カテゴリ:生物( 9 )

モリアオガエルの池

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6月中旬に、奥裾花自然園へ足を運んできましたが、この時期はこの場所の代名詞にもなっている、ミズバショウの大群落は影を潜めて、緑一色の大自然が広がっていました。広大な自然園の中には幾つかの湿原と水をたたえた池が散在していて、周囲を取り囲むブナ林の中に付けられた散策路を歩きまわると、樹齢400年を超える巨樹が何本もあり、アップダウンの変化がある山道を辿る散策は、山歩きを趣味としている私を、とても楽しませてくれる環境でした。園内に幾つかある池の周りに立ち寄ってきましたが、そのいずれにもモリアオガエルの卵塊が観察できました。
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これは、ひょうたん池で撮影したオタマジャクシですが、ウーパールーパーみたいなエラが認められます。これがモリアオガエルの卵塊から落ちたオタマジャクシなのでしょうか?
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これもモリアオガエルのオタマジャクシなのでしょうか? ひょうたん池の中にはたくさんのオタマジャクシが泳ぎ回っていましたが、たまたま池のほとりから撮影することができました。
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ひょうたん池で、対岸の木に固まって産み付けられていたモリアオガエルの卵塊です。ここに幾つも産み付けられていましたが、産卵には適した場所であったようです。
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こちらは、自然園の割合奥の方にある吉池で撮影したものですが、ここでもたくさんの卵塊を見つけることができました。この写真には写っていませんが、高木の高さ20メートル以上もあるところに産み付けられた卵塊も幾つかありました。よくもまあ、あんな高いところへ産み付けたものです。モリアオガエルの生殖力の強さを実感してきました。
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by coffeeto1 | 2016-07-02 06:00 | 生物 | Comments(0)

房総ふれあいの道@市原

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フィールドに出たら、野鳥写真だけでなく、チョウや山野草など出来るだけたくさん撮影してきたいと思っています。だから、望遠レンズを載せた三脚を担ぎながら結構な距離を歩くことになります。マイクロフォーサーズで小型軽量とはいえ、300㎜F2.8(換算600mm相当)をつけて三脚を含めると総重量は8kgを超えますから、長時間担いでいるとそれなりの負担になります。とはいえ、歩いて自分の眼で見たい、それを写真に撮りたいという気持ちが勝ります。今回、お目当てであった野鳥写真の撮影には、そこそこの成果を上げることができましたから、あとの時間は房総ふれあいの道を歩いて、自然観察を楽しんでみることにしました。
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まず目についたのは、このウラギンシジミでした。翅の表は暗褐色地にオレンジ色の斑がありますから、これは♂の個体になることが分かります。留るときには翅を閉じてしまうことが多いので、撮影するのも苦労します。
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こちらは翅を閉じて留っているところですが、ウラギンシジミは♂も♀もこのように翅の裏が白いところが特徴で、名前の由来にもなっています。
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こちらは、水色の綺麗な羽を見せてくれたルリシジミです。翅の縁の暗褐色のバンドの幅が狭いですから、これは♂の個体になります。♀はこの縁取りが幅広いですね。
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ルリシジミの翅の裏側を撮影したものです。ルリシジミと同じシジミチョウの仲間にヤマトシジミがいて、これは大変に数が多いですからどこでも普通に見られますが、ルリシジミの翅の裏側はヤマトシジミに比べると、とても白っぽい色合いをしています。
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房総ふれあいの道は、山の上に向かってかなりの登りが続いていました。担いでいるカメラが余計に重く感じられてしまいますが、汗をかきながら頑張って登っていくと、可愛いイチヤクソウが出迎えてくれました。
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こちらはコバギボウシです。山道を上り詰めて平坦な所に出たところで、まだ蕾のままの花姿を見せてくれました。
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ホタルブクロです。山の上には舗装道路が通っていましたが、その道端に沿って、この白い花がずっと咲き続いていました。これも面白い撮影対象です。

