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ライチョウの番がいました

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登友会の6月定例登山で燕岳(標高2,763m)に登ってきました。初めて登る山でしたから、様子が全く分かりませんでしたが、事前に幹事役のかずとりさんから、ライチョウが見られますという情報を頂いていました。でも、1泊2日の山登りですから、いつもの野鳥撮影用の望遠レンズを持って行くことが出来ません。野鳥写真を撮影するのは、山登り専用に使っているコンデジカメラですから、オマケ程度にしか考えていませんでしたが、燕岳から北燕岳へ向かう途中、手が届くほどの至近距離から撮影することが出来て、予想外のラッキーな結果になりました。登友会の仲間との楽しい山登りと、思いがけないライチョウの写真撮影が出来て、一粒で2度美味しいとても嬉しい結果を出すことが出来ました。
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さて、この写真ですが左上にライチョウの♂がいて、右下には♀の個体がいます。♂は尾羽を広げて♀に向かって求愛行動をとっているような感じです。♂の呼びかけに応じるように、♀が斜面を登り始めました。
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尾羽を立てて広げている♂は、誇らしげに胸をそらせています。それに従うように、♀の個体が寄り添っていきました。果たしてここで、番(つがい)形成が出来たのでしょうか?
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ライチョウの♂と♀が仲良く肩を並べています。♀はこの♂が気に入っているようです。仲睦まじいお二人に、祝福の言葉を投げかけてやりたい気分ですが、果たしてうまく繁殖活動に入れるものでしょうか?
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今回使用したカメラは、山専用に使っているオリンパスのSP-100EEというコンパクトデジタルカメラです。35mm版換算で24~1200mm相当の撮影ができるものです。でも、撮像素子は1/2.3型CMOSですから、常用のマイクロフォーサーズとは比較ができませんが、よく撮れるカメラです。
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ハイマツの向こう側から♀の個体が頭を出して♂を呼んでいるようです。♂は瞼の上の赤色部分が大きく突出しています。今回撮影したライチョウは、erikaちゃんが見つけてくれたものですが、これがご縁でその後は、登友会と一緒に行動を伴にしてくれました。
by coffeeto1 | 2016-06-13 06:00 | 野鳥
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