カテゴリ:昆虫( 23 )

池の平湿原のチョウ達

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池の平湿原は、長野県東御市に所在する、標高2,000mの高層湿原です。地図を見ると浅間山と湯の丸山の間に位置することが分かります。この場所までは湯の丸高峰林道を使って車で行くことが出来ます。でも、地蔵峠からの林道は舗装されていますが、反対側の車坂峠側から入ると、高峰温泉からは未舗装のダートを走行することになりますから注意が必要です。この湯の丸高峰林道は夜間閉鎖されていて午前7時から午後5時までの通行に限られますから、今回は地蔵峠で車中泊して翌朝一番に池の平駐車場へ到着することにしました。駐車場は有料で、普通車は1日500円となっていました。
さて、池の平湿原で観察した高山植物やビンズイについては既に紹介して来ましたから、今回はここで観察したチョウの仲間を紹介したいと思います。まず最初は高山植物のテガタチドリで吸蜜するヤマトシジミです。
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ヤマトシジミは平地で普通に見られるシジミチョウの仲間ですが、標高2,000mもある池の平湿原にもたくさん生息していました。翅を広げてくれましたから、この個体は♀であることが分かりました。
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ササの葉の上で日向ぼっこしていたクロヒカゲです。山ではよく見かけることが出来ますが、名前の通り日影を好んでいるように思います。でも、ここでは明るい草原でたくさん観察することが出来ました。
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翅を広げて日向ぼっこしていたクロヒカゲです。翅の裏側には目玉模様がありますが、表側には目立った目玉模様が認められません。
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ササの茂みの奥に留まったヤマキマダラヒカゲです。翅の裏側の模様は、かなり賑やかな感じがしますね。これも山ではたくさん観察できるチョウの仲間です。同じ仲間にサトキマダラヒカゲがいてとてもよく似ていますが、後翅の付け根にある3個の斑の並び方が異なります。
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こちらもササの葉の上で翅を休めていたコチャバネセセリです。クロヒカゲと同じように、かなり濃い黒褐色の翅の色をしています。これも山では良く見かける、セセリチョウの仲間ですね。
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ハクサンフウロの花に来て、ここで吸蜜しているコチャバネセセリです。
ところで、明日から夏休みを貰って家族旅行へ行ってきます。このブログも暫く夏休みとさせていただきます。
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by coffeeto1 | 2016-08-01 06:00 | 昆虫 | Comments(0)

高層湿原のミヤマモンキチョウ

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このブログへの書き込みは、予約投稿の機能を利用して、事前にアップロードしていますが、便利な機能ですから随分利用させて貰っています。今はまだ出発前の自宅で書き込んでいますが、この書き込みがアップロードされるこの日は、山友と2人で槍ヶ岳への登頂を済ませて、上高地へ向かって下山途中であると思います。しかし、天気予報を確認すると、この山行途中の2日目以降に雨マークが出ているのが気になります。果たしてどんな結果になることか、気になるところです。
さて、今回は、池の平湿原を歩いてきた時に撮影した、ミヤマモンキチョウを紹介したいと思います。
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これまで高原を歩いていて、ミヤマモンキチョウを見かけることは何度かあったと思いますが、実際に撮影する機会はありませんでした。でも、今回は狙っていたわけではありませんが、たくさん撮影できて、満足できる結果になりました。
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池の平湿原は、標高2,000メートルの高層湿原です。ここではハイキングだけでなく、高山植物だけでも十分に楽しめますが、野鳥やチョウの仲間もたくさん観察できます。自然観察をするにはお手軽な場所であると思います。
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ここでは、交尾しているミヤマモンキチョウの写真を撮影することが出来ました。翅を広げているのは、前翅の後縁に黒い彩りがくっきり出ている♂の個体になります。
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翅の縁にピンク色の縁取りが出ているこちらの個体は、ミヤマモンキチョウの♀の個体になります。背面の繊毛も同じくピンク色ですから、着飾った貴婦人と言った雰囲気でしょうか。
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池の平湿原では、たくさんのチョウを観察することが出来ましたが、広い湿原の中では特にミヤマモンキチョウの個体数が多かったように感じています。今回、交尾しているところを撮影できたのは、忠治の隠岩広場から東歩道を通り、駐車場方向へ向かう途中の放開口周辺でした。この辺りに集中して出現していたように思います。
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by coffeeto1 | 2016-07-26 06:00 | 昆虫 | Comments(0)