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緑一色の彩りの少ない茂みの中に、ピンク色の塊りが目を引きました。まだ完全に咲き切っていませんが、シモツケソウの花になるようです。
奥日光の戦場ヶ原には、たくさん群生していたのを思い出しました。今度あそこへ行ったら、シモツケソウの群落の中で、花穂に留ったノビタキの写真を撮影したいものです。
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ふれあいの道を歩いていくと、こんな白い花も咲いていました。特徴的な花姿をしていますが、トリアシショウマでしょうか。初夏の野山を彩る山野草ですね。
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見てくださいこのアヤメ園の景色を。何とも見事なものですね。思わず足を止めて撮影させてもらいました。こんな景色を独り占めしてしまうのが、勿体ないような気がいたします。
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アヤメが満開でした。白いものから紫色のものまで色とりどりです。中には色の交じったものもあって、目を奪われる見事さでした。満開のドンピシャのタイミングに来合わせることが出来たようです。
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メタリックな光沢と多彩な彩りのハンミョウです。小さな昆虫ですが、気を付けて見るとなかなか綺麗な姿をしています。そういえば、逗子の二子山へサンコウチョウを見に行った時も、このハンミョウが観察できました。ここも、似たような環境なのでしょうね。
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今度はセセリチョウの仲間です。この仲間も種類が多くて識別が難しいですが、図鑑で確認するとヒメキマダラセセリであるようです。
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ヒメジャノメもいました。これはタテハチョウ科に属します。房総ふれあいの道を歩いていると、とてもたくさんのチョウの仲間を観察することが出来ました。
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最後に紹介するのはテングチョウです。これもタテハチョウの仲間ですが、鼻先が長くて天狗の鼻のように見えるところから、この名前が付けられたものと思います。....この写真ではその様子がよく分からないとは思いますが....春先によく見られるチョウですね。
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by coffeeto1 | 2015-06-27 06:00 | 生物 | Comments(0)

チョウの仲間など@八王子

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関東地方も梅雨入りとなりました。今日は朝から雨模様です。我が家の愛犬チョコちゃんのお散歩は、私が出勤する頃にカミさんが連れて出掛けることになっていますが、雨ガッパを着るのを嫌がりますから、今朝のお散歩はありません。天気予報では午後から雨は上がり、明日、明後日の週末は暑いくらいのお天気になるという予報です。アウトドア派の人間としては、とても嬉しい天候となりそうです。今回は、山の鳥を探しに出掛けてみようかと思っていますが、どうなることでしょうか?
八王子郊外の山の中で自然観察をしてきたのは5月17日(日)のことでしたから、もう1カ月も経ってしまいました。ブログへの書き込みのタイムラグがなかなか短縮できませんから、今回は現地で撮影したチョウの仲間を、まとめて紹介しようと思います。まず初めはアオスジアゲハです。
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山道の脇にヒメジョンの花が並んで咲いていました。そこへ吸蜜のために飛来してくれたのがこのアオスジアゲハです。この写真は野鳥撮影用に担いでいたOlympus E-M1 + 300mmF2.8 + EC14 の組み合わせで、少し離れたところから撮影したものですが、動きが早くてうまくカメラに収められません。
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こちらはクロアゲハでしょうか、可哀想なくらい翅が痛んでいます。後翅に大きな欠損がありますから、これだけ痛んでいると種類を特定するのも難しくなってしまいます。
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これは、とても薄暗い環境の中で撮影したコジャノメです。撮ったままの写真では、黒く潰れてしまってよく分からなかったのですが、もともとそんな日陰の環境を好むチョウですから仕方ありません。画像ソフトで補正して、なんとか見られる画になったと思います。
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こちらはチョウの仲間ではなく、蛾の仲間になりますね。名前はおそらくツマキシロナミシャクで間違いないと思いますが、蛾の仲間は種類が物凄く多いですから、間違っていたらご指摘をお願いします。
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こちらも地面に降りて吸汁していたチョウの仲間ですが、翅の裏面は暗赤褐色で白い条線が入っています。これは、タテハチョウ科のミスジチョウであると思われます。
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翅の表面は黒褐色で白い条線が入っているのが特徴です。この仲間にはコミスジやオオミスジ、イチモンジチョウなどのよく似た種類がいますが、白い班の入り方から、これはミスジチョウになると思います。
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こちらはトンボになりますが、翅の色合いからミヤマカワトンボではないかと思います。チョウだけでなく、この時期はトンボも気になる存在です。
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by coffeeto1 | 2015-06-15 06:00 | 生物 | Comments(0)

