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カケスの栗拾い@宇都宮

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山登りの好きな仲間が集まって、登友会というグループを作っています。毎月の定例登山のほか、誘い合わせていろいろな山へ登ったり、飲み会を開いて盛り上がることなどを楽しみにしています。先月の例会では、奥秩父の両神山(標高1,723m)へ登ってきましたが、その結果は近々ここで紹介したいと思います。
みんなと一緒に山登りをすることはとても楽しいのですが、年とともに疲れと冷え込みが重なると、太ももを攣るようになりました。山で足を攣って他のメンバーに迷惑を掛けたら申し訳ないので、今は毎日、利用する電車を3駅前に降りて、約30分歩いて通勤し、1日10,000歩以上歩くことを心掛けているほか、職場に置かれているコーヒーサーバーで、お気に入りのカフェ・ラテのボタンを押して Take の表示が出るまで、その場で20回以上のスクワットを、ノルマとして自分に課しています。初めの頃はこれがとても大変でしたが、最近では楽々こなすことが出来るようになりました。その成果が出たのか、先日の両神山は何とか登頂してくることが出来ました。11月の例会では、山梨県の笠取山(標高1,953m)に登って、お昼は鍋をやることになっていますから楽しみが膨らみます。
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10月最後の週末は、お天気に恵まれましたから、宇都宮市近郊の長岡丘陵をのんびり歩いて、秋を満喫してくることにしました。川沿いの散策路を歩くと、山の斜面にはとてもたくさんの栗が落ちていて、そこで動く鳥影を確認しました....カケスです。大きな栗の実を咥えていました。ドングリを食べることはよく知っていましたが、こうして栗拾いもするところを見るのは初めてです。秋の恵みの栗拾いは、人間だけの楽しみではなく、カケスにとっても大事な食糧源となっているようです。
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全長33cmのカケスは、カラス科に属する野鳥ですが、黒色一色のカラスの仲間の中では、このカケスやオナガなどは異色の彩りであるといえます。頭部は白くて黒い縦斑が入っている胡麻塩頭で、首から背面にかけては赤紫色を帯びた暗褐色です。
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特に目を引くのは、次列風切羽の基部にある美しい羽の模様です。ここは青色、黒色、白色が縞状に横斑をつくっていますが、遠くからでもよく目につきます。また、腰の部分が白色ですが、飛翔している時はこれがとてもよく目立ちます。
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カケスの鳴き声は、ジェイ、ジェイとややしわがれたような声ですが、他の鳥の鳴きまねもするようです。止まっている時ばかりでなく、飛翔中でもよく鳴いているところを観察できますね。英名の Jay はこの鳴き声にその由来があるということです。
by coffeeto1 | 2014-11-07 06:00 | 野鳥
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