乙女高原にいたチョウと昆虫

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今年の梅雨明けは、7月18日の月曜日に九州から東海地方まで一気に梅雨明けしたと発表されましたが、関東地方以北は未だに梅雨明けの発表がなく、はっきりしない天気が続いています。この書き込みがアップされる7月23日から26日までの予定で、友人と2人で槍ヶ岳に登ってくる予定でいますが、25日に雨マークが出ているのが気に掛かります。例年であれば7月20日から22日くらいの間には梅雨明け宣言が出されますから、それを見込んでこの日程を組んだというのに、ちょっとガッカリの空模様です。夏休みの都合もあって、ズラすことが出来ませんから、今回は雨の中の登山にならざるをえないようです....。はてさて、どんな結果になることでしょうか?
今回紹介するチョウと昆虫の写真は、7月3日に山梨県の乙女高原で撮影してきたものです。
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はじめに紹介しているのは、渡りをするチョウということで知られているアサギマダラです。これらはみな南の島で繁殖し、琉球列島を北上して本州の高原にやって来るのかと思っていましたが、九州から本州の温暖な地域で幼虫越冬しているようですから、国内産もかなりの数がいると思います。
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アヤメの花がたくさん咲いていましたが、その花に群がるように吸蜜に集まっているセセリチョウの仲間がいました。とりあえず写真に撮って、後から図鑑で調べて種類を特定してみることにしました。
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今回、アヤメの花に群がっていたチョウは、キマダラセセリかと思ったのですが、図鑑で羽根の模様などを見比べながら調べたところ、ヒメキマダラセセリであるようです。
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葉の上に留まっていた昆虫です。これも撮影する時には名前もわかりませんが、図鑑で確認すると、ジョウカイボン科のクロジョウカイであることが分かりました。
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こちらは、キンバイソウで吸蜜するモンシロチョウです。特に珍しいわけではありませんが、キンバイソウの写真を撮っていた時に、たまたま飛んできたものですから、そのまま撮影してみました。
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この写真を見ると、明るいところのように見えますが、実際はとても薄暗い場所でした。撮影の時にかなり露出補正して、画像ソフトでも補正しています。
この幹から樹液が出ているのでしょう、3頭のヤマキマダラヒカゲが吸汁に集まっていました。後から写真を見ていたら、同じ場所にカナブンも来ているのが分かりました。
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by coffeeto1 | 2016-07-23 06:00 | 昆虫 | Comments(0)