スミナガシとの出会い@八王子

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第二の職場に移って既に1年と数ヶ月を経過しますが、仕事は適度な忙しさがあり、遣り甲斐を持って充実した毎日を送らせてもらっています。先日は役員交代に伴う法人登記の仕事を担当しました。一番大変だったのは総会の議事録の作成でしたが数日で完成させ、退任する役員の辞任届と、新しく選任される役員の就任承諾書等々の提出書類を取りまとめ、委任状とともに司法書士の先生にその後の登記手続きをお願いしました。先日、お願いしていた履歴事項全部証明書が届きました。前の職場では法人登記という仕事は経験したことがなかったので、登記された書類を受け取ると、充実感というか達成感を味わうことができました。自分でこなした仕事でこの様に明確に結果が出てくれるのもまた面白いものだなと思います。
毎日の仕事に出掛けるのは、何があるか楽しみでもあるのですが、気になるのは何と言っても週末のお天気になります。自然観察をすることができるか否かが、仕事以上に一番気になる関心事になりました。この日は八王子市郊外の山の中で自然観察をしていたら、思いがけないことですが、このスミナガシと出会うことができました。
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どうですか、このスミナガシの翅の色合いには、なんとも言えない渋さがありますね。シックな色合いという表現が一番当たっている様に思います。私がチョウに興味を持つようになったのは、このスミナガシが一役買っていました。かなり前のことですが、チョウの図鑑を見て、なんとも言えない色合いに惹かれました。これは是非一度見てみたい、そんな気持ちが強く湧き上がったのですが、その頃はなかなか見つけることが出来ませんでした。その後何回か観察することができたのですが、今でもフィールドで出会うととても嬉しいチョウなのです。
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今回は、地面に降りてここで吸水しているのでしょうか? でも、水がありませんから、地表のミネラル分を舐めとっているのかもしれませんね。その口吻が紅色で、シックな体とは対照的です。
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スミナガシが降りていた地面は山道の一部になっていたところです。時折人が通ることもありましたが、驚いて飛び去ることもなく留まり続けていました。ここには何か余程美味しいものがあったものと思います。
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翅の裏側の模様がよくわかる状態で撮影できましたが、表側とはまた一味違う色合いです。墨流しという古来からの伝統的な芸術作品を見るようですが、こんな美しいチョウが生まれてきたのも、自然界の妙ともいうべきものですね。
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by coffeeto1 | 2015-06-14 06:00 | 生物 | Comments(0)

草原のウスバシロチョウ@八王子

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八王子市郊外の山に出掛けて自然観察をしてきたのは、5月17日(日)のことでしたが、あれからもう1カ月近くも経ってしまいました。このブログへの書き込みが滞ってしまい、時期外れの話題ばかりになっていますから、少しピッチを上げてタイムリーな自然観察の結果を紹介したいと思います。でも、撮りためた写真を順番に紹介していますから、遅れを取り戻すのはなかなか難しい作業になってしまいました。幸い5月の第四週には仕事で出張が入り、どこへも出かけられませんでしたから、まる一週間分は遅れが取り戻せるものと期待していますが、どうなることでしょうか? その後の八ヶ岳を縦走してきた結果についても、たくさん写真を撮ってきたのにまだ紹介できないでいます。焦っても仕方がありませんが、気持ちは少しでもタイムラグを無くそうと頑張っています。
さて、今回訪れた草原ではたくさんのウスバシロチョウが飛び回っていました。かなりの時間私の遊びに付き合ってもらいましたから、お礼も込めて紹介させて貰います。
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ウスバシロチョウは、名前だけでみるとモンシロチョウなどと同じシロチョウ科に属するチョウであると思われますが、実際はアゲハチョウ科に属するチョウなんですね。私の住んでいる足立区周辺では見られないチョウの仲間です。
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ウスバシロチョウは名前のとおり翅の部分がとても薄いチョウです。たまたまタンポポの花に吸蜜のために留まってくれましたから、翅越しに、タンポポの黄色い花弁の色が見てとれます。
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ウスバシロチョウの胴体部分には、たくさんの毛が生えているんが分かりますが、特に体下面にはタンポポの花弁と同じ黄色い色の毛が、びっしりと生えているのが分かりますね。
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図鑑で確認したところ、ウスバシロチョウは年1回4月~5月に見られるチョウになるようです。幼虫はムラサキケマンやジロボウエンゴサクなどを食べ、卵で越冬するとのことでした。
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by coffeeto1 | 2015-06-13 06:00 | 生物 | Comments(0)

