキーでした。
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ヒバリは草原などに行くと、比較的たくさん観察できる野鳥です。大きな声で囀りながら停空飛翔をしていますから、直ぐにその存在が分かりますが、一度地面に降りると草むらの中に隠れてしまい、その姿を撮影することが難しくなります。
そんな意味で、今回は開けた地面に降りてくれましたから、絶好の撮影チャンスになりました。
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ヒバリも雌雄同色ですからこの個体がどちらか判別することは出来ませんが、この個体は冠羽を立てていませんでしたから、♀である様な気がしてなりません。これはあくまでも私の感覚的なもので、何の根拠もありません。(*^_^*)
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ちょっと羽を膨らませて、プルプルッと身震いをしました。体が丸くなって、まるで幼鳥の様に見えますね。
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脚を上げて頭を掻き始めました。この写真ではよく分かりませんが、ヒバリなどのスズメ目の小鳥が頭を掻く時は、翼の間から脚を伸ばす間接頭掻きをすると解説されています。
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目の周りには淡色のアイリングが認められますが、完全な円形ではなく勾玉のように後方に淡色部分が続いています。胸部分には黒褐色の縱斑が顕著ですが、地の部分は淡い橙色をしていて、淡色の腹部とは明確に異なっています。
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by coffeeto1 | 2014-08-21 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

真夏のケリ@板倉

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前週末は家族旅行で那須高原へ出掛けていたため、ゆっくり野鳥観察をして写真を撮ってくることが出来ませんでした。8月9日(土)~10日(日)にかけての週末は天気予報がくるくる変わり、土曜日の午後から日曜日に掛けて雨の予報です。折角の週末ですが、これでは落ち着いて自然観察に出掛けることも出来ません。でも車の中から撮影できる場所へ行けば、少々の雨でも何とかなるでしょう。
そういえばこの夏、休耕田を回ってシギやチドリの仲間を観察する機会が少ないですから、これはもうシギチ狙いしか無いですね。先日買い換えた車は、車中泊用に後部に広々した空間が確保出来ますから、車内に三脚を据えて、休耕田巡りをするにはうってつけです。あとは、どこへ行くかに懸かります。
幸い、知り合いからケリが見られたという情報を貰いましたから、これまで余り行ったことのない場所でしたが、足を運んでみました。現地に着くとすぐに、農道の上を歩くケリの姿を確認することができました。
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稲がだいぶ伸びてきています。そのままでは畦道を歩くケリの姿は見つけられなかったでしょうが、たまたま現地に着いたところで農道のアスファルトの道の上を歩く姿が確認できましたから、すぐに車を止めてしばらく様子を見ていたところ、2個体が飛翔しました。そして幸いにもすぐ近くの田んぼの畦道の上に舞い降りてくれましたから、車中から間近に撮影することができました。
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大きな口を開けて、“ケリケリケリ”とけたたましく鳴き声をあげています。この鳴き声からケリの名前が付けられたということです。縄張りを主張する、これぞケリの真骨頂ですね。
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こちらは、反対側の農道の上に舞い降りていたケリです。田んぼの畦に降りていた個体は、かなりせわしく動き回っていましたが、こちらの個体はほとんど動くこともなく、長時間に渡ってずっとこの場所に佇んでいました。
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この個体は1時間近く同じ場所に立ち尽くしていましたが、唯一動きがあったのはこの羽繕いした時だけだったでしょうか?ケリは雌雄同色ですから♂と♀の識別をすることができませんが、くちばしの付け根にある黄色い肉垂が、畦の個体よりこちらの個体のほうが大きいですから、こちらの個体のほうがより成熟しているものと思います。
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横向きの図鑑に載っているような写真になりましたが、頭部は灰色で首から胸にかけては灰褐色、胸に黒色のバンドがあって、お腹は白色です。背面は暗褐色ですが、風切羽の先端は黒色であることがわかります。足とくちばし基部は黄色ですが、くちばしの先端は黒色をしています。また、光彩は赤色で、黄色いアイリングがあることが分かります。
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浮世絵の「見返り美人」ではありませんが、向こうを向きで背面を見せているケリが、こちらを振り返ってくれました。背面は一様に暗褐色ですが、黒色の初列風切の先端が突出しているのが分かります。
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翼を広げて羽繕いをしてくれました。そのおかげで、腹部から尾筒にかけては白色であることが分かります。
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脚が長く、首もすんなりしていてとてもスタイリッシュですね。愛知県や関西地方では普通に見られる鳥ということですが、東京周辺では珍鳥でこそありませんが、そんなに普通に見られる鳥ではありません。
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by coffeeto1 | 2014-08-19 06:00 | 野鳥 | Comments(0)