メスグロヒョウモンとウスバシロチョウ

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7月18日の月曜日は海の日で休日になります。山野に野鳥が踊り、高山植物も観察の適期ですから、大変貴重な3連休ということになります。でも、残念なことにこの3連休の天気予報は雨マークがついていて、野外観察に出掛けるにはちょっと不向きなようです。以前からこの連休中には、高原で繁殖する野鳥や高山植物の観察をしようと計画を練っていましたが、カミさんからの要望を受けて、チョコちゃんを連れて家族旅行に行くことになりました。行く先はもちろん、長野県の高原です。上手い具合にペットと泊まれるペンションの予約が取れました。特に2日目のお宿は、カミさんの要望が強い天然温泉がありますから、少々天気が悪くても、のんびり骨休めをしてくることが出来そうです。どんな結果になるか、機会があったらこのブログで紹介してみたいと思います。
さて、今回紹介するのはチョウの仲間ですが、初めはメスグロヒョウモンの♀です。
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先月のことになってしまいますが、野鳥観察のため戸隠森林植物園を訪れた時、野鳥を探しながら歩いていた木道の直ぐ脇を飛来していたものです。上手い具合に葉の上に留まって、翅を休めてくれました。
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このシックな色合いは、一目でメスグロヒョウモンの♀とわかる色合いです。♂の個体は、他のヒョウモンチョウの仲間と同じように黄橙色の地に黒いヒョウ斑がありますが、♀の個体はこのように全く異なった容姿をしています。
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こちらのチョウは、ウスバシロチョウですね。一見モンシロチョウなどと同じ、シロチョウ科に属するチョウであるように見えますが、実際はアゲハチョウ科に属するチョウになります。
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戸隠森林植物園の中央広場から木道を歩き始めたところ、すぐ脇の葉の上にウスバシロチョウが留っているのを見つけました。写真を撮っていたら、もう1頭が飛来して絡まった姿勢で留まりました。よく見ると、♂と♀が交尾した状態であることが分かりました。
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野鳥観察を主目的として足を運んできた戸隠森林植物園でしたが、ここでは山野草のほか、チョウやトンボの仲間もたくさん観察できました。そんな様子を撮影していると、1日がアッという間に過ぎ去ってしまいました。
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by coffeeto1 | 2016-07-16 06:00 | 昆虫 | Comments(0)

アサマシジミとイカリモンガ

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長野県の奥裾花自然園へ遠征して、自然観察してきた結果について何回かに分けて紹介を続けてきましたが、今回はその最後としてチョウの仲間を紹介したいと思います。もともと、この自然園は、以前山歩きをしていた時に、山で知り合った長野県居住の二人連れの女性から、素敵な所があるから是非見てきてくださいと紹介してもらったのがきっかけでした。一度は行ってみようと思っていましたが、なかなかそのチャンスに恵まれず、あれからもう何年も経ってしまいました。
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ネットで調べてみたら、ミズバショウがたくさん自生している、日本の秘境百選にも指定されているということです。以前、ゴールデンウィーク中にここを訪れた人から、ヒメギフチョウも見られたと聞いていましたが、ゴールデンウィーク中は他に行きたい所がたくさんあって、なかなか実現しませんでした。
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今年、6月中旬に、たまたま代休を使って3連休を取ることが出来ましたから、ミズバショウのシーズンは外しているものの、この機会に是非様子を見てこようと、足を運んでみることにしました。
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奥裾花自然園では、野鳥観察と山野草観察はもちろんですが、チョウも期待していたところ、シジミチョウがとてもたくさん観察できました。ヤマトシジミであろうと余り気にもしていませんでしたが、翅の裏側のオレンジ色の斑の出方から、これはアサマシジミであることが分かりました。
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アサマシジミの個体数は、本当にウジャウジャいるというのが当たっているくらいたくさんいて、その生息地域に行けばこんな状況になるのだと、改めて感心させられました。
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草原のある開けた場所には、アサマシジミがたくさんいましたが、自然園のなかのブナ林コースを歩いて行くと、こんなチョウの仲間もたくさん目につきました。前翅のオレンジ色の斑が碇の形をしているところから、イカリモンガという名前が付けられています。
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イカリモンガは正式にはチョウの仲間ではなく、ガの仲間として分類されていますが、チョウとガの明確な区別はありません。ガの仲間は夜活動すると思われがちですが、このイカリモンガはキンモンガなどと同じく、昼間に活動するガの仲間になります。
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by coffeeto1 | 2016-07-05 06:00 | 昆虫 | Comments(0)

