4月17日の日曜日は、午前中はとても強い風が吹いて、雨も降っていました。この日は、以前からいただいていた野鳥情報がありましたから、出掛けるつもりでいましたが、天気が悪かったのと、その前日が登友会の定例登山で大菩薩嶺へ登ってきたこともあって、体を休めながら自宅待機として、写真の整理などをすることにしました。そういえば、頭髪が伸びています。頭が薄くなったとはいえ、もう2ヶ月くらい床屋に行っていませんから、散髪してくるのが良いタイミングです。午前中に踏切を渡った向こう側の床屋に行ってこようと自宅を出ましたが、雨が降ってきましたから、最近我が家から近いところに開店した1,000円の床屋を利用することにしました。この店は、ポイントカードを発行してくれて、1回の利用につき1ポイントもらえて、12ポイント溜まると1回分が無料になるようです。家族で使えるということですから、これは息子と一緒に利用するとお得になりますね。(^^;;
さて、4月9日に石砂山で撮影した写真の紹介を続けていますが、今回はスミレたちをまとめて紹介したいと思います。最初はこの白い花を咲かせていたマルバスミレです。葉の形が円形であるところが名前の由来でしょうか?
麓の草むらの中に紫色の花を咲かせていたこのスミレは、葉の形状が長くて先端が丸みを帯びた形をしていますから、ノジスミレであると思います。4月2日に来た時にも咲いていましたが、もうそろそろ花期を終えようとしているようです。
こちらのスミレも白い花を咲かせていますが、葉の形は細長い披針形をしています。これは、ナガバノスミレサイシンであろうと思います。ここには、とてもたくさんの花を咲かせていました。
こちらもナガバノスミレサイシンですが、花の色が淡い紫色をしています。朝一番に撮影したものですから、葉の縁の部分に水滴が並んで付いているのがよく分かります。花の色としては、圧倒的にこのうす紫色のものが多く咲いていました。
ここには、ナガバノスミレサイシンの群落がありました。山道を登っていくと、崖のようになった山肌の部分に固まって咲いていましたから、ここにスミレの花畑が作られたようでした。
葉の形が、深く切れ込みが入っていて、スミレの仲間の中では独特の形をしています。これはエイザンスミレですね。花が咲いていなくても、葉の形だけですぐそれと分かります。比叡山にたくさん咲いているのでこの名前が付けられたのでしょうか?
こちらは、平地の街中でも普通によく見られるタチツボスミレです。やはりうす紫色の花を咲かせていますが、葉の根元に托葉というブラシ状の葉が出るのと、花茎の上部に爪のような小葉が出ているところが特徴ですね。
枯れたスギの葉が散り積もっている林床に、タチツボスミレの小群落ができていました。葉の形がハート形で、花期が割合長いですから、よく目にすることができるスミレですね。
散髪を済ませて、頭がさっぱりしましたが、それとともに気持ちもサッパリしたように思います。今日は朝から爽やかな気持ちで出勤することができました。タチツボスミレの写真を見ながら、この花も爽やかさを感じさせてくれる花だと思いました。