白樺峠で自然観察

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台風18号が関東地方に接近しようとしています。今朝は、家を出たところから強い雨に見舞われてしまいました。仕事を休むわけにもいかないので、登山用のレインウエアを着用して、日本野鳥の会で購入した携帯用の長靴を履いてきました。通勤カバンに代えて、登山用の25リットルのザックに雨カバーを装着しています。気分は仕事に行くというより、ほとんどアウトドア指向です....午後には天気が回復しました....。
この写真は、9月20-21日に長野県の白樺峠へタカ渡りの観察に出掛けた折、峠の駐車場からタカ見広場まで登る途中で撮影した乗鞍岳の姿です。2日目の朝に撮影しましたが、良いお天気でタカ渡りの観察に期待が持てました。
それにしても、この南側の御嶽山が噴火して大変な被害が出ていますが、この時にはそんな事は思いもよりませんでした。被災された皆様に心からお悔やみ申し上げます。
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タカ見広場の一角に、満開を迎えたマツムシソウの花畑がありました。
タカの飛ばない時間を利用して....と言っても、いつ飛ぶか分かりませんから、よそ見している間にかなり見落としが出てくるものと思いますが....ちょっと周辺の自然観察をしてくることにしました。
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そのマツムシソウの花畑にヒョウモンチョウの仲間が飛来しました。翅がだいぶ傷んでいますが、前翅中央にある3本の暗褐色の筋が太いですから、これはミドリヒョウモンであることが分かりました。
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セセリチョウの仲間もたくさん飛来して吸蜜していました。これは、前翅中央にある白斑が丸型に並んでいるところから、イチモンジセセリであることが分かりました。澄んだ青空を背景に、気持ちよさそうに吸蜜しています。
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こちらは花が終わった後のマツムシソウのそう果です。花の咲いた姿は優美で爽やかな感じがしますが、後にできるそう果も、これはこれで造形美として見応えのある姿をしています。
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先ほどのイチモンジセセリが吸蜜に留ったところで、真上から撮影することができました。前翅の白斑は円形に並びますが、右側に見える後翅に、一列に並ぶ白斑が確認できました。これが名前の由来となっている一文字ですね。
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これは、足を運んだ初日のタカ見広場の風景です。タカ渡りの観察もそっちのけで、周辺の自然観察もしてきたわけですが、その途中で、バードウォッチャーの観察も怠りなくやってきました。(^^;;
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さてこちらが本命のタカ渡りの風景です。雲が広がる青空ですが、芥子粒のようなタカの群れが分かりますか? たくさんのタカ達が、グルグル旋回しながら、上昇していくところです。見事なタカ柱が形成されていきました。
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タカ柱を形成して、空高く上昇したタカ達は、一定の方向を見定めて次々に水平方向へ飛翔していくわけですが、この時は団子状態のままタカ見広場の上空を通過していきました。これは真上の空を撮影したものですが、まだ上昇気流に乗ったままなのでしょうか? タカ柱のまま流れていくようでした....。こんな状態のタカ渡りもあるんですね。
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たくさんのタカの集団が上空を通過して行ったと思ったら、もう次のタカ柱が出来つつありました。夕方の3時30分を過ぎたころですが、数波に渡るタカ渡りの大集団が続きました。もの凄い数です。次々と湧き上がってくるタカの群れに、久しぶりに興奮しました。終わった時には見ていた大観衆の間から、自然に大きな拍手と歓声が沸き起こりました。見事なタカ渡りショーを見せていただいて、全員が大感激でした。
