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すぐそこにいたルリビタキ@川崎

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これまでのところ、比較的暖かいお正月を迎えています。都内で生活している者としては、過ごしやすくてとても有難い冬ですが、スキー場では一時雪が降らなくて営業が開始できないということがニュースになっていました。年末に通過していった寒気の影響で、北国にはだいぶ雪も降ったようですから、やっと営業開始もできるようになったことでしょう。でも、雪が降れば降ったで、積もった雪の影響でいろいろな被害が出てしまうことが懸念されます。毎年のことですから困りものなのですが....。さて、今シーズンはどうなることでしょうか。
昨年末に足を運んだ川崎市にある公園では、割合温かい陽気に恵まれて歩いていると汗ばむくらいの状況でしたが、散策路脇の茂みの中にルリビタキが観察できました。
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暖かい陽気のせいもあるのでしょうが、この公園の散策路には、かなりの人が散歩やウォーキングのために通っていきます。野鳥達にとっては、安心して生活できる静かな環境であるとは言えませんが、ここでは散策路の直ぐそばにオジロビタキを観察することが出来ました。
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動きが活発なこのルリビタキは、ひと時もジッとしていません。こちらの茂みからあちらの木の枝へと、とても忙しなく飛び回っていました。ファインダーを覗きながら撮影していると、さてどこへ飛んで行ったものか、後を追うのが大変でした。
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ここでは間近の薮に飛来して、伸びたササの茎に留まってくれました。ちょっと薄暗い環境ではありましたが、OLYMPUSの E-M1 + ED300mmF2.8 + EC14 のシステムは、そこそこにAF(オートフォーカス)が反応してくれますから、動きの速いこのルリビタキの姿を捉えることが出来ました。
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ルリビタキは成鳥になるまで3年を要すると言われています。だから、この状態では♀の個体であるか、♂の若鳥であるか識別することは困難です。ただ、♂の若鳥は翼角部分に青色の羽が出るということですから、ある程度は識別も可能であるようです。
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木の杭の上に留まってくれたルリビタキですが、脇腹にオレンジ色の羽が出ているのが分かります。ただし、これは♂にも♀にもみられる特徴ですが、♂の方がより色濃くハッキリと出るようです。....ということで、全体的に見てこの個体は成鳥♀であると識別したいと思いますが、如何なものでしょうか?
by coffeeto1 | 2016-01-03 06:00 | 野鳥
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