ムギマキ天国@戸隠

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戸隠森林植物園で野鳥観察をするようになって、もう何年にもなりますが、初めの頃は渡って来た夏鳥を観察することが目的で、ゴールデンウイークの前後に足を運ぶことが殆どでした。ところが、秋の渡りの時期にもたくさんの野鳥を観察できることを知り、秋にも出掛けるようになると、割合遅い時期にムギマキが渡っていくことを教えてもらいました。春の渡りでは観察することが難しい鳥ですから、何とかこれを観察しようと、10月の好機を捉えて何回か足を運んでみたのですが、その最盛期にはなかなか当たりません。一昨年前に初めてムギマキの撮影をすることができましたが、同じ頃合いを見計らって足を運んだ昨年は、空振りに終わってしまいました。それではと、今年は訪問する時期を更に遅らせてみたところ、今回はたくさんの写真を撮影することが出来ました。ムギマキってこんなにたくさんいたんだ。自分でも驚くほどの成果が出て、戸隠がますます好きになってしまいました。
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ムギマキは秋の終盤、ツルマサキの実が赤く実る頃、これを啄ばみにやって来ます。それも、今回は何羽もの群れでやって来てくれました。
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ところが、このムギマキは数羽の群れで飛来しても、とても忙しく動き回ります。なかなかファインダーに入ってくれません。上手く入れることが出来ても、オートフォーカスで合焦させるのがじれったくなるほどで、直ぐに移動してしまいます。私の撮影技術が未熟ですから、ピンボケ写真と鳥の写っていない写真の山を作ってしまいました。
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ツルマサキの実を啄んだ後、直ぐに葉陰に入って少し休んでくれますが、そこが撮影のチャンスです。でも、葉陰に飛び込むと姿が見にくくなってしまいますから、なかなかシャッターチャンスに恵まれません。
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ここでは、♂も♀もよく姿を見せてくれました。でも、撮影するのに苦労させられたのは、日の当たる場所と日陰が極端で、露出調整がとても難しい作業になりました。
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このツルマサキの樹は、森林学習館のあるみどりが池から中央広場へ続く木道のすぐ脇にありました。ロケーションがとても良かったので、木道の上には縦一列に30人ほどのカメラマンが行列を作っていましたから、観光などで来ていた人はさぞかし驚いた(迷惑した)ことでしょう。撮影するときは、通行人の迷惑にならないよう、細心の注意が必要ですね。σ(^_^;)
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このツルマサキの樹は、ムギマキばかりでなくキビタキやコゲラもよく飛来していました。赤い実はかなり食べられていました。森林植物園の中のほかのツルマサキの樹には、ビッシリと赤い実が付いているのにです。何故か分かりませんが、この樹は野鳥達にとても人気があったようです。
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さて、こちらの個体ですが、胸からお腹にかけてかなり白っぽく見えますから、一見するとキビタキではないかとも思えました。でも、喉の部分にオレンジ色の羽が見えることと、背面にオリーブ色味がなく茶褐色であるところから、ムギマキであろうと思われます。また、雨覆いの先端に白っぽい羽縁が顕著に認められますから、これは幼鳥ですね。
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こちらは、顔面から頭部、背面が黒褐色で、喉から腹にかけてオレンジ色が目立ちます。眉斑は眼の後方だけに認められるところから、ムギマキ♂の成鳥であると思われます。雨覆いに白い羽が出ているところが、白斑のようによく目立ちますね。
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ムギマキ♂の個体の背面がよく分かる状態で撮影できましたが、三列風切の外縁が白いことがよく分かります。また、尾羽の外側の基部が白色であるということも、この写真を見るとよく分かりますね。
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by coffeeto1 | 2014-10-29 06:00 | 野鳥 | Comments(2)
Commented by メビ at 2014-10-29 07:05 x
おはようございます。
私は24日に行って来ました。
2カ所で撮りましたが、両方とも良く出てくれました。
土日はカメラマンが多いだろうなーと思いましたが、やっぱりでしたか。
木道の半分は空けて置かないとね~
Commented by coffeeto1 at 2014-10-29 20:20
メビさん、お久し振りです。
やはり戸隠まで出掛けていたのですか。
いつもメビさんの観察力と、撮影技術の高さには感心しております。また、いろいろ教えてください。
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