夏休み家族旅行~その3@沼ッ原湿原

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コーヒー党一家の今年最初の夏休みは、那須御用邸の近くのペンションを予約して、会津まで足を延ばしたり、ロープウェーを使って那須岳に登山したりと盛りだくさんのメニューをこなしてきました。でも、この日が最終日です。また熱暑の東京へ戻らなければならないと思うと気持ちが萎えてしまいますが、最後に気持ちの良い高原を散策して、爽やかさをいっぱい貯金してこようと思います。
ペンションの朝食を済ませるとすぐにチェックアウトして、沼ッ原湿原まで登ってきました。ここは標高1,200mほどの高層湿原ですが、以前は歩いて登ってこなければならなかったようです。最近になって、すぐ下に沼原調整池が整備されてから車で登ってくることが出来るようになりました。途中の道路は未舗装で、一部舗装工事をしている場所がありましたが、ダートの林道を登り詰めると駐車場にはこんな立派な公衆トイレも整備されていました。
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これが、沼ッ原湿原の遊歩道入口にあった看板です。ここから左側の山道を下って、湿原まで降りて周囲を一周してくることになりますが、....クマ出没注意の看板が少し気になります。....(^_^;;
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これはクマの子供ではありません。....コーヒー母さんに引かれて、颯爽と遊歩道を歩く我が愛犬チョコちゃんの姿です。
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沼ッ原湿原の木道を行くと彼方に振り仰ぐ那須の山並みが見えました。右側から流石山(標高1,822m)、大倉山(標高1,831m)、三倉山(標高1,888m)の山並みになると思います。
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湿原に咲いていたアヤメです。花期はとうに過ぎていましたから、咲き遅れたものであると思います。たった一輪だけ緑の中に花を咲かせていました。花のシーズンに合わせて足を運べば、きっと素晴らしい花園でしょうね。
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こちらは、シモツケソウです。ピンク色の小さい花をたくさん咲かせ始めていました。シモツケソウは今がまさに花期になるのでしょう、あちらこちらにピンク色の花が固まって咲いているのが目につきました。
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これもよく目立っていた花ですが、この白い花はハナチダケサシになると思います。これも今が旬の花になるのでしょうね。
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とても良いお天気に恵まれた沼ッ原湿原の風景です。木道が設置されて、湿原の自然環境が保護されています。
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手つかずの自然環境がそのまま残された湿原風景です。もう少し早い時期に来ていれば、アヤメの素晴らしい花園が見られたのでしょうが....残念です。
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長い木道を小動物が行きます。何だあれは....いえいえ、あれは我がチョコちゃんの後姿です。日差しを遮るものがなくて、とても暑い環境でした。チョコちゃんも途中で何回も給水して暑さを凌ぎました。
木道から飛び降りて水辺に行こうとしたチョコちゃんは、脚がドロドロの酷い姿になってしまいました。駐車場に戻ったら、トイレの水道で綺麗に洗ってやるからね....
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涼やかに見える湿原風景ですが、ほとんど風がなく直射日光を浴びて暑さに参りました。でも、時折吹いてくる風は、流石に高原の爽やかさを運んできてくれます。まるで宝物のように感じました。
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湿原の水路の中に見つけたたくさんのオタマジャクシです。中には脚が生えているものもいました。この後、森の中を歩いていたら、黒褐色のそんなに大きくないカエルを見かけましたが、あの子供たちだったのでしょうか?
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シモツケソウに吸蜜に来たミツバチです。この湿原には、たくさんのシモツケソウが咲いていましたから、ミツバチに限らず、チョウの仲間にとっても格好の餌場になっているように思います。
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森の中を吹き抜ける風はとても爽やかで、歩いていても気持ちの良い環境でした。遊歩道を歩いて森の中を抜ける途中、木漏れ日を浴びたウツボグサが咲いていました。こんな花を見つけると、撮影せずにそのまま素通りはできませんね。
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沼ッ原湿原を一周して駐車場に戻ってきました。行く時は気が付きませんでしたが、駐車場の外れの方から下に作られた沼原調整池が見えました。この池が作られたおかげで、車でここまで来ることが出来るようになったわけですね。
気持ちの良い高原散策を終えて、コーヒー党一家はこの後、暑さの待つ東京への帰路に着きます。....まだ帰りたくないワン....
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by coffeeto1 | 2014-08-18 06:00 | 風景 | Comments(0)