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休耕田のマミジロツメナガセキレイ@稲敷

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暦は早くも2月に入り、日足が伸びて来たのが実感できるようになってきました。我が家では、カミさんに急かされて 「鬼は外、福は内」 と大きな声で豆まきをやりましたが、後から豆を拾い集めるのが大変です。
テレビを見ていたら、セツブンソウの開花についての話題が放送されていましたが、もうそんな季節になったのですね。スプリングエフェメラルを始め、たくさんの花が開花してくれるのはもう間もなくです。また、山に登って色々な山野草を観察するのが楽しみな季節の到来ですね。
🎵 春よ来い、早く来い....🎶 あの山、この山と、咲いている花の姿を思い浮かべながら、子供のように指折り待っている今日この頃になりました。
まだまだ寒い日が続きますが、野鳥の仲間は元気です。寒さをものともしないで飛び回っていますから、こちらも縮こまっているわけにはいきません。先日、遠征先で車中泊をしていたら、マミジロツメナガセキレイが出ているという情報が飛んできました。全く方向違いの場所でしたが、遠征先ではあまり成果が上がらなかったので、急遽大転進して情報の場所へ行ってみることにしました。そこでは、マミジロツメナガセキレイだけでなく、たくさんの野鳥を撮影することができました。転進したのが大正解でしたから、今回から何回かに分けて紹介することにします。
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それにしても、早朝の120kmを超える長距離運転は大変でした。前日の探鳥では、かなり意識的に歩き回ったこともありましたが、愛車のインターナビで目的地をセットしたところ、高速道路を利用せず、一般道路だけを通る道を指示してきました。日曜日の早朝だし、道路もそんなに混雑していないでしょうから、こんな経路を指示したものと思いますが、高速道路と違って平場の長距離運転は本当に疲れました。
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現地に到着したところ、既に数台の車が駐車していましたから、私もその車列に続くように駐車しました。目の前の休耕田を車内から観察していましたが、ハクセキレイのほかにタカブシギやツグミ、タヒバリくらいしか見つかりませんでした。でも、少し粘っていたら黄色っぽいセキレイが飛来して、休耕田の中に降りたのを見つけました。もしやと思って双眼鏡で確認すると、これがマミジロツメナガセキレイであったのです。慌ててカメラ (300mmF2.8+1.4倍テレコン) を構えて、を手持ちでしたから、窓枠に乗せて撮影を開始しました。
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あまりジッとしていてはくれません。短い滞在時間の間に、撮影できた枚数は、そんなに多くありませんでした。かなり精力的に動き回ってくれて、草の影に見え隠れしますから、ピントを合わせて撮影するのが難しいったらありません。周囲の草にAFが引っ張られて、なかなか合焦してくれないのです。こんな時って、とてもストレスが溜まりますね。(^^;;
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何とかピントが合ってくれたカットだけを拾い出して、ここに紹介しているわけですが、これらの写真を通して、背面が緑味がかった暗褐色であり、眉斑と喉が白いこと、脚が肉色ではなく黒いことなど、マミジロツメナガセキレイの特徴は確認できると思います。
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ツメナガセキレイの仲間についてちょっと確認してみました。この仲間は繁殖する地域によって、何亜種にも分類されているようですが、このマミジロツメナガセキレイは、カムチャッカ半島や千島列島及びその周辺を繁殖地にしている亜種であるとのことでした。
by coffeeto1 | 2015-02-04 06:00 | 野鳥
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