ヒオドシチョウも出てきました

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熊本県から大分県にかけて発生している地震では、テレビのニュースなどを見ていると、続けて大きな地震が発生して、大変な被害が出ています。これまでの経験では、大きな地震が発生すると、それ以後は余震として規模の小さい地震が起きるのが通例であったと思いますが、今回は次から次へと大きな地震が起きて、今まで経験したことのないパターンになりました。ひっきりなしに発生する地震に怯えて、被災地の皆さんは夜も寝られない生活を送っていることだと思いますが、早いところ収まってもらいたいものだと思います。こんな地震が首都東京で発生していたら....そう思うだけで、ゾッとしてしまいます。
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全く被害のない東京で、呑気にこのブログへの書き込みができている訳ですが、被災地の皆様には本当に申し訳ないと思いながら、先日石砂山へ出掛けて撮影してきたこのヒオドシチョウの写真にコメントを書き込んでいます。
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さて、毎年のように春先に足を運んでいる石砂山ですが、今年はお天気の巡り合わせが悪くて、2回も足を運んでしまいました。でも、2度目に行った時には、これまでで一番たくさんのギフチョウが見られたうえに、山頂で待っていたらこのヒオドシチョウも出てきてくれました。
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ヒオドシチョウは、タテハチョウの仲間ですが、その仲間の多くは翅の表側は大変美しいのですが、裏側はとてもシックで目立たない色合いです。子尾ヒオドシチョウも翅の裏側は、暗色の目立たない模様です。
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成虫は6月~7月頃に羽化してそのまま成虫のまま越冬するそうです。翅の縁には青色の綺麗な模様が並んでいる筈ですが、越冬したこの個体は翅の縁が擦れて、そんな模様が見えなくなってしまいました。
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枯葉の敷き積もった地面に降りていますが、翅を閉じていると裏側が保護色となって、注意しなければどこにいるのか分からなくなります。今年もしっかりと子孫を残して行ってください。
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by coffeeto1 | 2016-04-18 06:00 | 昆虫 | Comments(0)

ギフチョウの交尾と吸蜜

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4月も中旬を過ぎ、随分暖かい陽気になってきました。街中でもコート姿の人は殆ど見られなくなり、我が家でも寝具や衣料など冬物が次第に姿を消し始めています。これまで仕事を終えて自宅に帰ると、缶ビールを開けた後にホットウィスキーを飲むのが楽しみでしたが、暖かくなるに連れて、氷をたっぷり入れた水割りが美味しいと思うようになってきました。外で飲むときは、ビールで乾杯した後はハイボールを飲むことが、お決まりのパターンになっていますが、家ではもっぱら水割りを飲んでいます。それも以前はサントリーの角瓶が好きでこればかり飲んでいたのですが、今ではカミさんのおススメで、まっさんのブラックニッカに変わってしまいました。でも、毎日美味しく飲ませてもらっています。
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4月9日の土曜日に、ギフチョウの写真を撮ろうと神奈川県の石砂山へ登ってきましたが、一週間前に降られた雨による空振りを解消してくれる上天気に恵まれて、これまでになかったほどたくさんのギフチョウを観察することが出来ました。
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その中で、一番の圧巻は何と言ってもこの交尾しているシーンです。朝早くから登り始め、半日がかりで山頂付近で観察を続けていました。昼食後の下山途中で、こんなシーンを撮影することが出来ましたが、ギフチョウの交尾シーンは見るのが初めてで、もちろん写真も初めて撮影しました。
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今回は、とにかく撮影チャンスがたくさんありましたから、交尾シーンばかりでなく、花に留まって吸蜜するシーンもたくさん撮影することご出来ました。私は美味しい水割りを舐めながら書き込んでいますが、このギフチョウは美味しい蜜をたっぷり吸っていることでしょう。
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山頂付近に、タチツボスミレの咲いている小群落がありましたが、ここがギフチョウたちのレストランとも言える、吸蜜場所になっていたようです。ギフチョウの飛来を待って、暫く離れられない場所になりました。
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今回は、オリンパスの E-M1 + M.40-150mmF2.8 PRO + MC14 の組み合わせで撮影しましたが、前評判通り望遠マクロとしても使える、とても良好な映像を提供してくれました。これからは、山野草やチョウなどの撮影に、主力レンズとして活躍してくれるものと思います。
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by coffeeto1 | 2016-04-17 06:00 | 昆虫 | Comments(0)

