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森の忍者ゴジュウカラ

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7月3日の日曜日は、都内でも35度を超える猛暑になりました。湿度も高かったようですから、サウナ風呂に入っているような状況であったと思います。私は標高が1600メートルを超える高原へ行ってきましたが、そこは涼しくて大変気持ちの良い気候でした。梅雨明けはまだ先ですが、夏の暑い時期は、涼しい高原で過ごすのが一番です。梅雨明けしていなくても、サウナ状態の都内にいるより、涼しい高原で過ごす方が気持ちが良いですね。季節も山野草やチョウの仲間がたくさん観察できるようになっていますから、自然観察がてら足を運ぶにはもってこいです。
今回紹介するのはゴジュウカラの写真ですが、6月中旬に長野県下へ遠征して撮影してきたものです。
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ゴジュウカラは、その行動形態が変幻自在です。立木の幹に垂直に留まることはもちろん、逆さになったり、幹を下向きに這い降りてくるなんて、他の鳥には出来ないような芸当も平気でこなしてしまいます。
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冬の間は、比較的標高の低いところでも観察することが出来ますが、繁殖期はかなり標高の高い場所を好み、涼しい気候の中で生息しています。
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見てください、ここでは、木の割れ目の中に隠れるように身を潜めています。それまでせわしなく動き回っていたのに、疲れたから一休みというところでしょうか? 私が見ている間、暫くこの割れ目の中に潜んでいました。こんなところも、森の忍者と言われる所以なのでしょうか。
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ゴジュウカラはフィー、フィーという特徴ある声で鳴きながら、忙しく動き回りますから比較的見つけやすい野鳥です。割合近くまで寄ってきてくれますから、撮影しやすい野鳥であるとも言えます。
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ここでは、細い枝に留まって、ぶら下がるように逆立ち姿勢を見せてくれました。アクロバチックなこんな姿も、ゴジュウカラならではの行動形態ですね。
by coffeeto1 | 2016-07-06 06:00 | 野鳥
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