人気ブログランキング | 話題のタグを見る

チョウとトンボ@秋ヶ瀬公園

チョウとトンボ@秋ヶ瀬公園_f0330321_23164275.jpg
台風11号の襲来で関東地方でもかなりの雨降りが予想されましたが、海の日に繋がる三連休の初日は朝から日が差して、大変暑くなりました。この連休は涼しい奥日光に篭って、カッコウやノビタキ、オオジシギなどを撮影してきたいと思っていました。でも、初日は台風の影響で雨が残っていますが、二日目からは絶好のお天気が期待できそうです。初日は移動日と割り切って、ゆっくり出掛けるに越したことはありません。高速道路の渋滞を避けるにも都合が良いところです。午前中は自宅で片付けものなどをして、汗びっしょりになりましたが、昼前には出発することができました。
今、奥日光に到着していますが、案の定、雨に降り込められています。これは予定通りですから、車中泊の支度をしながらこの書き込みをしていますが、外気は20度を下回っていて、涼しい環境で極めて快適です。
6月最後の週末は、土曜日が雨になってしまい何処へも出掛けられませんでした。日曜日は朝から天気が良くてアウトドア日和でしたが、遠出ができなかったので、近場の秋ヶ瀬公園に行って、ゼフィルスと呼ばれているミドリシジミを撮影することにしました。
チョウとトンボ@秋ヶ瀬公園_f0330321_23165266.jpg
ミドリシジミの♂の翅の表面は金属光沢のある緑色で大変美しいチョウですが、翅を広げた♂の姿を見つけることはできませんでした。僅かに翅を広げたこの個体は♀になります。
チョウとトンボ@秋ヶ瀬公園_f0330321_23165819.jpg
昨日の雨模様と打って変わり、この日は朝から晴天で気温はグングン上昇しました。とても日向にはいられませんから、日影伝いに移動して観察しています。
チョウとトンボ@秋ヶ瀬公園_f0330321_2317490.jpg
ゼフィルスというのは、ラテン語で西風を言うのだそうですが、何故このミドリシジミがそう呼ばれているのか私には分かりません。今回は撮影できなかったのですが、あの♂の綺麗な翅を見たら、西風の妖精と言ってもおかしくないものだと思います。
チョウとトンボ@秋ヶ瀬公園_f0330321_23172172.jpg
秋ヶ瀬公園の羽根倉橋に近いピクニックの森を散策しましてきましたが、気温が上がり日向を歩いていられません。日影を求めて森の中を歩いていたら、林間を舞うこのイチモンジチョウを見つけました。
チョウとトンボ@秋ヶ瀬公園_f0330321_23172748.jpg
木漏れ日の当たる葉の上で、翅をを広げて留まってく!ました。名前の由来になっている、翅の中央にある一条の白帯が良く分かります。
チョウとトンボ@秋ヶ瀬公園_f0330321_23174825.jpg
ピクニックの森の中には、小さい池がいくつもありますが、ここはトンボたちの遊び場になっていたようです。枯れ木の枝先にコシアキトンボが留まってくれました。
チョウとトンボ@秋ヶ瀬公園_f0330321_2318244.jpg
コシアキトンボは、腹部の付け根の腰の辺りが白色で、体全体を見るとそこだけ空いているように見えることから、この名前が付けられたものと思います。
チョウとトンボ@秋ヶ瀬公園_f0330321_23183330.jpg
こちらはどこでも良く見ることができるシオカラトンボです。灰色の体を見ると間違いなく識別できそうですが、よく似たシオヤトンボとの識別が難しそうです。
チョウとトンボ@秋ヶ瀬公園_f0330321_2318526.jpg
胴体だけでなく、目まで真っ赤なトンボです。これは誰でも良くわかるショウジョウトンボですね。飛んでいる姿も綺麗です。
チョウとトンボ@秋ヶ瀬公園_f0330321_2318595.jpg
翅は透明ですが、付け根の部分に褐色味があります。ここでは、枝先に止まろうとしていたら、コシアキトンボが追い払うような行動を見せていました。
チョウとトンボ@秋ヶ瀬公園_f0330321_23192111.jpg
ピクニックの森のまさに日影にいたヒカゲチョウです。日影という名前に似つかわしくない、なかなかスッキリした姿をしています。
チョウとトンボ@秋ヶ瀬公園_f0330321_23193566.jpg
こちらは、そのヒカゲチョウですが、日向の葉の上に留まったところです。日影に留まった上の写真と比べると、ずいぶん色合いが違って見えます。
チョウとトンボ@秋ヶ瀬公園_f0330321_23195310.jpg
割合小さめのチョウでした。シジミチョウの仲間かと思って撮影したのですが、確認したところタテハチョウ科のヒメウラナミジャノメでした。
by coffeeto1 | 2015-07-19 06:00 | 昆虫
<< 虫たちの森@秋ヶ瀬公園 西天狗岳~唐沢鉱泉@八ヶ岳 >>