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興奮冷めやらぬタカ見広場を後に、多くの人たちが帰路に就きはじめました。私は今夜は峠で車中泊ですから、真っ暗くなる前に下山すればよいのですが、せっかくの機会ですから明るいうちに山野草などの写真を撮っておきたいと、下山することにしました。これは、広場で撮影した黄色い花ですが、キオンで良いでしょうか?
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タカ見広場から下山ルートに踏み出したすぐのところで、草むらの中に薄紫色で釣鐘型の可愛い花が並んでいました。ツリガネニンジンでしょうか? でも、花が茎の周りに輪生しているように見えませんから、サイヨウシャジンとかオトメシャジンという種類になるのかもしれませんね。
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この花もよく分かりませんが、オトコエシで良いのでしょうか。黄色い花のオミナエシというのが、秋の七草として一般的によく知られていますが....山野草の識別は難しいですね。
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ピンク色の可愛い花が咲いていました。図鑑で調べてみると、ミヤマママコナであるようです。言葉に出して言うと噛んでしまいそうな名前です。花弁の中に二つ並んだ白い部分が、白米のように見えるところからこの名前が付けられたようです。花弁の中に黄色い斑があるのがミヤマママコナで、ないのがママコナだと解説されていました。
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花茎の上部にたくさんの白い花を咲かせていたこれはミヤマヨメナで良いでしょうか? 初秋の山にはこれとよく似たキク科の花がたくさん咲いていますから、識別ができません。これも図鑑を見て、花がたくさん集まっていたから多分これだろうと思ったのですが....?
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こちらの黄色い花は、アキノキリンソウではないかと思われるのですが、花が総状ではなくやや散形状に近いですから、アオヤギバナではないかと思います。
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上に写真を出したミヤマヨメナとよく似た花ですが、花茎の上に咲く花が1輪だけです。図鑑で見たイナカギクの写真も1輪だけでしたから、それだけの理由でイナカギクではないかと思ったのですが....だれか詳しい方がいたら教えてください。
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この花は、上で紹介したミヤマヨメナやイナカギクとは花弁の形が少し違うように思います。図鑑で見る限りではタテヤマギクではないかと思いますが、これもよく分かりません。ご教授をお願いします。
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ピンクの大きな花をつけていたヤマホタルブクロです。普通のホタルブクロとヤマホタルブクロの明確な識別のポイントが分かりませんが、白樺峠から続く登山道の脇に咲いていましたから、安易にヤマホタルブクロとしました。(^_^;;
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これは、ヤマハハコで良いのでしょうか?頭花が茎の先に固まって咲いています。葉が細いところからホソバノヤマハハコという選択肢もありましたが、ヤマハハコとの識別ポイントが分かりません。
山野草に関しては、もっともっと勉強しなければならないと思いますが、いろいろな種類を撮影するだけでも十分に楽しめますね。
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by coffeeto1 | 2014-10-07 06:00 | 生物 | Comments(0)

