甲斐駒ケ岳の高山植物~その2

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夏休みと重なった旧盆の帰省ラッシュで、どこへ出かけるのも大変な時期ですが、コーヒー党家では既に先週末に避暑旅行へ行ってきましたから、この週末は特に予定がありませんでした。でも、高速道路の大渋滞はあれど、このところ山歩きが面白くなってしまい、自宅にジッとしていられませんから、週末にブログの編集をお休みして、とある山小屋に宿泊しながら山歩きを楽しんできました。(^_^;;
今までは、高山植物や野鳥観察のために山に登っていましたが、先日この甲斐駒、仙丈を制覇して来てから、私の興味は山登りが主目的になってきたように思えます。
ところで、甲斐駒ケ岳で観察した高山植物の紹介を続けなければなりませんが、今回はまず最初にゴマノハグサ科の高山植物です。岩で覆われた登山道の脇に咲いていた、これはヨツバシオガマです。
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ヨツバシオガマは、茎の周りにノコギリ状の葉を4枚輪生しているところから、この名前が付けられています。甲斐駒ケ岳でも、隣の仙丈ケ岳でも、とてもたくさん咲いていて、よく目にすることができました。ここでは、タカネツメクサの花畑の中で、1本だけ花を咲かせていました。
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山に登ると、シオガマの仲間はよく観察できますが、これは他のシオガマの仲間に比べると、1本の茎に咲く花の数が少ないですね。葉の形がセリの仲間のような形をしているところから、セリバシオガマと名前が付けられています。シオガマの仲間で、白い花を咲かせるものは少ないと思います。
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早朝の薄暗い中で撮影してきたため、カメラのISO感度を12800まで上げていました。そのことをスッカリ忘れて撮影していましたから、この写真は画像ソフトでかなり補正しています。ちょっと見にくい映像になってしまいましたが、これはゴマノハグサ科のミヤマコゴメグサです。特に目立つ花ではありませんが、山肌を覆うようにたくさん咲いていました。
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まだ咲いていない花です。蕾が暗紫色をしていて特徴があります。何だろうと思いながら撮影してきましたが、図鑑で確認すると、どうやらクロトウヒレンであるようです。キク科に属する高山植物で、アザミに似た花を咲かせます。
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こちらもまだ蕾のままの花です。高山では、夏の終わりから秋口にかけてよく咲いているトウヤクリンドウですね。上で紹介したクロトウヒレンの蕾とは対照的に、こちらは白色の蕾です。
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これは、北沢峠のクリンソウの群生地の脇に咲いていたバイケイソウですが、比較的標高の高くないところに咲いていました。ユリ科の高山植物ですが、森林限界よりも低いところに生育していたように思います。
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こちらはマイヅルソウであると思いますが、花期が随分遅いことと、葉の形が今まで見てきたマイズルソウの葉の形と違うように思います。名前の由来は、葉の形がツルが羽を広げたような形をしているところから付けられていたはずです。そうすると、私の頭の中にあるマイズルソウと違うようにも思えてしまいますが、如何なものでしょうか?
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さて、こちらは識別が難しいセリ科の花です。でも、初めから識別を投げてしまっては進歩がありませんから、分からないなりに図鑑と睨めっこしていました。....それでもよく分かりませんが、頭花が球状に花を咲かせているところや、葉のつき方、茎の色合いなどからミヤマゼンコではないかと思うのですが、わかる方がいたら教えてください。
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これもセリ科の高山植物です。やはり図鑑と見比べて、悩みながら識別してみたのですが、頭花の形から、オオカサモチではないかと思います。でも、やっぱりこれも自信がありません。
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こちらの花は、雌しべがゾウの鼻のように突き出しているところから、見て直ぐにミヤマホツツジであると分かりました。このように、明瞭な特徴があると、識別が楽で助かります。名前の通り、ツツジ科の高山植物ですね。
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見ての通りシャクナゲの花ですね。これもツツジ科に属します。花弁の色合いから、ハクサンシャクナゲではないかと思います。たくさん咲いていてくれて、楽しませてくれました。
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by coffeeto1 | 2015-08-17 06:00 | 植物 | Comments(0)
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