甲斐駒ケ岳の高山植物~その1

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7月23日(木)~25日(土)までの2泊3日の日程で、甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳に登攀してきました。季節はちょうど高山植物が咲き競う時期になりますから、写真の撮影枚数は知らず知らずのうちに2,000枚を超えてしまいました。その整理がなかなか追いつきません。高山に咲く花の図鑑と首っ引きで、分類整理をしていますが、夏休みに家族旅行へ出かけていたこともあり、分からない種類も多くありますから、その作業が遅れ気味です。とりあえず整理がついたものから順に紹介することとして、まず甲斐駒ケ岳で撮影した高山植物を集めて紹介したいと思います。
始めはこのタカネツメクサです。ナデシコ科に属する高山植物で、岩のゴロゴロする砂礫地帯にたくさん見ることができました。
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こちらはすっかり濡れそぼっていますが、タカネツメクサよりも草丈が長いものでした。同じナデシコ科の仲間の、イワツメクサであろうと思われます。これも、砂礫地帯にたくさん見ることができました。
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花の姿を見て、これはミツバオウレンだと思って撮影してきました。でも、写真を整理しながらよく見ていたら、葉が3枚ではなくて5枚あるんですね。図鑑で調べたところ、同じキンポウゲ科に属するバイカオウレンになるようです。
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このバイカオウレンは、そんなに標高の高くない、樹林帯の中でたくさん観察することができました。薄暗い樹林帯の中では、森に住む妖精のような存在に見えました。
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こちらは、かなり標高が上がってきた尾根道で観察したハクサンイチゲです。この時期の高い山に登ると、どこでもよく見ることができる高山植物です。キンポウゲ科に属します。
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ツツジ科に属する高山植物はたくさんありますが、これはコメツツジになります。気温が低くて厳しい環境に適応するため、普通のツツジのようには大きくなれないようです。写真の花の部分をよく見てください。アリが蜜を吸いに来ていますよ。
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こちらは、どこの山でもよく見ることができるコケモモですね。これもツツジ科に属する高山植物ですが、地面に這うように生育しています。
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コケモモの葉は、少し厚みのある小判形で、その表面には艶がありますね。この花が咲き終わると赤い実をつけてくれますが、甘くておいしいようです。
以前、何年も続けて富士山の奥庭荘へ野鳥観察に行くことがありましたが、その時、コケモモのジャムを買ってくるのが楽しみでした。自宅で作っているカスピ海ヨーグルトに入れて食べると、ちょっと酸味もあって美味しかったですね。
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登山道のすぐ脇にイワカガミの花が咲いていました。5月頃から咲く高山植物ですから、もうじきは終わりでしょうが、この時期にまだ咲き残っていました。これはイワウメ科に属します。
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こちらも山に登ると常連さんのようによく観察することができるゴゼンタチバナです。葉のつき方に特徴があって、花を咲かせる株には6枚の葉が輪状に着きますが、花が咲かない株の葉は4枚です。
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ゴゼンタチバナも、花が終わると赤い実を結実しますが、コケモモと違って食べられるという話は聞いたことがありません。ミズキ科に属する高山植物です。
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大きな岩と岩の間に黄色い花を咲かせていたミヤマダイコンソウです。バラ科に属する高山植物ですが、花の大きさに比べて、葉は10cm以上ありますからとても大きくて、ちょっとアンバランスであると思います。
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by coffeeto1 | 2015-08-16 06:00 | 植物 | Comments(0)
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