内牧公園にて@春日部

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今年は秋の訪れが、少し早いような気がします。例年であれば、まだ残暑に辟易としている時期だと思いますが、吹く風に爽やかさが感じられるようになりました。
春日部市郊外の内牧公園へ出掛けて来ましたが、この日の主目的は、渡り途中の小鳥類の観察だったのです。しかし、意に反して野鳥観察は空振りでした。でも、自然観察には色々な収穫がありましたから、今回はまとめてその様子を紹介したいと思います。
まず初めに紹介するのは、葉の上で翅を休めていたヒメジャノメです。日向ぼっこを好む、タテハチョウ科の可愛い仲間ですね。
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稲穂が垂れ下がるようになった田んぼを背景に、キクイモがたくさんの花を咲かせていました。黄色い花弁が目に鮮やかに映り、季節は確実に夏から秋へと向かいつつあると実感させられます。
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公園の散策路に、真っ黒い翅をしたハグロトンボが舞い降りました。半逆光の位置関係でしたから、うまく撮影することは出来ませんでしたが、翅が黒いところはよく分かっていただけると思います。
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ツルボの群落です。薄紫色の花穂を立てて、星型の微かに薄紫色を帯びた小さい花を、下から上へと次々に咲かせていきます。一面にツルボが花開くと、なかなか見事な眺めになります。
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ハギの花に小さなチョウが吸蜜に訪れました。シジミチョウの仲間です。翅の裏側の色合いは、普通に見られるヤマトシジミよりずっと淡く、黒褐色の斑がとても小さいことから、ルリシジミであると分かりました。
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セセリチョウの仲間も、とてもたくさん観察できました。これは、葉の上で日向ぼっこをしているイチモンジセセリです。
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金網フェンスに絡みつくように、つる性植物が満開の花を咲かせていました。これも夏の終わりから秋口にかけてよく見られるセンニンソウです。よく似たボタンヅルは葉の形がボタンに似ていますが、センニンソウは葉に切れ込みがありませんね。
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草の茎に留まって日向ぼっこをするように翅を休めていたシオカラトンボです。そろそろアキアカネの大群落が見られる季節になって来ましたが、ここではシオカラトンボが主力でした。
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葉の上で日向ぼっこをしていたのは、昆虫類だけではありません。このアマガエルも丸まって体を温めています。
この葉の付け根の葉柄の部分に、星型の托葉のような、花芽のようなものが見えますが、これは何でしょうか?この植物の名前が分かる方がいたら、是非教えてください。
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いつも飛び回ってばかりで、なかなかその姿を撮影するチャンスが少ないカラスアゲハも、葉の上で翅を広げて日向ぼっこをしてくれました。お陰て、間近にその姿を撮影することができました。
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筒型の可愛い花を咲かせていたのは、ヘクソカズラです。しかし、名前がいけませんね。嫌な臭いがあってこの名前が付けられたのでしょうか? あえてその臭いを確認しようとは思いませんが、花姿からはほど遠い名付けですね。
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5弁の白くて小さい花を咲かせていた蔓植物です。花の咲き終わった後には青くて真ん丸い実ができています。図鑑を繰って調べてみたところ、スズメウリのようであると思いました。丸い果実の大きさがスズメの卵くらいですからこの名前が付けられたの?....名前の由来がよく分かりません。
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これは我が家の周辺でも普通に見られるヤブランの花ですが、公園の中にはとてもたくさんの花が咲いていました。見事に花穂を立てていますから、どうしてもカメラを向けたくなってしまいました。
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ヒガンバナも随所に花を咲かせていました。目立つ花ですから撮影しようと何度かシャッターを押すのですが、背景がうるさくて納得できる写真になりません。でも、ここでは日の当たる散策路脇で、薄暗い森を背景に撮影できましたから、ヒガンバナが浮き出た絵になってくれました。
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濃いピンクの花びらが綺麗でした。ハギの仲間になりますが、この仲間にも種類が多くて識別が難しいです。でも、図鑑を見たらマルバハギは、葉の先端が凹んでいると解説されていましたから、これで間違いないと思います。
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こちらもピンク色の見事な色合いの花でした。公園の一角に群生していましたがシュウカイドウの花になります。これも秋を彩る花になりますが、花の中心部に黄色いポンポン玉みたいなものがあって、調和のとれたパステルカラーが引き立ちます。
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最後に紹介するのはヒカゲチョウです。あまり目立たない色合いですが、よく見るとシックな模様で、私的には気に入っています。
ここでは熟して落ちた、木の実の果汁を吸っていました。
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by coffeeto1 | 2014-09-29 06:00 | 生物 | Comments(0)