ミヤマセセリもいました

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サクラの花は間もなく終わろうとしていますが、ここ数日寒の戻りのように冷え込む日が続きました。都内の最低気温が5度まで下がった日には、流石にこれはもう冬の陽気だと、コートを着て出勤することにしました。我が家ではカミさんがストーブをつけたいと言いましたが、それでもフリースを1枚着るだけで、ストーブに火を点けなくても十分に過ごせる状況でした。気温が低くなると思える日には、登山用のタイツを履いたり、下着もそれ用のものを着用して出掛けるのですが、外にいるときは良いにしても、先日は立食式の懇親会に参加したところ、室内の温度が暖かく設定されていましたから、汗ばんでしまいました。気温の変化に伴って、着る物の選択が難しいこの頃ですね。
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石砂山でギフチョウを撮影しようと、4月2日(土)に出掛けたのですが、霧雨に振り込められ空振りに終わってしまいました。そのリベンジとして1週間後に出掛けてみたところ、今度はお天気が良くて、予想以上にたくさんの収穫がありました。これは、その時に観察したミヤマセセリです。たまたま♂と♀が近くに舞い降りてくれましたから、丁度良い撮影チャンスに恵まれました。
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落ち葉の上で日向ぼっこをしているこの個体は、ミヤマセセリの♂の個体になります。前翅は少し紫色がかった濃褐色の複雑な模様をしていますが、後翅には茶褐色の地色にたくさんの黄色い斑点が認められます。
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タチツボスミレの花に吸蜜のために飛来したこちらの個体は、前翅に白く目立つ斑があります。これがミヤマセセリの♀の特徴になります。後翅にある黄色い斑点は♂の個体と同じですね。
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前回足を運んだ時に、マイクロフォーサーズのボディ2台と望遠系のレンズ2本+標準系のズーム1本という、ちょっと欲張った機材を担いで石砂山に登ってきましたが、霧雨に祟られたこともあって、流石にちょっとくたびれました。それでこの日は、ボディ1台と望遠系ズーム、標準系ズームの2本体制で臨みました。
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この日使用した M.40-150mmF2.8 PRO の望遠系ズームは、それまであまり出番がありませんでしたが、チョウや山野草の撮影にはとても使い勝手が良いレンズでした。モミジイチゴで吸蜜する姿も、うまく撮影することが出来ました。
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by coffeeto1 | 2016-04-15 06:00 | 昆虫 | Comments(0)

春の女神ギフチョウ

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毎日お世話になっているティッシュペーパーの話ですが、うちのカミさんがこの間から値段が安かったということで、新しい箱に入ったものを買って来ました。このティッシュの箱は、取り出し口のところに広い口が開いているのですが、従来のもののように、滑らかに取り出しやすくするためのビニールが付いていません。だから、ティッシュを摘んで引き出す時に、多少の抵抗が掛かります。使用するティッシュは、特に違和感があるわけではありませんが、スッと引き出すことができた従来のものに比べると、これだけで使用感が悪いなと私的には評価が落ちてしまいます。たくさん買い込んできたようなので、しばらくはこのティッシュのお世話にならなければなりませんが、引っ掛かりなく摘み出せるビニール付きのティッシュ箱が恋しくなっているこの頃です。
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さて、今回紹介するのは、天然記念物のギフチョウです。近年特に個体数が減少して、関東地方で観察できるのは、相模湖の奥にある石砂山(いしざれやま)の周辺だけになってしまったようです。
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もう10年近く前のことになりますが、関東地方で唯一観察できる場所であることを知り、絶滅する前に観察しておかなくてはと、無性に行きたくなって、土地勘もわからないまま訪れてきました。最初に見た時のあの感激は、今でも忘れることが出来ません。
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あれからもう何年も続けてこの時期には必ず足を運ぶのですが、上手く見られたら良い方で、空振りした年もありました。多くても、1日を通して数個体だけというのがこれまでの観察結果でした。それが、今年は様子が異なっていました。4月2日(土)に訪れた時は、霧雨に振り込められて全くの空振りになってしまったのですが、そのリベンジということで、4月9日(土)に足を運んだところ、良いお天気にも恵まれて、1日で10個体以上のギフチョウを観察することができたのです。最後には、交尾しているところまで撮影できましたが、その写真はまた次回紹介することにしたいと思います。
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今回は、これまでで最も多くのギフチョウの写真を撮影することが出来ました。使用したカメラは、E-M1 + M.40-150mmF2.8 PRO + MC-14です。このレンズは望遠系ズームですが、とうしでF2.8という明るさがある上、PROレンズという名前が付いているように、その性能は発表された時から大変評価の高いレンズでした。マクロ的に近接撮影ができますから、チョウや山野草の撮影用に購入しましたが、とても満足できる映像を撮ることが出来ました。
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今回も、篠原の集落にある駐車場に車を停めて山頂まで往復してきましたが、天気に恵まれて、山頂では一度に5頭のギフチョウが乱舞するところを観察できました。その他にも、ミヤマセセリやヒオドシチョウも撮影できたり、たくさんの山野草も撮影できました。そんな成果を、これから順に紹介していきたいと思っています。
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by coffeeto1 | 2016-04-14 06:00 | 昆虫 | Comments(0)

