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漁港にいたイソヒヨドリ@銚子

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今、職場への通勤時間は1時間弱ほどですが、この時間によくガムを噛んでいます。ここ何年もこの習慣が続いているのに、何故そんな習慣がついたのか、うまく説明できません。若い頃、何回も禁煙に失敗していましたが、20年近く前の入院をキッカケに止めることができました。その頃は、禁煙のためにガムを噛んでいた訳ではありません。以前、テレビを見て、キシリトールが虫歯予防に効果があると知ったことも、習慣づいた要因の一つであったような気がします。子供の頃、虫歯治療のため何回も歯医者へ通院しましたが、痛い目にも遭ったので、虫歯予防が一つの願望になっていたのかもしれません。今でこそ、毎食後歯磨きをする習慣が身についていますが、その頃に、キシリトールで虫歯を予防しようと噛み始めた気もするし、通勤電車に座っている時間が長くて暇つぶしに噛み始めた気もします。
今では、緑色のクロレッツをいつもポケットに入れていて、車にも円筒ケースに入ったものを常備しています。勿論フィールドでも習慣化していて、この写真を撮る時も、噛んでいたかもしれませんが、そんな事を思いながら今回は、銚子漁港で観察したイソヒヨドリを紹介します。
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銚子漁港の岸壁の上を、野鳥を探しながらゆっくりと車を走らせていました。すると、20mほど先にある、船を係留する大きな鋲の上に留まっていた、ツグミの仲間を見つけました。イソヒヨドリだろうとゆっくり近づいてみたところ、逃げ去ることもなく間近から撮影させてくれました。
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岸壁からすぐ間近に撮影できたのは、♀の個体だけでしたが、少し離れた場所でこの♂の個体も撮影することができました。今回紹介することができる、唯一の♂の個体です。
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イソヒヨドリは♂と♀ではその羽衣が全く異なります。野鳥観察を始めたばかりの頃、谷津干潟で初めてイソヒヨドリの♀を観察したのですが、その時にはこれがイソヒヨドリであろうとは、思ってもみませんでした。
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イソヒヨドリの♀は、顔面からの体下面に黒褐色のウロコ模様が広がっていて、♂とは全く異なる羽衣をしています。また、この♀の個体は、背面に注目すると肩羽の周辺に青色味が感じられます。♂は上面全体が青色をしていますが、♀の個体はこのように肩羽と腰の部分に、僅かに青色味が出るのが特徴であると思います。
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イソヒヨドリの生息環境は主に海岸周辺が中心ですが、大陸では砂漠地帯や岩場などを中心に生息しているようです。繁殖期以外の今の時期は♂も♀も縄張りをもって生活しているということです。
by coffeeto1 | 2015-01-19 06:00 | 野鳥
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