アサギマダラとクジャクチョウ@蔵王

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このところずっと不順な天気が続き、夏は何処へ行ってしまったのかと気を揉んでいましたが、今日は久し振りに陽がさして、爽やかな朝を迎えることが出来ました。やっぱりお日様の光は有難いものです。窓を開けた時の気持ちが全然違います。
今年は2度目の夏休みをとって、蔵王へ遊びに行って来ましたが、そのことについては既に何回かに分けて紹介して来ました。その中で、チョウがたくさん観察出来たと紹介して来ましたので、今回はそこで撮影することが出来たアサギマダラとクジャクチョウをまとめて紹介します。
特にたくさんのチョウが見られたのは、観松平からいろは沼に至る周辺ですが、ちょうど最盛期を迎えたヨツバヒヨドリの花で吸蜜していました。花の数はとてもたくさんあるのですが、その花という花に何種類ものチョウが飛来している、そんな印象でした。
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アサギマダラは長距離の渡りをすることで有名ですが、こんなチョウのどこにそのパワーがあるのでしょうか?渡り鳥でもそうですが、小さな生き物たちは、私たち人間が真似しようと思ってもとても及ばない、秘められたパワーを持っているものですね。
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さて、アサギマダラの翅の特徴を見てみましょう。この個体の後翅に注目すると、後縁付近に黒色の丸い斑紋が広がっています。これが♂の個体の性標ともいえる識別ポイントになります。
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今度は、上の写真の個体と比較しながら見てください。後翅の後縁には黒くて丸い斑紋が認められず、全体的に赤褐色の模様が広がっていますから、これで♀の個体になることが分かります。
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これはアサギマダラの♂ですが、今度は胴体に注目してください。黒地に白い水玉模様が入っているのが分かります。これがマダラチョウ亜科に属するチョウの、仲間の名前の所以(ゆえん)になっている特徴です。
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アサギマダラは春先の気温の上昇とともに北へ移動して、秋になって気温が下がってくると南へ移動していくということです。翅を全開にしてくれたところですが、よく前翅の白い部分にペンで文字を書いて、長距離の渡りの確認をしているところが紹介されていますね。
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真紅の翅に見事な目玉模様が目立つクジャクチョウです。夏場に山登りをすると、よく目にすることができる高山蝶の一種です。平地ではあまり見ることができませんから、これも蔵王まで足を運んできた収穫の一つになりました。
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クジャクチョウは成虫で越冬するということですから、アサギマダラのように長距離の渡りをすることはありません。高山蝶でありながら、成虫越冬するというのは、これまた驚くべきパワーを秘めた不思議な現象であると思います。
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翅の表裏の模様の違いが分かりやすい写真ですが、表側は真紅の見事な色合いをしているのに、裏側は黒褐色の実に目立たない色合いをしています。タテハチョウ科のチョウの仲間にはこういう特徴を持つものが多いですね。
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クジャクチョウは雌雄同色ですから、翅の模様を見て♂か♀かの識別をすることができません。2頭が一緒にいてくれたら、やや大きいほうが♀であるというところで識別するしかないと思います。
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by coffeeto1 | 2014-09-05 06:00 | 生物 | Comments(0)