秋のチョウとトンボ@さいたま

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このところ良いお天気が続いて、秋の様相が深まってきました。出勤途中の駅のホームで、電車を待つ人の服装がひと頃に比べてみると随分変わってきたなと思います。今朝は、初老の方が薄いコートを着ているのが眼につきました。10月下旬とはいえ、随分気の早い人だと思います。ところがその近くには、まだ半袖姿の人も立っていました。朝晩はめっきり涼しくなってきたこの頃ですから、この方はきっと普段から基礎代謝が高いのでしょう。私はといえば、ワイシャツの上にスーツ上下を着ていますが、10月一杯はクールビズの続きでノーネクタイとしています。でも、何時ものように電車を3駅前に降りて、約30分のウォーキングをしていますから、今でも職場に着く頃には、少し汗ばむような状況です。
さて今回は、さいたま市にあるさぎ山記念公園を散策した折、観察したチョウの仲間を紹介したいと思います。はじめはツマグロヒョウモンですが、これはもともと南方系のチョウで、近年その生息域を北へ広げているようです。
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公園内の日当たりの良い草むらには、たくさんのチョウの仲間が舞っていました。特にシジミチョウの仲間が多かったのですが、これは草の上で翅を広げて日向ぼっこをしていたヤマトシジミの♂になります。表面の水色が綺麗に見えます。
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こちらもヤマトシジミですが、上の写真の個体に比べると、翅が少し痛んでいるようです。表面に褐色味が目立ちますから、こちらの個体は♀になることが分かります。
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黄橙色の花を咲かせていたアメリカセンダングサの上で、吸蜜中のこちらはキチョウです。シロチョウ科に属しますが、モンシロチョウより一回り小さい体型です。大きめのシジミチョウの仲間と比べると、あまり大きさは変わりません。
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こちらもアメリカセンダングサで吸蜜していたチョウですが、翅の形やその模様からタテハチョウの仲間であることが分かります。特に、後翅にある黒褐色の斑の中に、水色の斑が出ているのが分かりますから、これが見えたらキタテハで間違いありません。
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そのキタテハの翅の裏側が見える状態で撮影できました。表側に比べると、派手な模様がなく随分シックな色合いです。後翅の中央付近に白い鉤形の斑紋が見えますが、キタテハ、シータテハ、エルタテハでこの形が少しづつ異なります。
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さて、最後は杭の先に止まっていたトンボの仲間です。トンボの識別は得意ではありませんが、時期的にアキアカネではないかと思います。シッポの色合いが赤色ですからおそらく♂の個体でしょう。
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上の写真の個体と同じアキアカネと思いますが、シッポの色合いが赤くありませんから、♀の個体であると思われます。
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by coffeeto1 | 2015-10-24 06:00 | 昆虫 | Comments(0)