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ハジロカイツブリの群れ

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先週末に冬の高原に棲息する野鳥を観察してこようと出掛けてきましたが、そこにはまだたくさんの雪が残っていました。カメラを担いで歩き回るのに、アイゼンを着けたくらいでした。でも、その割に野鳥の方はさっぱりで、成果が上がりません。ガッカリしながら帰りに山野草を観察しようと、毎年足を運んでいる場所へ立ち寄ってきました。そこはすっかり春めいていて、ずいぶん暖かい陽気になっていました。春真っ盛りという様相ですね。その標高差が1,000m近くありましたから、冬と春の季節を一日で経験してきたような感じでした。標高差によりかなりの違いがありますが、何といっても春の暖かさは有難いものです。
さて、今回紹介するのはハジロカイツブリの群れですが、2月21日の日曜日に足を運んだ漁港で撮影したものです。この日も良いお天気に恵まれました。
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話を先週末の冬の高原と山野草の散策に戻しますが、お昼に立ち寄ったお店で大もりそばと野菜天ぷらを頼みました。お店の方から、今の時期、寒晒しそばが美味しいから如何かと勧められました。値段が少し高くなりますが、お勧めであれば食べてみようとお願いしました。ところが出てきたお蕎麦はちょっと水っぽいような感じがして、予想したものとは違っていました。フキノトウの天ぷらがほろ苦くて美味しかったですが、お蕎麦は期待が外れて残念でした。でも、久し振りに山で食べたお蕎麦でした。
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春の訪れを目前に控えたこの日、冬の海鳥観察をしようと足を運んだ漁港では、北帰行に備えて群れを作っているこのハジロカイツブリを見つけました。それにしてもすごい数でした。
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ハジロカイツブリ達の動きを観察していると、水面に浮かんで少しずつ移動しながら、一斉に潜って餌となる魚を獲っているようです。浮き上がったところを見つけてレンズを向けても、早く撮影しないとみんな潜ってしまいます。
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群れの中には、目の後ろ側に金色の飾り羽が出てきている個体も見受けられます。これは、夏羽に換羽を始めているものですが、全部が夏羽に換羽したら見事な眺めでしょうね。
by coffeeto1 | 2016-03-09 06:00 | 野鳥
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