秋ヶ瀬公園で自然観察@さいたま

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梅雨空のはっきりしない天候が続く毎日です。6月最後の週末は土曜日が雨でしたから何処へも出掛けられず、これを機会に自宅の部屋替えをすることにしました。それまで、私のパソコンは1階の居間に置いていましたが、2階の寝室を私の部屋として使えるようになったので、この機会に一気に引越しをすることにしました。とは言っても、パソコンとデスクの移動だけですから、引越し作業は半日で終わってしまい、午後からは時間をたっぷりとって、撮りためた写真の整理をすることにしました。
週末のたびに何処かへ出掛けてはたくさんの写真を撮ってきますから、日付ごとにフォルダを作って保存していても、撮影枚数が多いので何処にどんな写真があったか、直ぐに分からなくなってしまいます。それで、日付ごとに撮影対象の種名でフォルダを切り分けて整理保存することにしたのですが、これが意外と時間が掛かります。この日一日ではとても整理がつかない状況になってしまいましたが、また時間を見つけて整理をしていきたと思います。
この日は近郊の秋ヶ瀬公園へ自然観察に出掛けて来ましたので、その結果を紹介したいと思います。まず初めはキアゲハです。
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今回、秋ヶ瀬公園に足を運んだ一番の目的は、いわゆるゼフィルスと呼ばれるミドリシジミを撮影することにありました。昨日から降っていた雨は朝方までには上がってくれましたが、園内の散策路は水浸しで、長靴を履いては居ましたが、歩けないところばかりでした。それでも一日頑張って歩き回りミドリシジミの姿を探し求めましたが、残念ながら確認することは出来ません。残念でした。
その代わり園内を歩き回り、良く目についたのはこのベニシジミでした。
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木肌に取り付いていたエダナナフシを見つけました。体長は10cmを超えるくらいでしたが、前脚をまっすぐ前に伸ばしていますから、全長がとても長く感じます。まるで木の枝のような体幹を持ったこのエダナナフシは、バッタ目のナナフシムシ科に分類されています。
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樹の幹に留まっていたこの蛾の仲間は、僅かに覗いていた後翅に黄色い色合いが認められます。ちょっと綺麗な色合いをしていると思いながら種名を調べてみると、マメキシタバという名前に行き当たりました。蛾の仲間は種類がとても多いですから、これで間違いないか確認する術がないのが残念ですが....
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樹液を吸っていたのはこのスズメバチでした。全長は4cmくらいありますから、近づいて撮影するのも怖い存在です。でも、夢中で樹液を吸っていますから、近接撮影させてくれました。....本当はおっかなびっくりだったのですが....
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ピクニックの森にあるバーベキュー広場には、たくさんの立木が心地良い木陰を作っていますが、その直ぐ脇で橙赤色の花弁を広げていたのは、ユリ科のノカンゾウでした。別名としてベニカンゾウという名前もあるようです。とてもよく目立つ花ですから、撮影対象といたしました。
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その立木の一つで、樹肌に留まって羽を休めていたサトキマダラヒカゲです。夏に向かう今の時期、このように木陰で樹の幹に留まって翅を休める姿をよく観察します。ヒカゲチョウの仲間ですからこの環境を好むのがよく分かります。
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こちらもチョウの仲間のルリタテハです。暗褐色の翅の表面に、美しい水色の斑がよく目立ちます。こちらはヒカゲチョウと違って、日当たりの良い場所にも良く出て来ます。
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ルリタテハは、翅の裏側がとてもシックで目立たない色合いをしています。タテハチョウの仲間に限らず、チョウの仲間は総じてこの傾向があると思いますが、このルリタテハには特にその傾向が強いと思います。
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こちらはシジミチョウの仲間のヤマトシジミです。翅の先が随分傷んでいますが、翅の表面が青紫色をしていますから、♂の個体であることが分かります。この辺りでは、比較的よく観察できる種類ですね。
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秋ヶ瀬公園の中には、幾つかの池がありますが、その池の上を低く飛んでいるトンボがいました。胴体と尻尾の間が白色で、空いているように見えますから、コシアキトンボという名前がつけられています。飛んでいるところを撮影しようと何度もシャッターを押しましたが、無駄な抵抗であったようです。枝先に留まってくれましたから、何とか撮影することができました、
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このニホンカナヘビもところどころでよく目にしました。トカゲとカナヘビはとても良く似ていますが、体全体のウロコに光沢があるものがニホントカゲで、ニホンカナヘビには光沢がないところが違います。
ここ秋ヶ瀬公園では、たくさんのニホンカナヘビが葉の上などでノンビリと日向ぼっこしている様子が観察出来ました。
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蒸し蒸しして、居るだけで汗が吹き出てくるような陽気でした。ヤブ蚊の容赦ない攻撃もあり、虫除けを掛けながら歩いていましたが、白い葉を広げるハンゲショウは、蒸し暑い茂みの中でもそこだけ涼やかに見えました。
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by coffeeto1 | 2014-07-11 06:00 | 生物 | Comments(0)